ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

OpenAIサム・アルトマンCEO 10年以内に10才寿命が伸びる世界がそこに❣️

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 長寿研究分野と核融合技術の2つの分野に投資して成長を加速させる!

 世界を変える人工知能の開発に成功したOpenAIのサム・アルトマン氏は、対話型人工知能ChatGPT4の記者会見で、同社と彼個人で新たな投資分野について明らかにした。

 今世紀、IT研究分野で、もっと貢献した人としてコンピュータの生みの親アラン・チューリング氏に並ぶ才能を世界に知られる。

「10年以内に人間の寿命を十年ほど伸ばす研究開発分野に投資した」。

 これは最下段にリンクを貼ったスタートアップ企業を支援するものとは別ものだ。

 その企業は、

               レトロバイオサイエンス
 

  • サム・アルトマンは、人間の健康寿命を10年延ばすことを目指す企業、レトロバイオサイエンスに1億8000万ドルを投資している。

  • MITテクノロジーレビュー誌によると、アルトマンが長寿研究に関心を抱いた時期は少なくとも8年前にさかのぼるという。

  • これは、老いたマウスを若いマウスと縫合することで若返るという話を聞いたことがきっかけだったという。

 先に書いたサイボーグ細胞の開発についても見ていただければ幸いです

OpenAIのサム・アルトマン(Sam Altman)CEOはすでに我々にChatGPTを提供しているが、彼は「死に抗う」という別の目標も視野に入れている。

(MIT Technology Review)」によると、アルトマンはレトロバイオサイエンス(Retro Biosciences)というバイオテクノロジーのスタートアップに1億8000万ドル(約245億円)を投資したという。

現在はレトロバイオサイエンスヘリオン・エナジー(Helion Energy)という2つのスタートアップに投資しているとアルトマンは同誌に語っている。

「たくさんつぎ込んだ。私は基本的に自分の流動資産をすべて、この2社につぎ込んだ」と、アルトマンはMITテクノロジーレビュー誌に語っている。

ヘリオン・エナジーというのは核融合技術研究の企業。日本人は原発事故で核アレルギーをもつが、エネルギー革命につながる安全な技術をもとめている人類の極めて近い距離にその技術を手にする可能性がある。

もしかすれば、現在60才未満の人は10才の寿命をプレゼントされるかも知れない。

こちらは研究所として、必要な技術研究を手助けする投資

「Generative AI」の注目株「OpenAI」が運営する「OpenAI Startup Fund」投資先

 

Announcing Retro Biosciences

Our mission is to increase healthy human lifespan by ten years. This will be intensely challenging and require substantial resources. We are fortunate to have initial funding in the amount of $180 million, which will take us to our first proofs of concept, and secure operation of the company through the decade.

Strategy

In the US, around 90 percent of our healthcare spending – over $3 trillion – goes toward age-related diseases and this trend is echoed throughout the world. The deeper, underlying causes of age-related diseases are the untreated mechanisms of aging itself. By focusing on the cellular drivers of aging, Retro will design therapeutics eventually capable of multi-disease prevention. This mission would have seemed too bold a decade ago but new methods such as single-cell multi-omics, pooled perturbations, and targeted delivery systems now enable us to understand and intervene directly.

 

 

若者の血液に時間と行動のメモリが、、

  米国スタンフォード大学Stanford University)で行われた研究によれば、若いマウスと老いたマウスの体を縫い合わせて血液を共有させたところ、若いマウスでは老化が加速し、老いたマウスでは若返りが確認できた、とのこと。

 また研究では、各臓器の細胞から採取された遺伝子の活性パターンが詳細に調べられており(単一細胞RNAシークエンス)、老化と若返りの正体を細胞レベル・遺伝子レベルで解き明かすことに成功しています。

どうやら私たちの血液には触れた細胞の時間を変えてしまう何らかの時間成分が含まれているようです。

研究は『Nature』に掲載されています。

不思議な呪文

血の共有は時間の共有につながる

血の時間を制御して「老化を治療」する

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若い人間の血には、体を若返らせる力があると信じられてきました。

しかし生物の構成単位である細胞と体の設計図であるDNAの存在が明らかになると、体液に依存した若返り説は次第に下火になっていきました。

老化や若返りが起こる現場は「細胞」や「DNA」であり、間を流れる「血液」の存在は従属的(おまけ)と考えられていたからです。

しかし近年の研究により、若いマウスからの輸血によって、老マウスの認知能力や筋力、骨の修復速度など、幅広い「若返り」とも言える効果がみられることが判明します。

そこで今回、スタンフォード大学の研究者たちは、生後4カ月の若マウスと19カ月の老マウス(人間で言えば25歳と65歳)の体を縫い合わせることにしました。

縫い合わせでは表皮に加えて血管の結合も行われており、2匹のマウスは血液を共有しています。

そして研究者たちは縫い合わせた状態を5週間にわたって維持し、その後、各臓器を摘出して細胞レベル・遺伝子レベルでの変化を調べました(単一細胞RNAシークエンスを使用)。

結果、若いマウスでは老化現象の加速が、老マウスではその反対の若返りが起きていることが判明します。

(※これまでの研究によってマウスの各細胞の遺伝子活性パターンが年齢別(月齢別)に調べられデータベースに蓄積されていましたが、老マウスの血液は若いマウスの遺伝子活性パターンを老マウスのそれに近づけ、若いマウスの血液は老マウスの遺伝子活性パターンを若い状態に押し戻していたのです)

この結果は、細胞や遺伝子活性パターンの「老化」や「若返り」が、血液に含まれる成分に触れることで引き起こされていることを示します。

では具体的に細胞や遺伝子には、どんな変化が起きていたのでしょうか?

細胞や遺伝子にどんな変化が起きたのか?

研究者たちが収集したデータ(単一細胞RNAシークエンス)を分析したところ、血に最も反応したのが肝臓の細胞であり、次いで血液と直接接触する血管の内皮細胞や血に含まれる免疫細胞、血そのものを作る造血幹細胞なども、血液による老化と若返りの影響を強く受けていることが判明します。

また血液の共有によって最も活性が変化した遺伝子は、細胞のエネルギー生産にかかわるミトコンドリア電子伝達系でした。

さらに全般的な遺伝子活性パターンを調べると、老化によって遺伝子の活性が全体的に減少している様子が判明しました。

この結果は、老化の本質が遺伝子活性の低下と細胞のエネルギー生産能力の低下にあることを示します。

そして血液には年齢に応じた何らかの時間成分が含まれており、触れた細胞の遺伝子活性とエネルギー生産能力に影響を及ぼして細胞の時間レベル(若さ)を変えてしまう力があったのです。

今回の研究により、血液に細胞の若さを記録・制御する力があることが判明しました。

若いマウスの血に触れると老マウスの細胞では遺伝子活性が変化して、若い頃と同じようなパターンをとりはじめます。

一方で、老マウスの血に触れた若いマウスの細胞では遺伝子活性が変化して、老いた状態に移行してしまいました。

またこの変化は肝臓細胞や免疫細胞、造血幹細胞などで起こりやすく、影響を受けた細胞では遺伝子活性と細胞の発電所であるミトコンドリアでのエネルギー生産能力が変化し、触れた血に応じた時間レベル(若さ)に近づいていきました。

若いマウスと老マウスの体を縫い合わせる試みは過去にも行われてきましたが、各臓器の細胞に起きた遺伝子活性の変化がここまで詳細に調べられたのは、今回の研究がはじめてです

研究者たちは、これら時間を反映する血液成分を特定・制御することができれば、史上初めてとなる「老化の治療」ができると述べています。

そうなれば死ぬ瞬間まで子孫を残せる他の種と同じように、人類も永い青春を謳歌できるようになるかもしれません。

 あなたは自分にリミッターを知らず知らずのうちにかけていませんか?

 それを人にも押しつけていませんか?
新聞記者に多いですね。デスクはそれを間違いだと教えるため、世界の支局に送り込むのですが、もう、そういった教育システムは存在しません。

 

 

 

 

 血液を製造するサイボーグ臓器と老人をつなぐ医療技術が生まれようとしている 

 

 

 

 

 

https://reuterjapannews.hatenablog.com/entry/2017/10/29/083846

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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