バンコク若者の変死11人
国境封鎖でケタミンが入手出来ず
新型違法薬物が出回る
調合犯 ルパンTaiwan 逮捕される
バンコクホテルの一室で1月10日、パッポンのゴーゴーバーで働くダンサー(タイ人女性22歳)が床で仰向けになって死亡しているのが発見された。既報
女性の遺体は死後数時間が経過していて、鼻に粉状の粉末が付着していた。
女性の恋人とみられる男性も同じ室内のベッドで意識不明の状態で発見され病院に搬送された。
部屋には粉状の薬物が残されていた。
6人は即死だったと専門家は見ていた❗️
相次ぐ薬物による死亡事故
バンコクでは年明け以降、こうした若者たちの薬物による死亡事故が相次いでいる。1月10日以降、7人の死亡が確認されたほか、10人以上が病院に搬送され治療を受けている。いずれも白い粉状の薬物を服用したことが原因とみられている。
K ノムポンまたは
キラーカクテル
このドラッグは、タイで「K(ケー)ノムポン」と呼ばれる違法薬物で、連日、地元メディアで取り上げられている。
Kは麻酔薬ケタミンの「K」、「ノムポン」とはタイ語でミルクの粉という意味を持つ。この粉ミルク状のドラッグは主に鼻から吸引して使用される。
タイ警察病院が成分を調べると粉末にはケタミンだけでなくヘロインや合成麻薬MDMA(エクスタシー)、睡眠導入剤のミダゾラムが含まれていた。
最大の謎
私が追っていた犯人とは❓
いったい誰が調合したのか?
カセサート大学教授は即死だと言う
カセサート大学教授によると覚醒剤や別の睡眠導入剤が混合されている種類のものも出回っているという。「Kノムポン」は様々な薬物をブレンドしたことで毒性が増したとみられ、死亡した7人のうち6人は服用後に即死したと考えられている。
新型コロナ拡大による国境封鎖が影響
こうした混合ドラッグは2020年以降、バンコク市内で急速に広がり始めた。その理由の一つに、新型コロナウイルス拡大による国境閉鎖が影響しているとの見方がある。
タイでは麻酔薬ケタミンが広く乱用されていて取締の対象となっている。そのケタミンの多くは隣国ミャンマーから密輸されている。
ところが新型コロナウイルスの感染拡大で隣国との国境管理が厳しくなったためケタミンの密輸量は減少し、従来と比べて入手困難になってきているという。
ドラッグディーラーは不足するケタミンを補うため、別の薬物をブレンドした新しいドラッグ「Kノムポン」を開発し、1グラム400~500バーツ(日本円で1400~1700円ほど)で密売しているとみられている。
また、複数の薬物を混ぜることでケタミンの効果を高める目的もあったとみられる。
タイでは近年、若者を中心にドラッグが蔓延していて社会問題となっている。こうした状況下で毒性が高いドラッグが出回ったため、相次いで死者が出る事態となった。タイ警察は1月13日までにドラッグを販売していた疑いで23歳の女など3人を逮捕していて、ドラッグの生産元や流通経路の解明を急いでいる。
タイのテレビ報道によると、13日午後7時ごろ、バンコク都ワントンラン区のアパートで麻薬を摂取して倒れた人がいると警察に通報があり、現場にかけつけた警官らがアパートの一室でタイ人の男女3人が倒れているのみつけた。
このうち男性1人(27)と女性1人(30)は死亡が確認され、意識不明の女性が病院に搬送された。
死亡した男性と意識不明の女性は事実婚の夫婦で、子どもが3人いた。
バンコクでは最近、ケタミン、覚醒剤などを混合した新種の麻薬を摂取したとみられる人が相次いで変死していた。警察は今回の事件もこの麻薬が原因の可能性があるとみて捜査している。
タイ政府は新型コロナウイルスの流行によって生活に影響を受けた人への支援を決めましたが、市民からは「不十分」だと反発の声が上がっている。
タイ政府は新型コロナ対策として人口の半数に近い約3100万人に2カ月間で合計7000バーツ、日本円で約2万4000円の給付を発表した。
しかし、支援金額が少ないことや給付を受けるための手続きが複雑だとしてバンコクで22日、市民による抗議デモが行われた。
抗議デモ参加者:「アプリの使い方なんて分からないし、週明けには電気も水道も止められてしまう」
タイでは先月、バンコク近郊で新型コロナのクラスターが発生したことをきっかけに、各地でバーや観光地の閉鎖が続いる。
製造者
ルパンタイワン逮捕される
タイ警察は2021年1月25日、「ヤーケーノムポン」を製造販売したとして、バンコク都内アソークのコンドミニアムに住む「ルパン台湾」と呼ばれる台湾人の男(38歳)を逮捕した。
台湾人の男の部屋には、大量のケタミン、ヘロイン、アイス(覚せい剤の結晶)、エクスタシー、睡眠薬があり、台湾人の男はそれらを独自のレシピで調合して、「ヤーケーノムポン」を製造したと特定。
警察によると台湾人の男は2012年からタイに滞在しており、いくつもの偽造パスポートを使って身元を隠すことで、これまで逮捕を免れていた。
ルパン台湾はパスポートでいくつもの名前を持つということが由来と思われる。
事件が解決した様に見えるが、現実ではそうではなかった。
アソークに近いところでは、マッサージ店などが再開した。
しかし、アルコールを提供する接客を伴うナイトスポットは再開出来なかった。
次の判断は2週間後❗️
それまでもつのか?
バンコクに出稼ぎにきたイサーンの人々の苦しい生活は最大のヤマバを迎えていた。
どうして分かるか?
わたしのところに救援を求めるラインは日に日に増えてきた。問題は収入が0なのに家賃と携帯の支払いが月末に迫る。
わたしは彼らのアパートを何軒も行っていて、その価格が月5000バーツがほとんど。
アソークから10ー15分で行けるラチャダーピセーク、同文化センターから徒歩10ー15分の距離。
凄く便利だ。
東京に住んでるサラリーマンの方が住環境が悪い👎
1万8-9千円で月に普通の日本でいう1DKのマンションに住める。それがデポジット1カ月で。
みんな、出稼ぎの人は月3-4万円は稼げない。セブンイレブンやワトソン、マックなどでアルバイトでこの程度なのだ。
それが、バンコクの会社員の平均月収は10万円というネット情報が出ているが、いったい何をどう集計したら、そうなるのか?
厳しい言い方だが、今の海外都市の情報はほとんど、そこにいない人が、生活のために書き殴る恐怖を伴っている。
ゴールドラインなどスカイトレインBTSの新規開通と延伸、地下鉄Ⓜ️の新規開通で、バンコクはますます住みやすくなったというのに、、。
#バンコク #ニュース #事件 #タイ