ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

未知の世界へ入っていることに気づいて

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長期戦を覚悟


中国のコロナウィルス感染拡大にストップがかかった。

しかし、ヨーロッパ、北米で感染が拡大。

日本は辛うじて、中国、韓国からの感染を水際で食い止めている。

だが、北海道の例を見ると、首の皮一枚で繋がっているに過ぎない。



株式と為替のことは、世界から観光客が消えたことを見れば、もはや一目瞭然。




景気回復するまで予想以上に

長引くだろう。



我々の時代ではこれを経験した人はいない。

終戦直後を経験された人は80歳を超えているが、その間にこれほどの経験はないはず。


それ故、

リーマンショックなどと比較するのは、意味をなさない。



なぜ比べ物にならないか


証券会社に勤務する女性金融商品プランナーが、低所得者向け住宅ローンを仕込んだ金融商品を売りまくって、

その召喚期限が来たのがリーマンショック


主に黒人など通常ではローンが通らない低所得者向けで、目的は良かったが、商品が詐欺だったのだ。


これとは根本的に違うのに、

若い経済ジャーナリストたちはそれに気づかない。




それは仕方ないので、この先、

ウィルスの脅威に引きづられ、

予想するより長期に経済活動が再開できず停滞する。

以前の恐慌は、経済活動を止められる事は無かったのだ!


今度は出来ない。

出歩けない。

人は集まってはいけない。

ひっそりと孤立して

生きていくことを強いられる!




秋まで回復は無理ではないだろうか?


この予想は決してマスコミには後ろ向きな見方なので書けない。


日本の読者の方で、これからどうしようとお考えの人に参考になればと思い書いています。


まだ、ウィルスの脅威に晒されていなかって、インドがバッタの大量発生の危害に、ウィルスがアフリカ大陸に及べば、死者がもの凄い勢いで増えるでしょう。



なんとかそれだけは阻止したいものです。



イタリアの失敗

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イタリアの失敗は、

まるでベネチアの洪水を見るようです。

北イタリアで10人の感染者がでた時、行政の責任者は「我々は迎え撃つ準備ができている」と世界のマスコミに向け宣言。

わずか1週間で白旗を掲げました。


感染ルートが予想出来ないのが彼を窮地に追い込みました。




危険なのは北アフリカへのウィルスの波及です。

そうなると、もの凄い数の死者が出ます。


そうならないよう願ってます。




それでは、

アルデベルチ!