ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

新型バンデミックで世界同時株安→世界同時不況へ


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バンコクスクンビット


世界的同時株安が止まらない!

 27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前日比1190・95ドル安の2万5766・64ドルで取引を終えた。1日の下げ幅として過去最大だった。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の減速懸念が強まり、売りが加速した。世界的な株安の連鎖が止まらない状況に陥った。

ブルムバーグは最大30%の下落を予想。アメリカの景気後退が鮮明になった。


遂に正念場に来た。


世界同時不況に突入するのか?

新型コロナウィルスのバンデミック(世界的な拡散)に向かうのか!


我々はコロナウィルスの拡散を止められないようだ。そうなると、東京オリンピック延期は規定事実となるが、それより、すでに国内自動車産業が操業停止、そして、部品供給が間もなくストップする。

東南アジア諸国ではもっと深刻な事態に。

ミャンマーでは繊維工場が原材料供給がストップ、中国が主導する全てのアジアの建設計画がストップ。物流全てに支障をきたしている。

人流も同じ。

 タイのスワンナープ空港、ドンムアン空港の利用者数が通常の2分の1以下に。

人流と物流が止まる世界でどうあがいても経済活動は閉塞する。



日本と韓国が世界の試金石


問題は韓国で起こっているバンデミック。

ベトナム地方都市で韓国人男性(40代)が行き倒れた。新型肺炎を発症していながら動き回っていた。

日本はよほどの幸運に恵まれてなければ、

韓国と同様バンデミックに突入する。

売られて当たり前だ。



世界がそう見ているのだ。


WHOは27日、新たに9か国で新型コロナウイルスの感染者が確認されたと発表した。スイス・ジュネーブで記者会見したテドロス事務局長は「このウイルスにはパンデミック感染症の世界的な大流行)の潜在性がある」と述べ、対応を間違えば事態がさらに深刻化する恐れがあるとの認識を示した。

 「我々は正念場にいる。各国とも、感染者は出ないと思って備えを軽視すれば致命的なミスになり得る」とも述べ、各国政府に警戒を促した。

 新たに感染が判明したのはデンマークエストニアルーマニアノルウェー北マケドニアギリシャジョージアパキスタン、ブラジルで、それぞれ国内で1~2人から陽性反応が出た。中国国外の感染者数が急激に増えており、2日連続で中国の増加数を上回ったという。

 テドロス氏は、特にイランとイタリア、韓国の感染拡大に懸念を示し、「このウイルスの感染力を示している」と語った。


世界同時不況に入ったことを反論できる経済学者はもはやいないだろう。

それより、無能なWHOのトップに早く退いてもらう方法はないのか。

結局、最後にはWHOの無能ぶりが白日のもとにさらされる。



日本人の愚かさを露呈する知事


さらに残念なのは日本の地方自治体のトップたち。世界の情報が入っているにも関わらず、

危機に対応する能力が足りないことだ。

バンデミックを止められないから、首相が自粛を求めているのに、

愚かにも強行する。


世界の大型イベントが中止に追い込まれている事実に古い頭は反応出来ない。


県知事が自治権固執しても誰に利があるのかさえ、判断出来ずにいることだ。




英国に無責任な楽観論 何一つ根拠がない

コンサルティング会社オックスフォード・エコノミクスは27日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)により世界不況が発生するリスクが低まっているとの見方を示した。火元の中国では、新たに見つかる感染者数が減少傾向にある。アジアを中心に向こう2年の経済に影響を与えるが、短期で終息すれば、2022年には正常化すると見込んでいる。