新型コロナウィルス感染が遂にアラスカ、グリーンランド、フォークランドなど世界の果てまで達した。山岳都市国家ネパール、ブータンにも満遍なく拡散。あとはカムチャッカと南極を残すのみに。
これを商機と捉えてマスク転売業者が横行して、いつまでも必要な人に届かない。
ドイツが発注したマスクが輸送のトランジット中に転売業者の手に落ちる!
ドイツ信じ難い量のマスク必要
ドイツのショルツ副首相兼財務相は5日、新型コロナウイルス対策としてマスク購入措置を強化すると述べた。ZDFで放映されたテレビ番組で語った。
副首相は「われわれは信じ難い量のマスクを必要としている。マスク調達に全力を尽くす。それが現在の方針だ」と述べた。
米国も躍起
マスクについては米国も調達強化の動きに出ており、契約を結んだ他国よりも高い価格を払って買い占める「ワイルド・ウエスト」(無法で粗野な米国開拓時代)戦略を取っているとの不満が噴出している。
事件国際間で勃発
3Mは5日、中国工場からドイツの警察向けに出荷される途中の同社製品が米当局に差し押さえられた、との報道を否定した。
トランプ政権の圧力に屈した模様だ。
タイでも中国出稼ぎ人逮捕
タイのパタヤ ジョムディエンのマンション。パタヤ警察が通報を受けて摘発に動いた。
中国人が室内に信じ難い量のマスクを積み上げていた。ネットに出品して渦中に稼ごうと躍起。
タイではすでにこうなると、
国民にマスクが行き渡らなくと予想し、犯罪行為として、摘発することに。
ここでも中国人はマスクを大量に買い占めて、中国のオークションサイトで入り捌き2000万円(粗利)をあげた。得意そうに語っている。商売が上手だと自惚れているのだろうかー。
国を出て稼ぐ中国人はこんな人種がいる。
日本のスギ薬局の朝
毎朝の恒例の風景。
マスクの買い出しにマスクして顔が判らないに帽子やフードをかけた胡散臭そうな男と中国人らしい浮いた柄の普段着の女たち。
いったいいつになったら、取り締まってくれるのだろう?
彼らのせいであるはずのマスクがない。
しかも、これから世界中で需要が信じられない規模に拡大している。空恐ろしいほどの市場なのだ。
米国自国第一主義
インドは新型コロナの検査キットの輸出を減らした。医薬品や人工呼吸器、マスク、防護製品の一部については既に輸出を禁止している。
トランプ米大統領は米複合企業3Mのマスク供給問題で、カナダや中南米より米国内を優先しろと荒っぽい要求を突き付けた。3Mは抵抗し、誰もがそうした行動をすれば、最終的に皆が困ることになると指摘した。
米国は医薬品、特にワクチンでは輸入超過。既に似たような取り合いはドミノ倒し的に起きている。
インドは屈した
米トランプ大統領がゲームチェンジャーと表現するクスリ。インド人の患者に回らなくなる恐れから輸出禁止品目として、規制に踏み切った。
しかし、米国が報復措置を取ると圧力をかける。
仮想通貨並みの商機
薬と食糧に世界的な争奪戦が始まっているのに、日本の国会議員たちは気づかない。
菅官房長官は7億枚発注したというが、なんとも他人事のような鷹揚な話。
世界で何が起きているのか気づかない。
品薄はいつまでも続く!