ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

スリーカップオブティーの真相!

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諸君

なぜ、美しい女性の瞳は許可性ではないのだ?



男の心を射抜くし、狼狽させる!

意味もなく、心拍数はあがる。

思わず、3000バーツで今夜どうでしょう?


と口走りそうになるのを、必死でブレーキをかけなければならない!


危ないではないか❗️




 おっさんの名言集より








ほんとうは、

世界最古の仏像にスプレーで書かれていた落書きですm(><)m




これが書かれていたのはスリーカップオブティーという世界的なベストセラー本の章扉でした。

これがその本

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この本、日本語訳は一つなのだか、英語版は何冊かあって、頭のThree Cups of Teaまではみんな同じなのだが、その後のセミコロンの後が違う何冊もの本がある。



 英語版は、

1 Three Cups of Tea: One Man’s Misson to promote Peace… One school at a Time(2007)


2 Three Cups of Tea: One Man’s Journey to Change the World… One Child at a Time(2009)


3 Three Cups of Tea – One Man’s Mission To Fight Terrorism And Build Nations… One School At A Time(2007)


さらに怪しい

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 日本語訳は、最初のもののようである。

最後のヤツは3杯のデシット 

詐欺  

 

 ウソッ?





『スリーカップスオブティー


 実はこの本、捏造疑惑と名誉毀損で訴えられていた!


 大好きな本なので、真実が気になって調べてみたのだ。


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 (CNN) パキスタンで村人に助けられ、恩返しに学校建設活動に取り組んできた体験を記したとされる米ベストセラー「スリー・カップス・オブ・ティー」にねつ造疑惑が浮上している問題で、パキスタン部族地域の研究者が著者のグレッグ・モーテンソン氏を名誉毀損で訴えると表明した。


出版元のバイキング・プレスも調査に乗り出す構えだ。



訴訟の意向を示しているのは、部族地域研究を専門とするシンクタンクの所長、マンスール・カーン・マフスード氏。CNNとのインタビューで、モーテンソン氏がイスラム強硬派勢力タリバーンに拉致されたとのエピソードを「うそだらけ」と批判した。



モーテンソン氏は同書の続編で、拉致の犯行グループとされる部族メンバー13人が並んだ写真を公開していた。マスフード氏はこのうちの1人だが、モーテンソン氏は当時、自身の親族が招いた客として部族地域の村に滞在したと主張。「友人」だと思っていた同氏に「私や私の家族、部族を侮辱された」として、名誉毀損で訴える予定だと話した。



マスフード氏はまた、モーテンソン氏が機関銃のような武器を手にして部族メンバーと一緒に写っている未公開写真を示し、「本人の表情から、拉致されたのでないことは明らかだ」と語った。



ねつ造の指摘を受け、バイキング・プレスは「著者とともに資料を慎重に見直す」と表明した。



一方、モーテンソン氏は、米誌アウトドアのウェブサイトに反論を掲載。

部族地域での出来事について「ほぼ正確」に書いたとする一方、「脱出は試みなかった」「6日後に妻が妊娠中だと告げるとバス停まで送ってくれた」などと述べた。

タリバーンによる犯行だと書いたことについては「分かっているのはこの地域がタリバーンの活動拠点だったことだけで、グループがタリバーンを名乗っていたわけではない」と説明している。



さらに、村人に助けられてから学校建設を決意するまでの時期の記述が事実と異なるとの指摘については、共著者のデービッド・オリバー・レリン氏がまとめて書くよう主張したと弁明した。


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ソーシャルネットワークのときと同じで、事実を誇張し過ぎてしまった形でしょうか。


90パーセントの部分が凄い真実だから、それをもっと大衆ウケするように、10パーセントのフィクションで完璧に仕上げてしまったと。





おっさんの本はこれをしないから、爆発しないのだろうな!





こんなバージョンも

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でも、最後に付け加えておきたいのは、彼はシリコンバレーの金持ちから、出資を得て、子どもたちに必要な学校と図書室をたくさんつくったこと。


それは素晴らしいことだ。


著作が素晴らしいのではなくて、そこに生きた人たちが、

何をなし得たかが、

大事なのでは、、。




主人公のグレッグの共著者であるジャーナリストは自殺した。

バッシングと寄附金の激減など逆風でグッレッグは活動を休止した。


共著者は自殺するほどではなかったのに、

残念である。名誉毀損は裁判で棄却されたのだ。





おっさんは本ではなく、現実に生きる。

本は記録でしかないのだ。それ以上のものにしようとすると、災がやってくる。




これからは、

生きるセクハラおとことしてガンバルわ!





それでは、


シエンティアーモ!


#タイ  #バンコク  #出会いと別れの季節  #旅