米国家安全保障省NSAは、プリズム計画(情報データ収集プログラム)を実行するため、世界のIT企業に個人情報を提供するよう求めた。これに応じたのが、
マイクロソフト 2007.9
ヤフー 2008.3
グーグル 2009.1
フェイスブック 2009.6
パルトーク 2009.12
YOUTUBE 2010.9
スカイプ 2011.2
AOL 2011.3
アップル 2012.10
日本人は喜んでフェイスブックに自分の秘密を投稿しているが、個人情報を世界にさらしたくないなら、書き込まないこと。
この個人情報は、グーグル、ヤフーなどのサービスプロバイダーが応じたため、各9社のサーバーから直接、抜き出されている。
海を超えた日本は安全か?
光ファイバーの海底ケーブルの話しは、ガウスと時間の商人にも書いたが、英国ー米国を基点として発展している。
イギリスだけで世界の25%のインターネットトラフィックを通過している。
接続先はアフリカ、米国、EU。残りの75%はアメリカがほとんどを掌握しているのだ。
英政府通信本部GCHQは、MI5と同様の国家スパイ組織だが、米国のプリズムと同じ監視プログラムを別名で行っている。
そして、最も悲しいことは、GCHQ、それにNSAは最も多くの数学者のたまごを毎年、雇い入れる最大の就職先になっている。英国のGCHQは毎年400-500人の数学者を雇いふるいにかけるそうだ。第一次世界大戦で、アラン・チューリングが招請され、ドイツの暗号機エニグマを解読したのもこの施設だ。
インターネットばかりではない。メール、スカイプ、そして、あなたのもっているスマートフォンが、あなたを盗聴している。
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