ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

タイ速報 検疫期間7日に短縮 タイ観光に光明 

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11月半ばから

長いトンネルの先から光が差込む


 タイ観光スポーツ省ピパット・ラチャキットプラカーン大臣は24日、10月1日から受け入れる「特別観光ビザ」の外国人観光客が新型コロナウイルスに感染していなければ、11月半ばからは現在14日間の隔離検疫を7日間に短縮できることを明らかにした

当初「特別観光ビザ」は週に300人の外国人観光客を受け入れる。最初の2グループの14日間の隔離検疫は、10月15日と10月21日に終了。何事もなく終われば、11月まで週ごとに受け入れる外国人観光客を増やす提案を計画している。


そして順調にいけば、11月半ばに隔離検疫期間を7日間に短縮することを予定している。

観光大臣は、「300人の外国人観光客から5人の陽性が出た場合も、とにかく前進が必要。その状況に対応するための、新たな代替計画を立てる」と前向きに観光政策を打ち出すという。

 

特別観光ビザ

SPECIAL TOURIST VIA:STV


90日間の滞在が可能で、申請料金は2000バーツ。ビザは2度延長でき、合計270日間の滞在が可能。
最低滞在日数は30日。


ビザ取得には、旅行保険の加入や銀行口座に一定額の預金などが必要。


タイ到着時には指定の施設で14日間の隔離検疫が必須。隔離検疫の間、2度の検査を実施。



1000万以上の保険は、ドバイ発のエミレーツ航空などで付帯しており、観光の再開に向けて世界が知恵を出し合って動き出す。

バンコクに雪が降る日 プラユット首相 憲法改正に動く

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 [Bangkok]

 王室改革、憲法改正を求める学生活動家を中心にした層によるデモと集会の活発化を受けて、プラユット首相が憲法改正について議会での検討に動いた。議会筋によると、プラユット首相は改正に前向きな姿勢を見せており、与野党が複数の改正案を示した。24日、議会で改正内容を検討する会議の委員選出の議論が始まった。


与野党の案に対し学生活動家グループは、王制改革を含めて幅広い内容の憲法改正を要求する案を10万人分の署名を添えて提出していた。だが、今回の議会の議論の俎上には上がらなかったようだ。

一方、憲法改正に反対するグループも同規模の署名を集め提出した。




この国の貧富格差が意見を断層化する


 観光産業で生きて来た人々は苦境に陥っている。100万人規模の失業者がでるとの予測があり、国が計画している一人3000バーツの給付では一月しか持たない。


田舎からバンコクパタヤなどに出稼ぎに来た人々は、国内の規制が解除され、一度は働き先に戻ってきた。


それが、外国人観光客がタイに入国出来ないため、航空会社、旅行業、飲食業、ホテル業など目に見える業種だけでは無かった事に目を覆った❗️


2週間前のスクンビッドのレストランやホテル業、エンターテイメント施設のオープン情報は日々、悪い方へと塗り換わっている。


素人がビデオ撮影しても、タイ語で取材してないので内実が伝わらない。


実際は「ほぼ壊滅」していた。


日本人がよく知るナナプラザ。その中で一際、名前が知られるレインボーグループ。経営難で売りに出された。

買い手が付けば良いが、田舎から働きにきた出稼ぎ人の嬢たちは、給付金さえも貰えない。

今は店に出ても固定給すらもらえない。苦境が続く。


しかたなく空を見上げる。


雪?


眼がおかしいのかな?




出口が見えない。




日本人街タニヤの灯火を守り奮闘する日本人


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日本人とタイ娘のタッグに熱くなる

世界に散って生きる日本人たちが応援!


 

 バンコクのソイカウボーイ、ナナプラザ、カオサン、タニヤ、ハッポンと夜のエンターテイメント施設は営業規制は解かれたが営業再開に漕ぎ着けた店は思いの外少なかった❗️


外国人観光客がバンコク入りできないため、未曾有の苦境に立たされていた。

なかでも日本人街タニヤとパッポンは日本人がタイに入国出来ない。


その苦しみの中、懸命に地元のタイ人たちと手を取りあって乗り切ろうと奮闘する日本人がいた。



その模様を知った日本人。4000キロを超えたロシアのモスクワや、10000キロ先のアメリカ、南米。それに近くて遠いシンガポールにいる日本人たちが応援する。


南米アルゼンチンのマコトさんは「タズヤンTVを観ながら、ああ、いい人生だったなと言って死にたい」というほど、このライブ放送は世界に散って生きる日本を勇気づけていたのだ。



日本に帰国出来ず、世界に散り散りになって生きる日本人たちは、このコロナ不況を互いに遠くから応援していた。



タニヤ、パッポンの中心地

F-1というカラオケ店など3店を経営するタズヤン。

社長なのに酔い潰れると、従業員の嬢たちに寄ってたかって、顔とお腹に盛大に落書きされてしまう。

 観光地の犬ではない😭 


ラクガキいっぱいの顔でまじめに人生を語っても誰もアタマに入らない🤣



でもタズヤンは決して怒らない。

タイの女のコは天真爛漫でやりたいと思う事は何でもやるのだった。

一例は「豊胸したいからおカネちょうだい」


その模様はYouTubeの「たずやんtv」でライブで観れる。


女のコの雇用を守り、タニヤ周辺のお店の紹介もかって出る。街全体景気づけ生き残ろうするタズヤン。



そのサブスクライバー(チャンネル登録者数)が遂に念願の1万人を突破した。



53才で、死滅した脳細胞が70%で、残った30%で頑張り10000人を達成出来たと感慨深げ。

その苦労は大変だった。



それが叶ったのは、裏方の雑誌編集者の西尾さんや日本語が話せるF-1の女のコがたずやんの尋常ではない情熱にほだされ、支えたからだった。西尾さんはライバー系YouTuberというジャンルを確立したひとで、バンコクの路上から毎朝、配信を続ける。(西尾康晴チャンネル)



タイ国内の封鎖が解かれても、お店に復帰できない嬢がいる。

元気にしているのか機会が有れば取材しようと仲間を気遣う。イサーンの田舎娘たちのことだ。



映像は

ライブはF-1の嬢10人と1万人を祝う、屋台で和気藹々の夜食シーンで終わる。




そこからyoutube の投稿はプッツンと途絶えたのだった。



チカラ尽きたのか?



心配してたら、取材先のGogobar でかかっていた楽曲の音楽著作権問題でアーカイブに残せなかったそうだ()




世界中でコロナウィルスが蔓延して、封鎖に成功したタイ。すっかり孤立した日本人街で生き残りをかけて闘う日本人。タイ人の仲間たち。


考え方も習慣も信じるところも違うが、一緒に生きて行こうと互いを理解しようとして頑張る姿に胸を打たれる。



どれほど苦しいかと言えば、


イカウボーイの一大勢力だったスパイスガールズグループ4店が閉店したまま、再起出来ない! ナナプラザの一大勢力レインボーグループですら4店が2店になり、トップクラスの嬢たちですら店を離れざるをえなくなった❗️



こうしたなかyoutube で定期的に番組を組んでタイを愛して止まないひとたちに「元気に立ち向かう姿を届ける」。


経営的には出口が見えない。バッサリと店をたたんだ方が楽なのは当然。ほとんどの店がそうしたのだ。


だが、それに抗い、立ち向かうのはお店の嬢たちの雇用を守り、日本人街を残したいという思い!



その思いが空回りして、タイ娘には通じない🤣



社長は怒らず、笑って道化を演じる。


最後のシーンは登録者1万人の勢いをそのままに、美貌のF-1ガールズ10人を率いて、

パッポンのgogobar で祝杯をあげに夜の街を練り歩く颯爽とした姿だった。



嬢のなかには大学生もいて、

田舎娘もいて、

パン屋さんがいて、

モナリザ20才に若返ったような娘がいて、

大学を2つもやめたら娘いて、

そのままバンコク下町に生きるお嬢さんの青春を描いていた。


それに感動してシンガポールアメリカ、南米、それにロシアと散り散りになって世界で生きる日本人たちが胸を熱くし応援するのだ。

 最も多いのは何と日本からの応援だった。おソバさんやみつぽっぽさん、ニューヨークのDクーパーさん、ロシアヨッシーさん、よっしーよっしーさんなど今も見守っている





海外の日本人は世界に散り散りになっているけれど、そんな時だからこそ、互いに助け合って生きているのだった。




だが、怖ろしい事に、観光産業と自動車産業を主軸に置くタイの苦悩はこれから、さらに長引くことから、様々な方面から軋轢が積み重なる。

その話は、世界的な広がりをもって我々、人類を苦しめる。

欧州で急速なコロナウィルス感染者数が増えて、米国で死者数が増え続ける。


このストリートは↪️


100年の記憶「バンコク永遠に封じ込められた愛」とその後の「時間に閉じ込められた愛」の中間に挟まる記事です。



#タイ #バンコク  #ニュース




遥か天空に住む王様 ドイツで愛人20人と暮らす 北のクルンテープ


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聖域「王室」改革❗️国と国民を顧みて欲しかった 憲法改正 プラユット政権退陣を求める学生デモの真相

2020/08/17 17:41



「王が国と国民を顧みてくれない」

そう感じた学生たち。大学生だけではなく高校生、中学生もデモに参加していた。


「今日のドイツの天気はどう?」という謎の言葉。

 国王はドイツに居を構えてタイにいない事を憂いた学生たちが、比喩を使って国王がタイにとって王の役割を果たしてくれないと痛感したからだ。

ワチラロンコーン王はラーマ10世。

ちなみにラーマ10世は現在68歳。デザイナーとして活躍するシリワンナワリー・ナリラタナ王女の父である。ラーマ10世はこれまで3回結婚、現在の王妃が4人目というプレイボーイ。また2019年7月にはシニーナート・ウォンワシラパックという元陸軍看護師の女性に「チャオクンプラ(高貴なる配偶者)」という称号を与えて正式な側室に。

100年ぶりに一夫多妻制を復活させたと国際社会の注目を集めた。でも3か月後には「国王に対して不実だった」という理由でこの女性に与えた称号をすべて剥奪。

今はドイツで約20人の女性たちとホテルで暮らしているという。


王は側室20人の美女と北の天空のクルンテープで暮らす!


タイから約9000キロ離れたドイツ。国王は、側近数百人を引き連れ、アルプスを一望できる有名リゾート地・バイエルン州ガルミッシュ・パルテンキルヒェンにある高級ホテル「グランド・ホテル・ゾンネンビッヒル」を貸し切り、“コロナおこもり”ともいえる自主隔離生活を送っていたことが発覚。第2次世界大戦時にはナチス野戦病院としても使われていた歴史ある施設だ。スクープしたのはドイツ紙『ビルト』である。

 いうまでもなく、世界は新型コロナパンデミックの真っただ中。ドイツでも大規模な検疫が実施され、国境が封鎖されていたにもかかわらず、ドイツ当局はタイ国王の入国及び滞在を特別に許可していた。さらに驚くべきは、国王ご一行の中には、愛人20人を伴っていたという事実。コロナ禍の最中に、ドイツで“ハーレム”状態にあったというのだ。

 2016年12月に就任した国王は、3度の離婚歴の持ち主でもある。昨年5月には4人目の妻となるスティダー王妃と結婚している。ところが今回の自主隔離に、この新妻は同伴せず。『ビルト』は、「ドイツに同伴した国王側近のうち119人が新型コロナ感染疑惑でタイに送還された」と報じている。

『CEO WORLD Magazine』などによると、タイ国王は“世界一リッチな王”で、資産は約430億ドル。英エリザベス女王の個人資産の約80倍にも相当するという。日本のメディアでは報道されていないが、今回の大胆すぎる“自主隔離”について、英紙『タイムズ』が「コロナパンデミック中、どうやら国王は、2月から海外で“自主隔離中”のようだった」と書いたほか(ドイツ以前にスイスのチューリッヒでも目撃談があったそうだ)、英紙『インディペンデント』、仏紙『ル・モンド』、米紙『ニューヨーク・ポスト』といった世界の主要メディアが報じているのだ。

 タイは、中国・武漢在住者から最も人気の旅行先とされ、昨年12月からの春節休暇期間中には、およそ2万人が訪れていた。1月13日に国内で初の感染者が確認され、国王の“自主隔離”が発覚した3月末には、感染者が1500人を超え、死者十数人の非常事態宣言下にあった。ロックダウン措置もとられ、予測されていた失業者数は1000万人。生活苦による無理心中なども発生し、まさに国家的な危機的事態にあった。

 当然、タイの国民の怒りは爆発。タイ語で「我々はなぜ、国王が必要か」というハッシュタグが登場し、ツイッターには国王を批判する150万件以上の投稿が寄せられた。このタグは、一時タイ国内の「Twitterトレンドワード」トップになったほどだ。





王威信は絶対だった❗️

昨年4ー5月に行われたパレードは国を挙げて王室を祝う世紀の祭典だった。それを道路に座らされて見守った外国の報道関係者。

王の威信はこの国では絶対だったのだ!

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わたしがまだ状況が分からず撮影した王のパレードだと思ってとらえた報道写真。そばにいた外国人は兵士に地面に座らせられる。わたしは機敏に逃げた。その時撮影した写真。世紀の失敗作

なんと、前日の予行演習だった。

このカオサンでの出来事はわたしのバンコク駐在時代を予言する? しかし、わたしはタイ人の忍耐力と寛容さ、そして、勇気に気づいたのもカオサンだったのだ。

そして、僧侶に跪いて祈るOLに出くわしたのもここ。


わたしはバンコク駐在記をずっと後に発表しようと、書きつづっていた「クルンテープ シリーズの0」

表紙だけ発表します😂

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現在でも、ワチラロンコン国王はタイに在住せずにドイツに居住し、国王としての儀式があれば、その都度タイに戻ってくるライフスタイル。

ワチラロンコン王は「仕方なく国王をやっている」ように見受けられる。

ドイツでは、愛人と一緒にショッピングモールで買い物をしている場面をパパラッチされ、その品のなさが問題になっているが、ワチラロンコン国王にとってはそちらの方が本当の自分なのかも知れない。

実に人間くさい国王である。

そんな国王ですら、国民は無条件にワチラロンコン国王を敬愛し、王室を深く奉っている。タイでは不敬罪が今もきっちりと機能して逮捕状が出た。



どう?

このカオサンからはじまったわたしのココロの旅はシリーズ3が「テーメーカフェの女🍰」です。こちらは公開してますので、読んでね。

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笑えるから😂


不敬罪で学生ら逮捕❗️ タイ国王の帰還直前

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[Bangkok]

 タイのチャクリー王朝10代目「ラーマ10世」ことワチラロンコン国王(68)の振る舞いが、世界を仰天させたのをご存じだろうか。

 舞台となったのは、タイから約9000キロ離れたドイツの避暑地。


国王は、待従数百人を引き連れ、アルプスを一望できる有名リゾート地・バイエルン州ガルミッシュ・パルテンキルヒェンにある高級ホテル「グランド・ホテル・ゾンネンビッヒル」を貸し切り、愛人20人と“コロナおこもり”ともいえる自主隔離生活を送っていたことが発覚した。


第2次世界大戦時にはナチス野戦病院としても使われていた歴史ある施設。スクープしたのはドイツ紙『ビルト』である。国王は年間のほとんどをドイツで過ごし、タイへの帰国は公務がある時だけ。



9月24日にはタイへ帰国するとの有力情報が流れている。




不敬罪で逮捕者

学生活動家に司直の手

[Braking news]


 バンコクのサナムルアン(王宮前広場)などで行われた反政府集会について、警察当局は22日、集会主催者の学生らを不敬罪などで処罰するよう求める告発の手続が警察署で執られたと発表した。

告発は2件であり、①不敬罪を規定した刑法112条に違反する言動、②サナムルアンが王室所有であるにもかかわらず舗装部分に集会参加者らが民主主義のシンボルとされる銘板を埋め込んだことーに関するものとなっている。

なお、銘板は21日朝には何者かに持ち去られ紛失している。

それは誰だかわかっている。もう書いたのだけど!



わたしの記者としての孤独な闘い 

学生活動家を中心にした王室改革を求める声が高まり、不敬罪で最長15年の禁固刑となる可能性がある。9月24日、祖父の命日のため帰国予定だが、この公式行事中に混乱が起こる可能性がある。

軍事政権と王軍隊、学生活動家を中心とした一般民衆との衝突に繋がる。

タイ王国の歴史が動きそうだ!

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名前を言ってはいけないあの人

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 バンコクで生きるという事は、そこに生きる人たちと、深く繋がることになる。


人と人との距離が近い。


東京のようにツンと気取ったり、ツンケンしたり、仲間はずれにするという事もない。


他人を尊重し異なる文化を許容する。


距離が近いというのは、その意味を知るためにはここに来るしかない!


日本にはすでに失われたモノだから。


失われた銘板の話を書いた。

そこから名前を言ってはいけないあの人へ繋がった!



この話を読み解こうと思う。



名前を言ってはいけないあの人とは、タマサート大学生活動家が考えた、デモンストレーションへの呼びかけが、本当に功を奏したキーワード🗝






 まるで映画のシーンを観るようなバンコク生活。



革命の熱狂に酔わされる夜




わずか月1万8000バーツで裸(店内だけど)で踊るGogo 嬢。


出稼ぎ人の街パタヤでは廃墟と化した巨大バービア跡にホームレスとなったタイの田舎から働きに来た普通の人たちが廃人のように闇に蹲る。



観光地に働くホテルやコンプレックス、レストラン、旅行業で働く人たち。彼らも苦しんでいる。


それを打開しようと、考えられたのが外国人旅行者を受け入れる「プーケットモデル」。タイランド最大の島に外国人を呼び戻して、安全とわかれば、国内どこでも行ける。



しかし、これでもコロナの伝染が怖いという地元の一部から反対の声がー。


裕福でコロナ禍でも困らないひとは、コロナさえ患わなければいいと考え、それがまかり通ってしまう。


あなたはよくても、普通の貧しい(ほとんどの層)人々はさらに苦境に陥る。

ホテルでも3-5カ月もこの膠着が続けば破産が待っている。





タイの財務省は国内経済の活性作として、国民1500万人に3000バーツ(約10000円)を給付する。閣議で承認を得て10月からスタートする。






1950年代のキューバハバナ

そして、革命前夜の上海もこんなだったのではー。最近ではカトマンズも。




これから、わたしたちは何を観るのだろう?





愛人20人や従卒数百人とドイツの高級ホテル

 国王は世界一リッチな王である。

米雑誌によれば資産は430億ドル(約4.6兆円)で、エリザベス女王の80倍だ。すでにラーマ9世の代で世界1裕福な王室だったのだ。

2018年に法律が改正され、王室財産管理局が運用してきた王室資産が国王の個人名義となった。国王は毎年3億ドルの収入があると言われる  そしてコロナ禍の今年3月、ドイツでの豪遊が海外メディアで報じられた。写真入りで。  愛人20人や側近数百人とともに、アルプスを一望できるドイツの高級ホテルを貸し切りにして隔離生活を送っていたのです。さらに、5月の戴冠1周年を祝う行事も欠席した  反政府デモが連日続くタイでは、ついに批判の矛先が王室に向き始めたのだ。





名前を言ってはいけないあの人


 ハリー・ポッターシリーズのラスボス。 史上最凶最悪にし最も残忍な魔法使い「ヴォルデモート卿」。 その悪行の凄まじさは、前代に猛威を奮った“闇の魔法使い”ゲラート・グリンデルバルドの所業を人々が忘れかけるほど。 それ故に名前を口にすることすら憚られ、作中では「名前を言ってはいけないあの人」「例のあの人」などと呼ばれる。




photo. E.Shintani 

Kaosan 




タイ王制批判の真相 「消えた銘板事件」この国は誰のもの

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タイランドを揺らす銘板事件

この国は誰のモノなの?


 20日早朝、学生活動家らはサナーム・ルアン広場に隣接する舗装エリアに記念の「国民の銘板」を設置した!


銘板には

「この国が国王ではなく国民に帰属すると、国民は意思表明した」との宣言文が記されていた。  この銘板は、バンコク市内のロイヤルプラザ(Royal Plaza)広場に長く設置されていた真ちゅう製の銘板を復元したのだった。




失われた銘板

犯人は誰❓


元の銘板は、専制君主制から立憲君主制に移行した1932年の立憲革命を記念し、設置された。  しかし、ワチラロンコン国王が父の死後に権力を引き継いだ2017年、忽然と消えていた。

代わりに「国家、宗教、国王」への忠誠を国民に想起させる別の銘板が設置された。  活動家らは消失した銘板について、国の帰属が突然、書き換えられたと指摘する。  デモ主催者らは当初、首相府への行進を予定していたが、直前に変更。

デモ隊は要望書を提出するため、王宮の反対側にある枢密院に向かった。

枢密院は国王の諮問機関に当たり、国内で絶大な影響力を持っている。  また、王宮前では警官数十人が警備に当たり、放水車が複数配備された。  一連の民主派デモは平和的に行われており、当局は扇動の疑いでこれまでに活動家20人超を逮捕したものの、全員を保釈している。






銘板事件の真相

タイ立憲革命の銘板消える

 捜索要求の男性連行

 [Bangkok]タイの絶対君主制を廃し立憲君主制に移行させた1932年の「立憲革命」を記念する真ちゅう製の円形銘板が別の銘板と取り替えられたことが明らかになり、民主化勢力から「何者かが歴史の書き換えを狙っている」という批判が出ている。

 

 銘板はバンコクのロイヤルプラザ(ラマ5世騎馬像前広場)の路面にはめ込まれ、「1932年6月24日、ここで、人民党が国家の発展のために憲法を作り出した」と刻まれていた。

 

取り替えられた銘板の文言は「サイヤム国に永遠の発展を」などで、立憲革命への言及はない。「サイヤム」はタイの以前の国名で、立憲革命後の1939年に「タイ」に変更された。

 

 銘板があったバンコク都ドゥシット区は銘板の取り換えを関知せず、どの組織が取り換

えたのかわからないとしている。

 

立憲革命を主導した人民党メンバーは16日、警察に銘板の捜索願いを出したが、警察高官は「銘板の持ち主ではないので受け付けられない」と述べ、捜査を行わない考えを示した。

 

 バンコク都内のタイ首相府要望苦情受付センターで、銘板の行方の捜索を求める要望書をプラユット首相に提出しようとした社会活動家の男性、シースワンさんが兵士によって都内の軍基地に連行された。




 新たに埋め込まれた銘板は公園管理者により、「許可得ていない」として工事人を連れてきて撤去された。





Photo. Evan Shintani 

 大著「裸の情熱大陸カオサン0」の挿入写真 この本は完成したものの、コロナウィルス禍で外国人が事実上、タイへ入国出来ないため、未刊。

 





名前を言ってはいけないあの人


ここから、「名前を言ってはいけないあの人」、ハリー・ポッターシリーズからヒントを得たタマサート大学生たちの活動が展開していったのだった。