ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

ミャンマーで軍事クーデター❗️国軍最高司令官が政権奪取❗️

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政権を奪取したミン・アウン・フライン最高司令官 再総選挙後、勝利した政党に移譲すると発表!



 ミャンマー国軍は1日昼、非常事態を宣言した。国軍は現政権が、国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官に「移譲された」とし、政権を奪取したと発表した。



総選挙のやり直しを命令❗️

勝利した政権に政権移譲を声明で発表


ミャンマー国軍は1日、国軍系テレビ放送を通じ、非常事態宣言の解除後に「(軍政下で制定された)2008年憲法に基づき、自由で公正な、複数の政党による総選挙を実施する」と声明を発表した。

「勝利した政党に政権を委譲する」と語った。2020年11月の総選挙(上下院選)の結果を無効とし、やり直す考えを示した。国軍側は非常事態宣言の期間を1年とした。




ミャンマーの与党国民民主連盟(NLD)の広報担当者は1日、アウン・サン・スー・チー国家顧問とNLD幹部が拘束されたことを明らかにした。大統領が拘束されている。また、通信も遮断され、軍部によるクーデターが起こった。


 国軍は1日昼、非常事態を宣言。国軍は現政権が、国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官に「移譲された」とし、政権を奪取した。 ミャンマーでは、NLDが地滑り的勝利を収めた昨年11月の総選挙を巡り、政府と国軍の対立が激化していた。国軍は選挙で不正があったと主張。1日は選挙後初めて、議会が召集される予定だった。 NLDの広報担当者はスー・チー国家顧問、ウィン・ミン大統領、その他幹部が「拘束された」と述べた。 「国民には早まった反応は控え、法に則り行動することを求める」と語り、自分自身も拘束されるという。 1日未明時点で首都ネピドーは電話がつながらない状態となっている。


今回のクーデターは、国軍トップのミン・アウン・フライン最高司令官により、政権を剥奪する事で、民主化はさらに遠のいた。



クーデターの深刻さは現時点では不明


ミャンマーでは、去年11月、5年に1度の総選挙が行われ、NLDが改選議席の8割以上を獲得して圧勝した一方で、旧軍事政権の流れをくむ野党が大きく議席を減らした。

この総選挙をめぐって、ミャンマーの国軍は、有権者名簿に数百万人に上る名前の重複が見られるなど、多くの不備や不正があったと訴え政府や選挙管理委員会に対して調査や対応を迫っていた。

1日からの総選挙後初となる議会の開会を前に、31日夜も「このまま次のステップに進むべきではない」などと声明を出していた。



ミャンマー軍は1年間の緊急事態宣言を発令し、この間、軍による直接統治が行われるとみられる。

今後の展開については予断を許さないが、軍がUSDPを通じて実質的に支配する構図。

 スー・チーらNLD幹部を厳罰に処せば国民からの反動が大きいため、自宅軟禁などで拘束する公算が高い!



中国の影響力がさらに増す 


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中国にとってミャンマー天然ガスやルビーの生産国であるだけでなく、陸路でインド洋に抜けるルート上にもあるため、積極的な進出を進めてきた。

 2010年の民主化と前後して経済制裁は解除され、ミャンマーは再び大手を振って先進国とも取引できるようになった。

それ以来、ミャンマーは「東南アジア最後のフロンティア」として先進国からの投資が相次ぐようになった。






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