感染症研究の第一人者で中国政府の専門家チームを率いる鐘南山氏によると、中国国内における新型コロナウイルスの流行が2月中旬から下旬にピークを迎え、4月ごろに終息する可能性があると語っている。
中国国内の一部地域では既に状況が改善しており、新たな感染件数が減少している。同氏は2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)対策で大きな役割を果たし、国際的に高い評価を得た。
鐘氏は従来、2月より早い時期にコロナウイルスの流行がピークを迎えると予想していた。今回の予測はモデリングやここ数日の動向、政府の措置に基づいているという。
「今月の半ばか下旬に恐らくピークを迎える可能性がある。その後はやや横ばいのような状態になり、それから収まるだろう」とし、「4月ごろに終息すると望んでる」と述べた。
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