ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

ミャンマー国軍司令官ヘイン准将が脱走し民衆側へ立つ❗️挙国統一政府に兵士の受け皿作り訴える! 雪崩を打つ可能性が

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ミャンマー国軍のカチン州総攻撃を命令された最高司令官ヘイン准将が脱走し民衆側へ立つ❗️挙国統一政府に兵士の受け皿作り訴える! 雪崩を打つ可能性が

2021/04/22 10:42

 ミャンマー北部のカチン独立軍を総攻撃する命令を受けていた第99師団司令官Hein Thaw Oo准将が、「民衆側(統一政府)に立ちたい」と発表した。彼はミャンマー国軍内の准将で攻撃を実行する師団の最高司令官だった。


 ミャンマー国軍から離脱した第99師団司令官Hein Thaw Oo准将が、「2月1日のクーデターは2015年から周到に計画されたもの」だと証言した。


 カチン州への攻撃命令が発表され、空爆と地上戦を予想していたものの、カチンは大々的な空爆を免れていた。


攻撃実行部隊の最高司令官が離脱


 国軍准将が民衆側へ立つ軍から自らを除籍、そして僧に!


 にわかには信じられない情報ー。

 彼が公表した情報によると、国軍は2015年からクーデターによる政権奪取を計画しており、用意周到に進められていたと言う。

彼がもたらした情報はいずれも紛れのないモノで、「民衆側につきたいという軍部の人間はかなりいる」と証言している。

また、民衆側の統一政府は、国民を安全に守り生活できる支配地域が必要と訴えた。

彼は所在地を明かしていないが、ミャンマー北部のカチン独立軍KIAの総攻撃を命じられ、それを指揮するはずだった。
命令が下った時点では99師団の最高司令官だった。

国軍の師団は率いず、個人として軍を離脱する道を選んだ。

結局、彼は自らの軍籍に終止符をうち、民衆側にともに立ちたいと願い、
軍服からエンジ色の僧衣に着替えた。

その映像が送られてきた。頭を丸め、斜めがけの僧衣を纏っていた。



原文

 第99歩兵師団の最高司令官であるHein Thaw Oo准将が、クーデターに抗議して人々に加わるために、ビルマ北部のミューズ-ラシオ-ナンフェトカ地域に到着した

軍隊には彼のような人々に加わりたいと思っている兵士や将校がたくさんいますが、彼らはさまざまな方法で組織されています。現在の革命の成功のために、民族武装グループと彼は人々の間でより多くの団結が必要であると言います。 Hein Thaw Oo少佐は、RFAメンバーのKhin MaungSoeからインタビューを受けた。


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挙国統一政府の早急な対応がミャンマーの未来を拓く


ミャンマー軍から亡命し、現在は僧侶であるHein ThawOo少佐へのインタビュー。
彼は、より多くの兵士が脱走して抗議者に加わるかどうかは、挙国一致内閣の能力に依存すると述べた。

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つまり、統一政府が離脱したい、軍人の受け皿を早急に用意すれば、雪崩をうって国軍を追い詰めれると言っている。






記事はニュース速報 

バンコク駐在記者 タイ、ベトナムミャンマーを主にカバー。小説、脚本も手がけるがこれは純粋なニュース記事です。

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