ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

タイ入国 21日から無感染証明義務付け

 タイ民間航空機構(CAAT)は、日本を含む10カ国からタイに入国する際にも新型コロナウイルスに感染していないことを示す証明書の提示が3月21日から必要であると発表した。

注意 保険も義務付け

新たに無感染証明証が必要となるのは、日本(特定地域)、デンマーク、フランス、ドイツ、ノルウェー、スペイン、スイス、スウェーデン、英国、米国、オランダの11か国。韓国、中国、イラン、マカオ、香港からの来訪者についてはすでに証明書の提示が義務づけられている。


詳報

 タイ民間航空庁(CAAT)は18日、タイ保健省が指定する新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の危険地域、感染地域を過去14日間に訪れた渡航者がタイ行きの航空機に搭乗する際のガイドラインを発表した。21日から施行する。


 該当する渡航者はチェックイン時に、▼新型コロナウイルス陰性であることを証明する健康証明書(搭乗時の72時間以内に発行されたもの)▼タイで新型コロナウイルス感染症に罹患した場合に有効な医療費10万ドル以上を保障する医療保険の加入契約――を提出する必要がある。

 航空会社は乗客同士の間隔をできるだけ取り、乗客にマスクの着用など感染防止に必要な情報を伝える。客室乗務員と乗客の接触を減らすため機内サービスの削減を検討し、すべての客室乗務員がマスクを着用する。