ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

西野タイ 一歩も引かず史上に残る健闘

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頑張った西野タイランドに!

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シーナカリンウイロート大学グランド。走ってる学生など見たことないぞ。暑いものm(><)m   彼らはそんなとこから駆け上がったのだ!


 U-23選手権タイ2020(東京五輪アジア最終予選)の準々決勝が18日に開催され、西野朗監督率いるホスト国のU-23タイ代表はU-23サウジアラビア代表と対戦し、0-1で敗れた。

しかし、それはPKで入れられた失点。素晴らしい熱戦を繰り広げた。FIFA ランキング113位のタイがここまで戦ったのは、アジアサッカー史に残る快挙だった。下から数えた方が早いのだ。ちなみのベトナムですら100位圏内。

それが鬼のようなチャレンジャー魂を見せてくれた。

なにしろ大学のグランドに行っても走っている学生など見ない。みんな泳げない。50mあればバイクに乗ろうと路上で待っている。

そんなあたり前から、ここまで戦った彼らをタイの人々はきっと誇りに思っている。


 A代表と兼任する西野監督の下、史上初の決勝トーナメント進出を果たしたタイと、日本と同じグループBを首位で通過したサウジアラビアの一戦。スコアレスの時間が長く続いたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、サウジアラビアが後半33分にPKのチャンスを得る。これをキッカーのFWアブドッラー・アルハムダンが沈めると、そのままサウジアラビアが1-0で逃げ切った。

 本大会への出場権が与えられるのは上位3チーム。タイはベスト8敗退となり、52年ぶり3回目のオリンピック出場は叶わなかったーー。


写真上はターミナル21で毎日、迎えてくれるセキュリティのおじさん。彼も頑張っているのでベストシュートを撮ってみました。