中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の死者は、同省で前日から37人増え中国で170人となった。30日午前0時(日本時間同1時)時点の中国政府の集計によると、患者は1737人増え7711人(うち1370人が重症)。チベット自治区でも初めての患者が確認され、感染は中国全土に拡大した。感染が疑われる例も1万2167人と、初めて1万人を超えた。
ピークは1週間後
同ウィルスの感染は1週間後の2月6日ごろピークを迎えるものと予想される。さらに感染規模は広がる見通し。旧正月を祝う中華系民族の大移動は感染被害の阻止を困難にしている。
Bangkok
写真は新型ウィルスで封鎖都市と化した武漢
経緯
新型肺炎は野生動物を売っていた武漢市の生鮮市場から始まっている。
12月26日には上海からウイルスのサンプル検査をするチームが武漢入り。
その結果、新型コロナウイルスであることは今年1月5日には判明していた。ネットには次から次へと恐怖が訴えられ、12月31日には大きく報じられていた。
それでも両会を知らぬ顔をして武漢で開催したのは湖北省だが、その間、「何も起きていません。問題は解決しています」と「上に」報告してきたのは武漢市長。
そしてこの盛大な「万家宴」を催して偽装工作をしていたこの日に、中国工程院の院士である鐘南山が武漢を視察し、その足で北京に引き返して習近平国家主席に報告した。
この不手際がウィルス拡散を防げなかった要因の一つにあげられる。
ベトナムで感染患者 助かる!
父子はチョーライ病院に入院。検査の結果、いずれも新型コロナウイルスに感染していたことが確認された。父親から感染したものとみられる息子は29日の時点で完治しているが、引き続き経過観察を受けている。
一方の父親は、新型コロナウイルスの検査で引き続き陽性反応が認められているものの、症状は改善している。Li Dingさんは、高血圧、糖尿病、冠状動脈性心臓病、肺がんを患っており、免疫力の低下から、もともと体調が悪かった。
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