タイ 中国と韓国を感染危険対象国から除外 保健相が提案 非ウィルス旅行圏動き出す
タイ政府筋によると、5月8日、アヌチン保健省は、中国と韓国を武漢ウイルスの感染危険地域の対象から除外する事を、CCSA(コロナ対策担当センター:Thailand’s Centre for COVID-19 Situation Administration)に提案した。
観光産業で成り立っているタイにとって、観光客を呼び戻したいのは切望を超えて悲願。欧米やロシア、インド、アラブからの観光は今後1年を経過しても望めそうない。
そした中、コロナ禍をやり過ごした2つの国を呼び込むことに政策を切った。
ただ、地方ではもたつきがあり、パタヤビーチでは海岸でパーティを開いていた多国籍のファランが警察に注意を聞かず騒いだため、逮捕し映像を流した。そして、ビーチは入域禁止とするテープを張り出した。
これは7日の事件で、中国人、韓国人のタイ入国をすんなり受け入れるには、まだ、数段階のステップが必要。
一気に14日間の検疫期間を撤廃するには、時期早尚とするか、それとも、自主的隔離にするか、論議されそう。しかし、このアジア2国はすぐ隔離なしになる。そうしないと、観光地には来ない。
タイのホテル経営者だけでなく、航空会社、レストランチェーン、ショッピングモール、コンドミニアムのオーナーなど赤字続きの危機的状況の中、売りたくても購入希望者がいないのが現実。
その中で唯一の選択肢が中国人の旅行客の再開。
これが実現すると、東南アジアではタイの動向をどの国も一つの指針にしている事から、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ベトナムが追随する。
これが本誌がスクープした「非ウィルス旅行圏」が動き出さざるを得ない背景をずっと追ってきた理由である。
仕事がなくなり帰国したカンボジアの9万人出稼ぎ労働者。5月までミャンマーに帰国せずタイで頑張りホームレス寸前まで追い詰められた数万のミャンマー、ラオスの人々。
すでにタイの一般家庭が苦しい状況にあるのに、
政府が警察と軍を盾に、ロックダウンを続ける事は次第に無意味になりつつある。
パタヤの長期滞在ホテルなどは一泊1000円になっており、さもなければfor Sellだ。
東南アジアの経済再生は中国に任されていると言っても過言ではない。
タイのこの感染危険対象国からの除外は2ステップで6月過ぎに、世界が2分されて動きす事に日本人やって気づくのだろうか?
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