中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」について、パタヤでも閉鎖命令により失業者が多く溢れ、治安が悪化しています。
そのような中で、パタヤ警察署のKhemmarin Pissamai署長は住民に、タイ語、英語でのメッセージを出しました。
Khemmarin署長から、パタヤに居住されている外国人の方に、英語版メッセージを伝えて欲しいという要請もありましたので、PJA NEWSでは以下にパタヤ警察署のKhemmarin Pissamai署長からの英語メッセージの全文の日本語訳を作成し、以下に掲載します。
(パタヤ警察署Khemmarin署長からのメッセージ:日本語訳)
COVID19危機により、多くのビジネスが閉鎖され、多くの店は営業も販売も出来ず、街には失業者が溢れ、多くの人々は生活のためのローンの返済や家賃、食費などの生活費にお金が要るのに、日々の収入も得られない状況となってしまっています。これは社会全体に影響を与えています。
人々が皆、誰にも先が見えない中で、マスクをして歩くのを、警察官は24時間体制で道路でウイルス検査を行っています。これは非常に危険度の高い仕事です。
現在、この状況下において銀行や金行(金の販売店)、コンビニに武装した犯人による強盗事件が増加しています。
これらの犯罪はパタヤ市内にも犯罪が広がってきており、私の責任範囲へ及んでいます。
私は、パタヤ警察署を監督する署長として、このような犯罪にパタヤ市が襲われる事は絶対に許しません。
現状のような困難な状況下にあっても、それは一切変わりません。
どれほど危険な業務で、どれほど疲労がたまっていようとも、パタヤ警察署の全警察官は自身を犠牲にして、パタヤ市の市民の生活と安全を守ります。パタヤ市が通常の状況に戻り、また世界的な観光都市として、平和な皆の調和が回復するまで。
パタヤ市は、また回復します。私たちが力を合わせ、それを成し遂げるのです。パタヤを、また平和で栄えた街に!
2020年3月29日
パタヤ警察署長
Khemmarin Pissamai警察大佐