ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

カンボジアから国際線飛立つ ベトナムと台湾に繋がった 非ウィルス旅行圏

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プノンペンから国際線飛立つ 海外旅行はベトナム、台湾に繋がった ウィルス即時検査が切り札

2020/05/11 15:20

 カンボジアの翼、アンコール航空、チャイナエアラインそしてエバー航空の各社は、プノンペン空港発着のフライト飛行を今月から再開した。ホーチミン台北各空港へ向けて中国人のための空路が開いた。日本人もプノンペンに辿り着けば諦めていた旅行ができる。

しかし、各国とも警戒感を緩めておらず、以前の様な旅行は期待出来ない。


また、プノンペン発着に限っては、カタール航空キャセイパシフィック、タイ航空、エミレーツの各エアラインも、6月~7月に再開予定。


 搭乗時にウイルス即時検査が義務づけ

エミレーツ航空が試験的にやっていた即時検査。

3日以内の非感染証明書が条件とか面倒なことはなく、その場で検査される。

指先を針で突いて血液検査する。詳細は下段。結局、2週間の隔離措置は旅行者には敬遠されるので、国際線を再開し観光客を呼び込むためには、

この方法が国際スタンダードになりそう!


その前に、カンボジア入国にハードル

どうしてもカンボジアへの渡航を希望する場合、以下の条件をクリアする必要があります。

海外のカンボジア大使館・総領事館等で、事前にビザを取得
渡航72時間前までに、日本の保健当局から「新型コロナウイルスに感染していないことを証明する診断書」を取得
補償額が5万米ドル以上の保険証書を提示(カンボジアでは現地通貨のリエルと同時に、米ドルが普及しています)
入国時に健康診断やスクリーニングを実施し、その結果として強制隔離や検疫、その他カンボジア保健省の指示を遵守

中国人がたくさんやって来ているのでそれほど苦行でなさそうという評判。



ベトナムの翼が飛立つ


国際航空便の段階的な再開を、運輸相が要請
ベトナムのグエン・バン・テー運輸相は6日、運輸省民間航空局(CAAV)に対し、新型コロナウイルス感染症のまん延を受けて停止している国際線の段階的な再開を検討するよう要請した。専門家や公人の往来から再開させたい考えだ。ベトナム国営通信(VNA)が7日に伝えた。 


即時検査は指先から血液

20ー40分で完了

ドイツのPharmact AG社が、血液2滴の採取で済む新型コロナウイルスSARS-CoV-2)迅速検査キットを開発しました。臨床現場ですぐに結果が分かる即時検査です。指先から血液を2滴採取し、20分で血液中の免疫グロブリンM(IgM)とIgGを検知して感染を判断できます。信頼性も実証されており、新型コロナウイルスが拡大する欧州での高い需要が見込まれています。