ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

アジアの翼は飛立つ! 死者0の国から

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感染死者0の国からメッセージ アジアの翼は飛立つ!

2020/04/17 14:01

 スイス・アルプスの名峰マッターホルン(4478メートル)の山頂に15日、日本の国旗が映し出された。新型コロナウイルスと戦う世界の人々と絆を強めるプロジェクトの一環で、麓の村ツェルマットの観光局は公式サイトに「日本の友人たちに、この困難を乗り切る希望と強さの印を送る」とメッセージを掲載した。


感染死者0の国からメッセージ

 東南アジア諸国連合日中韓ASEAN+3)の首脳会議が14日、テレビ会議形式で開かれた。新型コロナウイルスの感染防止などについて協議。安倍晋三首相は各国が持つ情報などを共有するため、「ASEAN感染症対策センター」を設立することを提案し、各国から賛同を得た

安倍首相は「防護服などの物資はASEAN地域からの輸出に依存している」と強調。一部の国で自国の医療物資の不足を補うため、輸出を控える動きが出ていることを念頭に、物資やサービスの円滑な貿易・流通を維持すべきだと訴えた。ASEANを中心にサプライチェーン・ネットワークを強化することも求めた。



ベトナム政府によると、テレビ会議に先駆けて開かれたASEAN首脳のテレビ会議では、新型コロナに対応するための新たな基金を創設する方針が決まった。検査キットや医薬品の調達のほか、ワクチンの開発などに使うことが想定されている。

また、日本のフジフィルムの子会社が開発した抗ウィルス薬アビガンの投入時期などアセアン各国から高い関心を集めた。



ベトナムは感染をほぼ阻止しており、1日の感染者数は一桁。ベトナム全土での感染者は262人、生還者144、死者数いまだ0

驚くべき事だ。

台湾の防御も見事だが、ベトナムの国境閉鎖といい防御はアジアで最も高い成績を収めている。

どうやっているのか?

追跡調査も凄い。


◇256人目の感染者(男性・52歳):ベトナム国籍。北部紅河デルタ地方フンイエン省バンラム郡ディンズー村在住。3月27日にロシア・モスクワからハノイノイバイ国際空港に到着(SU290便)。
◇257人目の感染者(女性・15歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。休校のため自宅におり外出していないが、3月20日に243人目の感染者が自宅を訪問。4月8日に熱や鼻水などの症状が現れた。

◇258人目の感染者(女性・47歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。257人目の感染者の母親。
◇259人目の感染者(女性・41歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。254人目の感染者の妻。
◇260人目の感染者(女性・35歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。感染者の接触者と接触あり。
◇261人目の感染者(女性・60歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。ホイ村のハ市場で食品を販売。
◇262人目の感染者(男性・26歳):ベトナム国籍。ハノイ市メーリン郡在住。北部紅河デルタ地方バクニン省にあるサムスンディスプレー・ベトナムの工場に勤務。3月27日に254人目の感染者である伯父と接触あり。3月31日に熱や咳などの症状が現れ、4月7日から自宅隔離。


何と致死率、結果から見た致死率とも0。身体に抗体が備わっているような錯覚を覚える。

しかし、これは政府と国民が高い意識を持って取り組んだ金字塔である。

マッターホルンに輝くべきはベトナム🇻🇳旗だった。

 ベトナムの翼が

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ベトナムLCLが動いた。

ベトナムはもはや規制は国境と空港だけで十分と判断したのだろう。

同国のLCL(ローコストキャリア)は年間フリーパスを4万円台で売り出した。

2、3日前の話。マレーシアのエアアジアのアンリミッテドのように灰色ではない。この国の翼はいつでも飛び立てる。

その行き先は、中国、台湾、韓国に落ち着きそう。これに加わるのは、コロナウィルスに新規感染者がゼロになって、1カ月持ちこたえた国にだけ許される。

アジアに中でも相互乗り入れが可能な国と出来ない国に分かれる。

今のところ、ベトナムはアセアン会議の議長国で正式な会議は6月にダナンで開催しよう、と呼びかけている。

これは同国が観光元年と位置付ける大プロジェクトが動き出す舞台装置が整った事を意味している。


日本は残念ながら、日本出国前に14日間の検疫が求められて然るべき拡散状況だ。

ところがそうではない国が4、5カ国は存在する。これに中国が乗ってアジアで車輪が回り始める。


なぜ、前段でジャレッド・ダイヤモンド氏やジムロジャース氏の話をしたかと言えば、彼らの年代も初めての経験なので同じ土俵で勝負すると、情報収集力、分析力が高い現役が勝つのは当たり前。当然と言ってもいい。そこを気付いて欲しかったのです。

あなたも世界の先端に立てる。真実以外には決してコウベを垂れないと決心すれば。

全3話中の2




#あなたの特命取材班 #特派員




東京日赤ドクターより全ての日本人へ 頑張れドクター

東京日赤総合病院から遂にバンコクまで届いた一通のメール

ドクター ガンバレ❗️


日赤医療センタードクターから

今、東京の日赤総合病院で働いていますが、この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。
私の病院のコロナ病床は満床になりました。
重症者もいます。
現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。
正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。
近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。
今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。
でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。
本当に悲しい。

だから、外出を控えてください、人と会わないでください。
感染を食い止める方法はこれしかありません。
生きていくための最低限の外出だけにしてください。
このメッセージを出来る限りの家族や友人にシェアしてください。


時間がもうありません。


よろしくお願いします。


#あなたの特命取材班


 

あなたの特命取材班 タイは貧富の差で自殺

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微笑みの国タイ、若者が苦悩する理由

2020/04/14 16:05

「微笑みの国」タイランドに異変が起きていた。自殺率が東南アジアでもっとも高いレベルに達した。一見、ゆったりとした時間が過ごせる世界屈指のリゾート地。


しかし、これは観光客視点の感覚、現地の住民たちは日々拡大する経済格差や貧困に苦しみ、問題を悪化させている。


悲しい事件があった。見ていた人は涙がとまらない。

タイ東部チョンブリ県で4月12日午後、首を吊っている男性(25歳)が発見された。

駆けつけた救助隊らにより心肺蘇生が行われ病院に搬送されましたが、その後死亡した。

各報道によると死亡した男性には21歳の妻と7ヶ月の子どもがいましたが、新型コロナウイルスの影響で仕事を失い、妻が仕事をして生活費を稼いでいました。

妻によると自殺する前夜も一緒に過ごしていましたが、仕事が見つからない悩みなどは話していなかったとのことです。

結婚して、子どもが生まれて幸せの真っ盛りのはずが、稼げない事を苦に幼い子どもと妻を残して生命を絶った青年。

そこで調べたのだ!


WHOのデータによると、タイの人口10万あたりの自殺者数は14.4人。世界32番目だが、東南アジアでは最多だ。2位のシンガポールは11.2人(世界67位)。タイでは年間約1万人が自ら命を絶っている計算になる。

状況は年々悪化し、特に若い世代の状況が深刻化している。地元メディアによると、同国における2018年の1時間あたりの自殺未遂者数は6.11人と前年の6.03人から0.08人増加。この数は、男性が女性を4倍上回るという。

年齢別では、男性35~36歳のグループが最も高い数値を示している。一方、女性は50~54歳の数値が最も高いという。

地元の専門家らは、タイではメンタルヘルス問題を社会的スティグマとして見る傾向があり、患者の治療タイミングが遅れたり、治療機会を失ったりするケースが多いこと、また全体的にメンタルヘルスを扱える医師が不足していることが近年の自殺増の要因になっている可能性を指摘している。

タイ発のメンタルヘルス・アプリ、問題抑制のカギに?


タイで自殺が増加している北部地域。専門家によると、社会的スティグマもありこの地域の人々は、ストレスやメンタルヘルス問題を誰にも打ち明けず抱え込む傾向が強く、これが同地域で自殺率が急増する要因の1つになっている可能性があるという。


その現地からまたも連絡が、、c

メールだけど、

「アタシ、実家に帰ってるのだけど、あなたのとこ行ってもいい?」

絶句する記者。

なんと700キロ以上離れているし、県境には厳重な検問が設けてある。

「やめた方がいいよ、列車もバスも県境を越える便はないし、車も止められるから」

「、、、。」

押し黙った彼女はバンコクのタニヤで働いていた21才。家がどうも居心地が悪いみたい👎

「学校の同級生のところは?」

「それが帰ってないのよ!」

バンコク?」

「夜間外出禁止だし、ガラガラだよう。ショッピングは持ち帰り店だけ」

そっかー。

「で、あなた、アタシに会いたくないの? 誰と一緒なのよ!」

ガー、ガー、

テレビのチャンネルを回して雑音で、会話を切ろうと姑息な手段に出るワタシ。

ココロが痛い。

もしよんだら、ヌーイが自殺するかも知れないし、こちらが殺されるかも!


あー、南の楽園クルンテープは、真夏なのに寒いのだ。


どんどん、救援の声がー

パタヤ ウォーキングストリートのgogobarで働いていた嬢たち。オーナーが給料を払ってくれずに逃げた。アメリカ人らしいが警察が行方を追っている。そもそも店にコロナ禍でお客は来てなかったみたい。

パタヤ は今、帰りそびれた出稼ぎ人の外国人のホームレスが増え続けている。

またも、助けてメール。

んっ?

よかった。ヌーイ。

「早く来て、おれを慰めろよ❗️」

どうして?

ココロが痛いんだよ。

フーン。どのくらい?

タイ湾ぐらい!

フーン。

いつから?

さっきから

何で?

うっ!

フーン、今、みんなで食べてるの。どこが痛いの?

ココロ❗️


遂に絶叫するおっさん

のんびりしてな、コイツm(><);m?


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コロナウィルスの謎3 ゲノム追跡で個人を特定していた 英独合同研究チーム

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英国とドイツの合同研究チームは新型コロナウィルスのサンプル160から世界への拡散ルートを解明した。通称「武漢ウィルス」はタイプB


 Bの場合、93のタイプBゲノムのうち19を除くすべてが武漢(n = 22)と中国南やその周辺国にあった。
具体的には中国東部の他の地域(n = 31)、および散発的に現れているのが、隣接するアジア諸国(n = 21)でサンプリングされている。

B typeは欧州へ拡散していた

東アジア以外では、米国とカナダのウイルスゲノムで10のBタイプが見つかった。1つはメキシコ、4つはフランス、2つはドイツ、そしてそれぞれ1つはイタリアとオーストラリア。


Bはどこで誕生した?

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ノードBは、Aから2つの突然変異、すなわち同義突然変異T8782Cと非同義突然変異C28144Tによってロイシンをセリンに変更することによって派生した。


C type 欧州からカリフォルニア、ブラジルへ 
なぜ中国本土に存在しない謎❓

なのに星港 香港 台湾 韓国
タイプCは、グリシンをバリンに変更する非同義変異G26144Tが親タイプBと異なる。
データセットでは、これは主要なヨーロッパのタイプ(n = 11)であり、代表はフランス、イタリア、スウェーデン、イギリス、およびカリフォルニアとブラジルにあった。


中国本土のサンプルには存在しないが、シンガポール(n = 5)で明らかで、香港、台湾、韓国でも見られます。 系統発生ネットワークの実用的なアプリケーションの1つは、感染経路が未知であり、感染経路探査を再構築する必要性がある。つまり、世界が中国からの渡航者を遮断した時と重なるか?

感染履歴が十分に文書化されている次のケースは、例として役立つ場合があります(SI付録)。 2020年2月25日、中略


2020年1月27日。系統発生ネットワーク(SI付録、図S2)で、彼のウイルスゲノムは、再構成された祖先ノードから分岐し、佛山と深セン広東省)で派生したウイルスの亜種があり、旅行歴と一致している。

彼のウイルスゲノムは現在、明らかに共通のウイルス系統を共有している他の感染した北米人(カナダ人1人とカリフォルニア人2人)のウイルスゲノムと共存していた。

ネットワーク内の単一のメキシコのウイルスゲノムのケースは、2020年2月28日にイタリアへのメキシコ人旅行者で診断された文書化された感染症です。このネットワークはメキシコのウイルスのイタリア起源を確認するだけでなく(SI付録、図S3)、このイタリアのウイルスは2020年1月27日にドイツで最初に記録されたドイツの感染に由来することを意味します。


ミュンヘンは、武漢から両親の訪問を受けた上海の中国人の同僚から感染に感染した。 1か月続く武漢からメキシコへのこのバイラルジャーニーは、系統発生ネットワークの10の突然変異によって記録されています。 

このウイルスのネットワークは、その後の移動と突然変異によって系統が不明瞭になる前の、伝染病の初期段階のスナップショットです。


(ドイツ人がこのゲノム解析の中心にいたため、ドイツの感染ルートは克明にわかっていた。日本人が参加していれば、東南アジアの拡散を詳細に追跡できていたかも知れない 記者)


ウイルス進化の発根は、入手可能な最も古いサンプリングされたゲノムを根として使用することによって、この初期段階で達成できるかどうかという質問がされるかもしれません。
しかし、SI付録として、図S4が示すように、2019年12月24日にサンプリングされた最初のウイルスゲノムは、コウモリコロナウイルスのアウトグループ発根によると、すでにルートタイプから離れています。

Type 追跡の意義 
潜伏期間中に空港に到着していた

2019年の新しいコロナウイルスの流行(COVID-19)の世界的な広がりを抑えるために、空港のスクリーニングや旅行制限などの国境管理措置がいくつかの国で実施されています。
我々の結果は、これらの措置が中国本土から他の国への輸出の速度をおそらく遅くしたが、COVID-19の世界的な広がりを抑えるには不十分であることを示しています。

無症候性の潜伏期間中に到着するほとんどのケースで、我々の結果は、中国本土の外の人から人への伝染を制限するために震源地内と空港現場の両方で迅速な接触では追跡が不可欠であることを示唆している。


調査の概要 
中国本土での新しいコロナウイルスの発生(COVID-19)は、世界中に急速に広がっています。 2019年12月31日に発生が報告されてから2か月以内に、他の26か国で合計566例の重症急性呼吸器症候群SARS CoV-2)症例が確認されました。

中国およびその他の国では、集団発生の拡大を制限するために、旅行制限および国境管理措置が実施されています。これらの管理策の影響を推定し、COVID-19の発生の世界的な広がりに対する空港が果たすべき役割がいかに重要かを示している。

私たちの結果は、2020年1月13日、海外旅行を通じて中国本土から少なくとも1つのSARS CoV-2ケースを輸出する毎日のリスクが95%を超えていることを示す。

779ケース(95%CI:632〜967)は、国境や旅行の制限なしに2020年2月15日までに輸出され、中国政府によって強制された旅行の封鎖により、これらの事例の70.5%(95%CI:68.8〜72.0%)が回避された。

さらに、導入の最初の3週間半の間に、旅行制限により、1日あたりの輸出率が平均で81.3%(95%CI:80.5〜82.1%)減少。流行のこの初期段階では、輸出率の低下により、COVID-19の発生による影響を受けない都市への症例の輸入が遅れ、適切な公衆衛生対応を調整するための時間が確保される可能性があります。

この調査の私感
発生源は中国とその周辺。
一人旅行者が国家を危機に陥れていた事実
現在の検疫を安易と掻い潜っていたコロナウィルス
潜伏期間の旅行者は水際を突破していた


最後にこの扇状グラフィックの見方
ABC typeにより120度のエリアに記録
中国が中心に遠くはブラジル、メキシコまでのルートを特定
ドイツとイタリアでは個人まで特定していた


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中国千人計画とスパイ 米中戦争

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起訴されたハーバード大学チャールズ・リーバー教授は、中国側との関係について虚偽の申告をしたと追及される。

在米中国人研究者たち対して、中国共産党のスパイだった疑いがかけられている。


破格の金額 最高値は1億円超の助成金

リーバー被告は、中国政府から100万ドル(約1億900万円)を超す助成金を受け取ったとされる。

ハーヴァード大学は、教授の起訴を受けて声明を出し、「極めて深刻だ」とした。

さらに、「リーバー教授を無期限の休職処分にした」と発表した。

中国政府の軍人が身分を隠してボストン大学で研究?

検察当局によると、ボストン大学でロボット工学を研究していたイエ・ヤンジン被告は、中国人民解放軍の軍人。

学生だと身分を偽りながら軍人として勤め続け、アメリカで多くの任務を果たした。

また、がんの研究者だったジェン・ザオソン被告は、ボストンのローガン国際空港で、かばんの中に生体サンプル21個を所持していたところを逮捕された。検察当局は、被告は中国に戻って研究を続ける予定だったとしている。

武漢の大学のスタッフに

裁判資料によると、ハーヴァード大学のリーバー・リサーチ・グループの筆頭研究者だったリーバー被告は、米国立衛生研究所国防総省から計1500万ドル(約16億3600万円)を超す助成金を得ていた。

これらの助成金の対象者は、外国の政府や組織からの経済的援助を含め、すべての利害関係について申告が義務付けられている。

しかし、リーバー被告は2011年、ハーヴァード大学に知らせないまま、中国の武漢理工大学の科学者となった。

中国の千人計画とは

被告はまた、外国の研究者らを引き寄せることを狙う中国の「千人計画」にも加わった。アメリカは以前、この計画について、安全保障上の懸念があると警告を発していた。

リーバー被告は武漢理工大学での役割の対価として、月給5万ドル(約550万円)と、生活費として上限15万8000ドル(約1700万円)が与えられていたという。

武漢理工大学からはさらに、同大学での研究所の設立費用として150万ドル以上を支給されていたとされる。リーバー被告はその見返りとして、同大学のために働き、特許を申請し、大学名で論文を発行することが期待されていた。

そのことをリーバー被告は申告しなかったとされる。また、捜査員の調べに対し、「千人計画」との関わりや武漢理工大学との協力関係について、うそを述べたという。

マサチューセッツ地区連邦検事のアンドリュー・レリング氏は記者会見で、「これは中国政府が、戦略的なギャップと見なしたものを埋めようする、非常に直接的な行為だ」と述べた。

舞台裏で暗闘

中国は「千人計画」について、優秀な才能を国内に引き止め、頭脳流出を防ぐのが目的だと説明する。何十万人もの才能ある中国人がアメリカやイギリスなどの最高レベルの大学で学び、そのまま定住してしまうことを、政府は問題視しているのだという。

一方アメリカは、中国が知的財産を繰り返し盗んでいると見ている。アメリカは過去何十年にもわたって、中国が科学および技術分野で窃盗行為をしていると告発している。

連邦捜査局(FBI)は「千人計画」について、中国による「非伝統的なスパイ行為」を実行するために利用され得ると警告。ただ、問題として報告されたケースの多くは、スパイに絡むものではなく、金銭的利害関係を完全に申告しなかったなどの倫理規定違反だ。

アメリカは、中国との貿易戦争が始まった2018年以来、「千人計画」への監視を強めている。一方、中国は同計画についておおっぴらに話すのを避けていると言われている。

中国の国営タブロイド紙・環球時報は、アメリカの懐疑的な態度を「ヒステリー」と表現した。

2008年以降、中国国外に生活拠点を置く7000人以上の研究者や科学者が「千人計画」に参加している。その多くは中国系だ。

アメリカの取り締まりが人種による選別につながってはならないと、多くの人が警告している。台湾系アメリカ人の著名なHIV研究者、デイヴィッド・ホウ氏は、あるメディアのインタビューで、「政策を実施するなら、中国人科学者だけではなく、すべての人に対して実施すべきだ」と提言した。

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逮捕され収監された二重スパイは禁固刑19年の判決で生命を守られる矛盾!


中国情報分析官の必要性

あなたがもし、この記事で日本があらゆる研究分野で中国に追い越されてしまう事に気づいたなら、チャイナウォッチャーとして、この資料をお勧めします。

米国人やヨーロッパの人間には読めない。しかし、日本人と韓国人、ベトナム人には読めるはずです。新聞社より早く情報を入手でき、情報分析力が早い時期から鍛えられるので、

国際政治に関心はある社会人や大学生にお勧めします。


中国互联网联合辟谣平台

http://m.xinhuanet.com

中国千人計画

そんな時間はないという政府の人に

さて、これを数日、ウォッチした後、飛躍的に中国情勢に新聞社レベルを超えれます。ここから幾つか同時に勧められている中国の国家プロジェクトを重ね合わせると、極めて近く将来に起こる事が予想できますが、それはわたししか気づいてないので、みなさんも考えて下さい。

お願いします。


4月12日記事 訂正

スパイの死の記事は朝日新聞のスクープではなく、アメリカ国内での裁判を取材した米国雑誌のものでした。二重スパイの元CIA の中国人の寝返りで殺されたCIAスパイと連絡員など10名が殺害されたに訂正します。なお、二重スパイは19年の禁固刑が確定し収監されています。



米中戦争とスパイの死

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マスクのデザインに問題 生命を守れるのか?ーの記事で応援を頂いたみなさんに感謝します。高いアンテナを張っていた記者の方や、東京新聞の人がもっと踏み込んだ記事を翌日、掲載してくれたお陰で、高機能なマスクが日本に誕生するかも知れません。

みなさんのお陰です。ありがとうございました。

今日はもう一つ、

コロナウィルスの世界的権威のように記者たちが引用している米国のジョンズ・ホプキンス大学のサイトの話。

これを開設したのは、なんと留学中の中国人学生2人です。中国武漢から野火のように世界に広がったウィルスの拡散状況をデータ入力と視覚化でかなり、精度の高い有用なサイトで、毎日120億人がウォッチしているそうです。

機敏な行動は世界的に役立つ事から、力を貸す仲間が増えて今の形に進化しています。


一方、ウィルス戦争の背景

米中の覇権を競う水面下の戦争をスクープしたのは朝日新聞のニューヨーク駐在記者でした。

CIA のスパイが退職後、中国に売った資料の中に中国国内に潜入したCIA局員のリストが含まれていたのです。3人が殺害され、現在、表に現れている中国の報道機関の問題へと繋がっています。記者とは認めないのが米政府の判断です。

上では穏やかに握手しているけど、脚は激しく蹴り合う格闘です。

拷問され殺された3人の仲間を弔うスパイ達は、

顔写真が公開された裏切りの中国系アメリカ国籍の元スパイを殺すでしょう。名前と写真が出たことで、国内はおろか、中国にでもいない限り死を待つのみ。

安全で平穏だった日本もそうはいかなくなりました。中国は1000人委員会というITに限らず、あらゆる分野の優秀な人材を年俸2500万円プラス500万円で世界から招請しています。日本の開発銀行にいた日本人を中国のインフラ投資銀行にスカウトしたのも同じ機関かも知れません。

正義の人が行動を怠れば、世界は乱れ人が大量死する。今、そうしたことが起こっています。

日本の安倍首相はインドのモディ首相に電話し、極限状態にあるインドを勇気付けるため協力関係の再確認をし、応援しました。

わたしがなぜ、これを書くかというと、ロックダウンに入るというモディ首相のメッセージの横に安倍晋三首相の写真が入った一面トップ記事が横に並べてあったからです。

インドの記者も日本を最も信頼しているようです。




それでは、この暗雲が吹き去り、みなさんとバンコクの超高層スカイタワー、雲の上のラウンジでお会いできる日が来る事を願ってやみません。


インドのナレンドラ・モディ首相は、新型コロナウイルス拡大阻止のため13億人の国民を対象に行っている封鎖措置を2週間延長する方針だと、11日にモディ首相と会談した各州の首相らが明らかにした。

 3週間の予定で行われている現在の封鎖措置は14日に終わることになっているが、死者が増え続ける中、国内29州および連邦直轄領のうち一部の首相がモディ首相に封鎖措置の延長を要求した。

ありがとう、

ここを訪ねて下さった人に


グラッチェッツ!


コロナウィルスの謎を追って2

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CLOSED CASES


コロナウィルスの謎を追って

結果からみた致死率
欧米とアジアで10倍の差


コロナウィルスのイタリア北部への伝播から、わずか2-3週で「武漢ウィルス」と殺傷力が違うことに気づいたひとは多い。

それをイタリアの医者たちの見解で紹介した記事に、多くのひとは懐疑的だった。
このインタビューの問題点は武漢との比較ではなく韓国の死者の少なさだった。


ポイントを整理すると、
韓国はこの時点で、世界で最も死者が少ない(生還者がもっとも多い)国だったのだ。
これに比較してイタリアは北部の町から発生したコロナウィルスはまたたく間にイタリアの北部から中部の主要都市を席巻。異常に高い感染の爆発的な拡大(バンデミック)、死亡者数に欧州のテレビ局が密着取材しはじめた。

やがて、フランス、スペインに飛び火。
同じ状況に世界は目を覆ったのだ。

このころすでにウィルスのタイプについて、研究する機関が動きだしていた。イギリスとドイツの研究チームは世界の研究者の協力を得て、100を超えるサンプルの収集に成功した。


同じ頃、わたしは世界のウィルスの感染状況を調べ、アジアと欧州の違いに気づいた。決定的な傾向が現れたのは、
3月の下旬あたり。タイと北米のサンプル数から、
アジア地区のウィルスの殺傷力(結果からみた致死率)と欧州の差が一目瞭然となった。

これはタイも同じだろうか?
感染者が1000を突破したところで、同じ結果。胸をなでおろした。


ウィルスは1、2週間単位で変異する


コロナウィルスの変異で、もっとも劇的な変異が起こっていたのは、イタリアに到達したウィルスである。

これは武漢ウィルスと決定的に違う。


判らない点
1由来が武漢ウィルスなのか?
シンガポールクラスター感染したウィルスと関係がある
シンガポールが起源かもわからない


ただ、わかっていることは
中国でバンでミックを引き起こしたのは、Aタイプとそれが起源と思われるBタイプ。

中国ではこのAとBしか確認できなかった。サンプル数が多ければ違うかも知れないが、100余りのサンプルのなかにはなかった。

武漢でのバンデミックがロックダウンで沈静化しかけたころ、イタリア北部でのものはCタイプ。

 

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ドイツは異なった結果?

わたしはこの頃、結果から見た致死率で、人類VSウィルス戦争の
決定的な情報を世界に発信した。


それはアジアと欧米では結果からみた致死率が大きくかけ離れていることを指摘したものだ。数式は死亡者数/生還者数。


根幹のデータはアメリカのジョンズ・ホプキンス大学のものだ。


それまでアジアと欧米では、ウィルスは同じ起源の通称「武漢ウィルス」だと信じられていたのだ。

 

だが、私に冷水を浴びせたもの。

それは、ドイツの死亡者数の少なさだった。4月9日現在で死者数2606人、生還者数5万2407人。結果から見た致死率4.97%。

中国とほぼ同じだった。

 

世界でもっとも高い医療水準をもつとはいえ、これは何かあるはずだと思ったのだ。

結果から言うと、これはアジア型だ。つまり、地理的な関係からイタリアからの伝播と思われがちだが、そうではなく、武漢ウィルスだ。


これは隣国のデンマークを見ればわかる。
死者数237人、回復者1736人。

ここで別の筋からの情報が、この説を補強してくれた。


日本のフジフィルムの子会社が開発した抗インフルエンザ薬アビガンの提供を日本政府が世界に発信した。

欧州からこれを求めたのは、ドイツが真っ先だったのだ。

理由は医療現場で、試供されているアビガンが武漢の医者がデータ提供した回復状況と同じ結果を示したからではないだろうか?


ドイツとデンマークで蔓延しているウィルスは間違いなくBタイプであろう。観測の域をでない、、。


この結論から、導き出される答えは極めてシンプルだ。


日本には英独研究チームが発表した結果では、Bだったが、10%を超える致死率、正確には14%を超えている。


1、韓国のそれと比べると、6倍も高いからだ!
2、中国と比べても3倍の致死率を示している
3、タイの致死率からも3,4倍の致死率を示している

 


以上の結論から、

日本にはすでにBが中心だが紛れもなくC

が入っていること。

日本にこれ以上、Cタイプのウィルスが入ると、日本は対応できなくなるということだ。

10日現在、国会では海外に住む日本人の帰国を早急に実現するため、国会議員たちの間で、早急に帰国を促す方法が討議されていた。

だが、これが日本をもっとも危険にさらす入り口になるとは議員たちの念頭にないことが気になる。



バンコク危機

バンコクで起こったこと。
それはスワンナープ空港に深夜到着した海外から帰国したグループのなかの最大のグループが、隔離を嫌って空港で大問題を引き起こしたのだ!

結果、警備陣が薄かったため、100人以上が隔離を逃れて自宅に個別に帰ってしまった。

空港関係者はこの異常事態を国に知らせ、隔離を逃れた全員の氏名と住所をネットに公開し、早急にイミグレーションの検疫に連絡させるよう促し、世界にこのニュースを配信した。
これが奏功し20人余りを残し、連絡がつき、その1日後に全員と連絡が取れたのだった。

これがタイで起こった2回目の危機。
一度目はルンピニースタジアムで行われたムエタイの試合会場で発生したクラスター発生に次ぐものだった。

帰国したい邦人は「邦人保護」の立場から、早急に勧めるべきことは国民誰しも、納得すること。だが、これには相当な危険が、恐らく一歩、失敗すれば、タイと同じような危機になる可能性があるのだ。


さらに大きな問題点

それはバンデミック禍の世界の久世主になるはずだったアビガン。

C type に効力があるのか?


イスラエル医療チームの報告が待たれる。


エルサレムポストより

Coronavirus patients surge to 10,505 - 95 people dead