テーメーカフェ戦記の真実
インドの東、タイの西。双方の美が融合したら! わたしを最初に翻弄したタイ娘は彼女にそっくり。いや、もっと研ぎしまされていた。「テーメーカフェの女」より
ミャンマー証券取引委員会(SECM)はヤンゴン証券取引所(YSX)での外国人投資家の取引を20日から解禁する。
居住者・非居住者ともに認められる。
現在の上場銘柄は5社。
株価が低迷を続ける中、活性化に向けた呼び水になることが期待される。
YSXではこれまで、ミャンマー企業とミャンマー人(もしくはミャンマー国籍)の投資家しか株式売買ができなかった。
SECMは2019年7月、上場企業の外国人の持ち株比率の上限を、会社法で地場会社とみなされる35%まで認める方針を発表。
今回は、外国人投資家が20日から正式に取引できるとの通知とともに細則を示した。
取引する外国人投資家は、ミャンマーチャット建ての証券取引専用口座を開設する必要がある。証券口座の保有数は1人1口座のみ。
非居住者の場合は、口座開設手続きのためにミャンマーを訪れる必要がある。
上場各社は今後、SECMの発表に基づき35%を上限に外国人の持ち分を定め、公表する。
35%を大きく下回る企業や、当初は外国人に株を保有させない企業が出る可能性もある。また、金融業や通信業は、外国人の株保有に監督官庁の承認を得なければならず、20日から取引される株式の数は限定的になる見通し。
YSXに上場する企業
◇大手財閥サージ・パン・アンド・アソシエーツ・ミャンマー(SPA)傘下のファースト・ミャンマー・インベストメント(FMI)
◇ティラワ経済特区(SEZ)を開発するミャンマー・ティラワSEZホールディングス(MTSH)
◇ファースト・プライベート銀行(FPB)
◇TMHテレコム――の5社。
20日に上場を予定する地場物流最大手、エバー・フロー・リバー(EFR)グループを加えると、6社になる。
6日にYSXで記者会見したEFRグループのアウン・ミン・ハン最高経営責任者(CEO)は「物流網の整備に向け、資金を調達したい」と上場の目的を説明し、最大都市ヤンゴンなど2カ所で新たな拠点整備を進める戦略を明らかにした。また、資本市場の発展に向けて、さらに上場企業が増えることに強い期待を表明した。
YSXは、日本取引所グループ(JPX)と大和総研、現地の国営ミャンマー経済銀行(MEB)の合弁会社が運営する。16年3月に取引を開始した。