ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

日本人街タニヤの灯火を守り奮闘する日本人


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日本人とタイ娘のタッグに熱くなる

世界に散って生きる日本人たちが応援!


 

 バンコクのソイカウボーイ、ナナプラザ、カオサン、タニヤ、ハッポンと夜のエンターテイメント施設は営業規制は解かれたが営業再開に漕ぎ着けた店は思いの外少なかった❗️


外国人観光客がバンコク入りできないため、未曾有の苦境に立たされていた。

なかでも日本人街タニヤとパッポンは日本人がタイに入国出来ない。


その苦しみの中、懸命に地元のタイ人たちと手を取りあって乗り切ろうと奮闘する日本人がいた。



その模様を知った日本人。4000キロを超えたロシアのモスクワや、10000キロ先のアメリカ、南米。それに近くて遠いシンガポールにいる日本人たちが応援する。


南米アルゼンチンのマコトさんは「タズヤンTVを観ながら、ああ、いい人生だったなと言って死にたい」というほど、このライブ放送は世界に散って生きる日本を勇気づけていたのだ。



日本に帰国出来ず、世界に散り散りになって生きる日本人たちは、このコロナ不況を互いに遠くから応援していた。



タニヤ、パッポンの中心地

F-1というカラオケ店など3店を経営するタズヤン。

社長なのに酔い潰れると、従業員の嬢たちに寄ってたかって、顔とお腹に盛大に落書きされてしまう。

 観光地の犬ではない😭 


ラクガキいっぱいの顔でまじめに人生を語っても誰もアタマに入らない🤣



でもタズヤンは決して怒らない。

タイの女のコは天真爛漫でやりたいと思う事は何でもやるのだった。

一例は「豊胸したいからおカネちょうだい」


その模様はYouTubeの「たずやんtv」でライブで観れる。


女のコの雇用を守り、タニヤ周辺のお店の紹介もかって出る。街全体景気づけ生き残ろうするタズヤン。



そのサブスクライバー(チャンネル登録者数)が遂に念願の1万人を突破した。



53才で、死滅した脳細胞が70%で、残った30%で頑張り10000人を達成出来たと感慨深げ。

その苦労は大変だった。



それが叶ったのは、裏方の雑誌編集者の西尾さんや日本語が話せるF-1の女のコがたずやんの尋常ではない情熱にほだされ、支えたからだった。西尾さんはライバー系YouTuberというジャンルを確立したひとで、バンコクの路上から毎朝、配信を続ける。(西尾康晴チャンネル)



タイ国内の封鎖が解かれても、お店に復帰できない嬢がいる。

元気にしているのか機会が有れば取材しようと仲間を気遣う。イサーンの田舎娘たちのことだ。



映像は

ライブはF-1の嬢10人と1万人を祝う、屋台で和気藹々の夜食シーンで終わる。




そこからyoutube の投稿はプッツンと途絶えたのだった。



チカラ尽きたのか?



心配してたら、取材先のGogobar でかかっていた楽曲の音楽著作権問題でアーカイブに残せなかったそうだ()




世界中でコロナウィルスが蔓延して、封鎖に成功したタイ。すっかり孤立した日本人街で生き残りをかけて闘う日本人。タイ人の仲間たち。


考え方も習慣も信じるところも違うが、一緒に生きて行こうと互いを理解しようとして頑張る姿に胸を打たれる。



どれほど苦しいかと言えば、


イカウボーイの一大勢力だったスパイスガールズグループ4店が閉店したまま、再起出来ない! ナナプラザの一大勢力レインボーグループですら4店が2店になり、トップクラスの嬢たちですら店を離れざるをえなくなった❗️



こうしたなかyoutube で定期的に番組を組んでタイを愛して止まないひとたちに「元気に立ち向かう姿を届ける」。


経営的には出口が見えない。バッサリと店をたたんだ方が楽なのは当然。ほとんどの店がそうしたのだ。


だが、それに抗い、立ち向かうのはお店の嬢たちの雇用を守り、日本人街を残したいという思い!



その思いが空回りして、タイ娘には通じない🤣



社長は怒らず、笑って道化を演じる。


最後のシーンは登録者1万人の勢いをそのままに、美貌のF-1ガールズ10人を率いて、

パッポンのgogobar で祝杯をあげに夜の街を練り歩く颯爽とした姿だった。



嬢のなかには大学生もいて、

田舎娘もいて、

パン屋さんがいて、

モナリザ20才に若返ったような娘がいて、

大学を2つもやめたら娘いて、

そのままバンコク下町に生きるお嬢さんの青春を描いていた。


それに感動してシンガポールアメリカ、南米、それにロシアと散り散りになって世界で生きる日本人たちが胸を熱くし応援するのだ。

 最も多いのは何と日本からの応援だった。おソバさんやみつぽっぽさん、ニューヨークのDクーパーさん、ロシアヨッシーさん、よっしーよっしーさんなど今も見守っている





海外の日本人は世界に散り散りになっているけれど、そんな時だからこそ、互いに助け合って生きているのだった。




だが、怖ろしい事に、観光産業と自動車産業を主軸に置くタイの苦悩はこれから、さらに長引くことから、様々な方面から軋轢が積み重なる。

その話は、世界的な広がりをもって我々、人類を苦しめる。

欧州で急速なコロナウィルス感染者数が増えて、米国で死者数が増え続ける。


このストリートは↪️


100年の記憶「バンコク永遠に封じ込められた愛」とその後の「時間に閉じ込められた愛」の中間に挟まる記事です。



#タイ #バンコク  #ニュース