ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

フランスが絶望 カミュの「ペスト」大ヒット!

説明

 

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 フランスでは8日、新型コロナウイルスで亡くなった人が新たに500人以上増えて1万869人となり、ここ数日で死者が急増している。

さらに集中治療室で治療を受けている重症患者は7148人に上り、8日記者会見した保健省のサロモン保健総局長は「記録的な数字だ」と述べ、対応する病院が極めて厳しい状況にあるという。

外出制限を守ることが最も有効な武器だと強調し、不要不急の外出を避けるよう呼びかけた。
フランス政府は外出制限の開始から3週間以上がたっても感染拡大に歯止めがかからない。

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  異邦人の作者としてノーベル賞にも輝いてたフランス人作家カミュ。彼の本が再び時代を超えてベストセラーに。フランスから始まったリバイバルブームが遂に日本にも。

 

ペストは『異邦人』に次ぐカミュ2作目の小説。

当時フランス領だったアルジェリアのオラン市でペストが発生し、封鎖された孤立状態のなかで、ペストという目に見えない敵、人間性を蝕(むしば)む不条理に直面した市民たちの戦いを描いた作品となっている。

1947年にフランスで刊行されるや熱狂的に迎えられ、各国で翻訳されベストセラーとなった。


 きのう7日には緊急事態宣言も出され、ますます緊張感が高まっているが、カミュの名作を手に取る読者が今後も増えそうだ。

 

 

説明

『ペスト』は、フランスの作家・アルベール・カミュが書いた小説。出版は1947年。1957年に40歳台前半でノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作の一つである。 フランツ・カフカの『変身』とともに代表的な不条理文学として知られる。

 

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説明

アルベール・カミュは、フランスの小説家、劇作家、哲学者。フランス領アルジェリア出身。第二次世界大戦中に刊行された小説『異邦人』、エッセイ『シーシュポスの神話』などで注目され、戦後はレジスタンスにおける戦闘的なジャーナリストとして活躍した。また『カリギュラ』『誤解』などを上演し、劇作家としても活動した。

 

 

あのー、

おっさんの本も同じなんだけど(笑)

 

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