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reuterjapannews’s diary

宇宙のなかに住む住人は、どうすればその形がわかるのだろう,という世紀の難問ポアンカレ予想から出発した壮大なドキュメンタリー。決して外から形を眺めることができないがそれに挑む天才数学者たちが繰り広げる死闘を執念で追います。また、記者自身にもそれに挑戦させるとんでもない企画。数学や理論物理学がこれほどまでに凄まじいものかと、、。その煌きと感動を身をもってお伝えします(><);ギリシャ問題、中国バブル崩壊、性奴隷マーケット問題などニュースの裏側を伝えます。短期勝負なのでいづれブログではなくなります。Web MO

韓国経済が軋み始めている

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韓国経済が軋み始めている。

 2016年の実質経済成長率は0。

国民総生産の2割を稼いでいたサムスングループの実質的なリーダーだった李在鎔サムスン電子副会長の逮捕で、韓国最大の企業グループに暗雲が垂れ込める。さらに百貨店、ホテル経営のロッテグループの中国からの不買運動も追い討ちをかけ2017年はさらに下向きそう。若者の表情に覇気がなくなってきた。無理もない。朴大統領をめぐる疑惑からサムスンのトップ逮捕へとつながった。高学歴社会の韓国で競争に勝ち抜いても就職先が決まらない。女子大生にいたっては一度も就職することなく、家庭に引きこもる。

かつて経済破綻したときと同じようにソウルの夜の街に活気が失せている。ひとつは公務員の接待が法律で規制されたこともあるが、もはや一時の隆盛はない。財閥の働き頭であった、造船業も縮小し、朝鮮半島南端の巨済島でも人員削減が始まった。地方にもこの不況感は及んでいる。

韓進グループの韓進海運は会社更生法の適用を受けれず倒産。韓国経済は文字通り苦境に陥っている。優秀な若者が多いだけに労働力不足の日本にほしいくらいだ。就職が見つからないなら一時、日本で働くのも視野に入れたらどうだろう。

 

 

そこに北多朝鮮のミサイル。

北朝鮮はこの4発のミサイルは日本の在日米軍基地を標的にしていると発表した。

 朝鮮中央通信は7日、有事の際に在日米軍基地への攻撃を担う朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊の訓練だったと報じた。金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長も指導し、訓練は成功したと伝えた。

 

 

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は7日夜(日本時間8日午前)、安保理決議への重大な違反にあたるとして、「強く非難」する報道声明を発表。米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)の一部装備が韓国に搬入されたことに反発する中国も同意した。

 安保理の緊急会合は8日に開かれるが、関係者によると、安保理の立場を少しでも早く示すため前倒しで文案を調整、発表した。

 声明は、発射が北朝鮮核兵器の運搬システムの開発につながり、地域の緊張を高めていると指摘。庶民の日用品が不足する中、資源をミサイル開発に投じる姿勢に「遺憾の意」を示した。また、一連の安保理決議による対北朝鮮への制裁措置を完全に履行するよう全ての国連加盟国に求めた。

 報道声明に法的拘束力はないが、理事国15カ国の全会一致が原則で、安保理の統一した意思を即時に示す効果がある。中国はTHAADの高性能レーダーが自国にも及ぶとして強く米韓に反発しているが、対北朝鮮の非難声明を阻止することはなかった。

 

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

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次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

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素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

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天才数学者ペレリマンが挑む 宇宙の形 第1幕: 宇宙の真実の姿とは? (oriental novels)

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天才数学者ペレリマンが挑む 宇宙の形第2幕: 次元を超えて格闘する数学者たちの生き様を追って

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宇宙の形第4幕 ポアンカレ峰アイガー北壁の死闘

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宇宙の形第3幕 物理学者の死闘

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北朝鮮の挑発は別のカウントダウンの針を進める

北朝鮮の挑発は別のカウントダウンの針を進める

 

北朝鮮の挑発が止まらない。6日、北朝鮮日本海にミサイル4発を発射した。米韓合同演習を警戒し武力挑発を繰りかえす。韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は日本時間6日午前7時34分、北西部・東倉里から日本海に向け、弾道ミサイル4発を発射した。ミサイルは約1000キロ飛行し、秋田県男鹿半島の西方約300~350キロの日本海上に落下し、うち3発は日本の排他的経済水域EEZ)内と推定される。

北朝鮮の人口およそ2200万人のうち、首都ピョンヤンに住める層は「核心」と呼ばれる階級のみ。おおよそ200万人。わずか10%だけが配給を受けられ、人間らしい生活が送れる。それ以外の階層は「流動」、「敵対」に区分され、敵対に至っては拘束され、収容所に閉じ込められている。

だが、ここ1-2年は核心層からの脱北者がめだち、金ファミリー以外は誰も幸せではない暗澹たる生活を余儀なくされる。互いに互いを密告する「監視社会」で、住民は疑心暗鬼に陥る。こうしたレポートは国際社会に出にくく、各国が情報を共有し、金正恩氏の殺害をフセインビンラディンと同じように理解を求めることで、実行へ移す流れになる。

米国のCIAは金正恩氏の顔と体の特徴より、目鼻耳、特に耳の形状について関心をもっており、影武者との区別を慎重に進めている。

 

 

原題 北朝鮮アセンディングより

邦題 彼女たちの国境 悪魔の辞典より抜粋

 

 

第1の暗殺未遂事件

北朝鮮金正恩第1書記に暗殺者の影が迫っていた。

具体的な事例が伝えられたのは2例、これらが事実であれば、金正恩氏は過去3年間狙われ続けていたことになる。今年は朝鮮労働党創建70年の節目で厳戒態勢下での金正恩氏の野外行動が活発化しているが、一方、北朝鮮からは国内で幹部らの極刑による粛清や公開処刑の情報が増えている。指導者自身の恐怖心が招く恐怖統治。北朝鮮内で“恐怖の連鎖”が深刻化している。

 

 

 第1の事件は韓国紙東亜日報が報道した。発生は約2年前の2012年11月3日だった。報道によると、金正恩氏の現地視察当日朝、平壌市内の野外スケート場など3カ所の建設現場周辺で、外国製機関銃が隠されているのが発見されて発覚したという。

 

 金正恩氏の日程は北朝鮮の最高機密だ。特に監視の厳しい平壌に機関銃を持ち込まれていたことから、「事件の背後には大物がいる」と判断され、「一番有力な容疑者として叔父の張成沢が注目された」(東亜日報)という。

 

 結局、実行犯は捕まらなかった。だが、張成沢氏に対しての尾行などの調査がこのときから始まったという。金正日氏の急死以降、金正恩氏の最側近として隆盛を極めていた張成沢氏だが、このころ突然のように公開行動の姿が消え、韓国では粛清説が流れた。

 

 金正恩氏と一族の警護は護衛総局が担当している。昨夏、この護衛総局の車が銃撃を受けて1人が死亡する事件があったとの情報もある。これは米自由アジア放送(RFA)が伝えている。

 

 不穏な空気が流れる中で2012年5月以降、金正恩氏の官邸、別荘、専用施設30カ所は装甲車100台などが配置された。この警備強化は米国も確認し、米シンクタンク、ランド研究所が2013年の報告書で明らかにしている。

 

 張成沢氏の処刑後、張氏の息がかかった幹部らの一斉粛清が始まり、その恐怖統治は今も続いている。まず第1段階として、張氏の親族や最側近の11人が処刑され大量の幹部が解任・追放された。第2段階では中央組織内の検閲(調査)と処分が行われた。極刑で火炎放射器が用いられたとの情報もある。現在は第3段階が進行中という。

日本で北朝鮮の公式報道をモニターしているラヂオプレスによると、金慶玉第1副部長は昨年7月、幹部の葬儀名簿に名前が上がっで以来、動静報道がない。昨年3月には金正恩氏の観劇に同行し映像も確認されている。だがその後は急激に報道が減り、昨年7月の名簿を最後に途絶えているとしている。

 

 金慶玉第1副部長の粛清が事実なら、張成沢氏に次ぐ北朝鮮の最高幹部の処刑ということになるが、現在までのところ未確認。

 

 

第2の暗殺未遂事件

 第2の事件は、北朝鮮情勢に詳しい東京基督教大学西岡力氏が月刊「正論」(3月号)で明らかにした。韓国の国家安全保衛部出身の脱北者から入手した情報、「2回目は2013年5月、平壌の女性交通警察官が英雄称号を受けた事件だ。いろいろ噂が流れたが。金正恩の車に大型車が突っ込もうとした事件をこの女性警察官が防いだのだ」というものだ。

 

 このとき北朝鮮の公式メディアは女性交通警察官(22)について「革命の首脳部を決死の覚悟で守った英雄」と称賛する報道を繰り返した。「革命の首脳部」が金正恩氏を指し、「不意の状況で英雄的犠牲精神を発揮し、その安全を守った」として北朝鮮で最高の栄誉とされる「共和国英雄」称号を授与しているが、これが暗殺未遂だったとの証言だ。

 

暗殺未遂事件と2013年末の張成沢処刑の関連について記事は触れていない。記事を書いたのは北朝鮮出身の脱北記者で独自ルートの特ダネを書くことで知られる人物だ。発生から約2年後に未遂事件を記事化したことについて「随分前に知ったが、情報源の安全確保のためこれまで報道しなかった」と断った。

 

首謀者は誰?張成沢氏に次ぐ最高幹部の粛清説も

 

 第1の暗殺未遂が報じられたあと、脱北した元大学教授など知識人で運営し独自情報をネット新聞で発信している「NK知識人連帯」が事件を追った。東亜日報報道の約1カ月後、知識人連帯は内部情報として「続報」を報じた。

 

 それによると、この暗殺未遂事件で金正恩氏の厳重であるはずの警備の失態が大問題となった。この結果、金正恩書記室の行事担当部員1人と党組織指導部部長の計2人が死刑に処されたという。さらに書記室、護衛総局行事課、組織指導部行事課の交代人事があったという。

 

 知識人連帯は「張成沢首謀説」には懐疑的で、「金正恩氏の日程は生前の張成沢氏も知り得なかった。書記室が『本日某時から行事があるので明けておくように』と連絡を受けて『ああ金正恩氏の1号行事があるな』と分かる程度」としている。この「党組織指導部部長」とは、日韓両国では党組織指導部第1副部長として知られる金慶玉氏のことで、報道では死刑執行について「昨年10月初旬」としている。

北朝鮮金正恩第1書記に暗殺者の影が迫っていたとの暗殺未遂情報が続々と出ている。具体的な事例が伝えられたのは2例で、これらが事実であれば、金正恩氏は過去3年間狙われ続けていたことになる。今年は朝鮮労働党創建70年の節目で厳戒態勢下での金正恩氏の野外行動が活発化しているが、一方、北朝鮮からは国内で幹部らの極刑による粛清や公開処刑の情報が増えている。指導者自身の恐怖心が招く恐怖統治。北朝鮮内で“恐怖の連鎖”が深刻化している。

 

成分がよい。

使い方は「出身成分がよい」。

だんだん『悪魔の辞典』の様相になってきた。北朝鮮内で軍部、政治のすべて部門で、出世を望めるのはこの『成分』により決まる。成分には核心・動揺・敵対の3階層があり、さらに51に細分される。どれほど秀才でも成分が悪ければ希望の大学にゆけない、仕事はない。そう、あなたもわたしも失業だ。とうもろこしの粉袋を担いで中国国境を渡り、密貿易するしか生きる道はない。

捕まるのは2度まで、3度はない。なぜなら2度目でほとんど男は獄中で衰弱死するから。つまり、金ファミリーへの忠誠心がメジャーになっている。しかし、最近やけに収監所が大きく広くなった。あまりにも収監されるひとが増え続けている。1000-3000人は収容できる収監所が数えたら最低でも20はあり、さらに、土地を造成中だ。

これは延吉収監所再開発事業とでもいうのだろうか? 首都ピョンヤンの北にまるで逆扇状に収監所が配置されている。

①第12号管理所 - 咸鏡北道穏城郡蒼坪里

②第14号管理所 - 平安南道价川市皮虎山周辺

③第15号管理所 - 咸鏡南道耀徳郡大淑里

④第16号管理所 - 咸鏡北道化成郡

⑤第22号管理所 - 咸鏡北道会寧市洛生里・行営里・仲峰洞など

⑥第25号管理所 - 咸鏡北道清津市松坪区域輸城洞。別名:輸城教化所

⑦第18号管理所 第18号管理所 - 平安南道北倉郡得長里。第17号に隣接・第14号とは大同江の対岸

⑧南新義州収容所 South Sinuiju Do-jip-kyul-so Provincial Detention Center

⑨第1号教化所 Kyo-hwa-so Correctional Facility No.1

⑩第3号教化所 Kyo-hwa-so Correctional Facility No.3

⑪第4号教化所 Kyo-hwa-so Correctional Facility No.4

⑫第77号教化所 Kyo-hwa-so criminal reeducation prison-labor camp No. 77

⑬第11号管理所 - 咸鏡北道鏡城郡冠帽里 ⑬と⑭は3000人規模、5才のこどもが収監されている

⑭第13号管理所 - 咸鏡北道穏城郡豊川里・東浦里

⑮第17号管理所 - 平安南道北倉郡石山里

⑯第19号管理所 - 咸鏡南道端川市大興洞(最大規模)神戸市と同じ大きさ

⑰第23号管理所 - 咸鏡南道徳城郡楽園里(旧 泥望只里)

⑱第26号管理所 - 平壌市勝湖区域貨泉洞(別名 勝湖里収容所)

⑲第27号管理所 - 平安北道天摩郡(1990年11月に移転)

⑳その他の所在地 咸鏡南道定平郡、 慈江道煕川市、

慈江道東新郡、平安北道寧辺郡、黄海北道沙里院市

 

 

政治犯

政治犯の収監は4つの大きな収容所に現在も8万人から12万人が収監されていると推測される。(国連北朝鮮人権調査委員会報告書)。

これはあくまでも政治犯と家族だけ。数字が多いのは家族も一緒に収監するからである。なお、政治犯は脱走を図ったら公開処刑になる。

 

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成分が悪い

日本からの北朝鮮帰還者は3階層の真ん中「動揺」に分類された。帰還者の証言によると「どんなにがんばっても昇進はできなかった」という。また、秘密警察の国家安全保安部員に監視対象として10年間もわからないうちに監視し続けられていた。

核心、動揺、敵対。あなたは、どの成分? 

北朝鮮崩壊後のシナリオ 米中ロで信託統治

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米中ロで信託統治

なぜ、金正男は暗殺されたか

 

 トランプ政権が発足する前の12月末、米国政府のダニエル・ラッセル東アジア太平洋国務次官補が日本に緊急来日した。北朝鮮金正恩委員長の国際社会への挑発を抑止できないことから、トランプ政権は、さらに踏み込んだ政策をとるため、日本側にある協力を求めてきたのだ。すでに核弾道ミサイル開発と発射と度重なる挑発は看過できないレベルに到達した。米国が考える金正恩体制の崩壊後は、1950年に巻き戻して、米中露の3国で信託統治するシナリオである。中国とロシアに提示する準備を進めている。

 これはひとつの選択肢である。1950年の朝鮮戦争は実は米国の提示にロシアが反発し、戦争に突入。北朝鮮金日成スターリンの支援を取り付け、社会主義国を建設した。このときまで時間を巻き戻し、北を正常化しようというシナリオだ。ラッセル氏の訪日は、正恩体制崩壊後の北朝鮮の再建に日本の復興支援金の拠出を求めるものだった。

答えは簡単だ。北朝鮮がどのような崩壊の仕方をしても、北から難民が溢れることになる。これを恐れて中国は積極的には動かない。蓋を閉じておきたいと考えていた。そして、崩壊後のオプションとして故金正日氏の長男、正男氏を庇護していたのである。

それが、マレーシアで暗殺されたのである。つまり、第一の候補は消えた。そして、浮上するのが第2、第3の後継候補の暗殺説である。

日本はいずれにせよ、北朝鮮の難民救済に対して、準備を考えなければならない。日本の新聞社は遠いメキシコには記者を派遣するが、足許の中朝国境の朝鮮族自治区の情報は手薄。

韓国は北からの脱北者をハナ院を通じて韓国社会に適応できるよう教育制度を確立しているが、長いあいだの北朝鮮での思想教育のせいで、年齢が高いひとは適応できずに韓国内で孤立して固まっている。

 

韓国側が日本に求めてる「どんと心に響く補償」とは、

日本はハナ院に協力する形で、韓国の窮地を支えられるようにするのがひとつの形だ。どんな崩壊の仕方をしても難民は最悪、1000万人規模になる。

 

 

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様変わりする名古屋伏見地区 読売新聞社社屋が出現

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  名古屋の栄一丁目地区、通称「伏見」が様変わりしている。早朝の広小路(名古屋の目抜き通り)、堀川の袂に『読売新聞社』の新社屋ビルが竣工間近だ。その隣はユニーのショッピングモール。その隣にあった劇団四季の『新名古屋ミュージカル劇場』は名駅南へ移転し代わって、14階建てのダイワホテルが建設中。

 伏見の変りぶりは凄い。それは歴史ある『御園座』が経営不振から劇場建物を再開発し、上に住宅が入る新しい建物を建設中。このため御園通りの路面店が苦戦を強いられている。なかでも団体客が入れる数少ない寿司店『東鮨本店』が伏見店を閉めることになった。

 御園通りは、昭和のレトロな感覚が味わえる名古屋では渋くて粋な商店街。あと少し踏ん張ればお客は戻ってくる-。東鮨本店の前は、名古屋では珍しい映画の名作を上映するミリオン座がある。泣ける映画が多く上映され熟年層から若い女性まで人気がある。

 伏見は実は名古屋の地図にそんな名称はない。わずかに駅名としてその名残りをとどめるのみ。由来は山城国の商人「伏見」がこの地に移り住み、豪商として栄えたから地名に残った。山城国とは恐らく岐阜のことであろう。名古屋の観光名所『大須商店街』も岐阜から移転したものだ。つまり、岐阜が名古屋の由来である。なぜなら、過去地図をみると、ここは『那古野』という名称で、ほとんどひとが住んでいなかったところだ。

食料は大阪、京都からさら米原を越えて岐阜へ。さらに南へ下り那古野へ。つまり、魚や肉も輸送の日数が延びるため、それだけ塩を多くぶちこまなければならない。

これが名古屋で1600年から400年も受け継がれ、塩辛い名古屋の味覚が伝承された由来だと思うのだ。これはわたしひとりの考えだが、みなさんはどう思われるだろう?

 

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名古屋今昔絵巻を楽しんでください。

写真は読売新社屋の対岸にある風俗雑居ビル。今はイルカになってしまったが、少し前までは『くじら』だったのだ。このころはまだ、名古屋に勢いがあった。がんばれ名古屋。

 

 

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

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宇宙の形第3幕 物理学者の死闘

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人類絶滅境界線上のアリア  6500年前 人類がアフリカ大陸を離れた本当の理由

人類絶滅境界線上のアリア 6500年前 人類がアフリカ大陸を離れた本当の理由

 

 

感謝されない日本政府開発援助

感謝されない日本政府開発援助

カンボジア反対票で国際仲裁法まで無力に

 

カンボジアは1980年代まで、戦闘が繰り広げられ、首都プノンペンに走る車も少ない。ベトナムホーチミンを模した形態の店が繁華街に軒を連ねる。ここに来る旅行客はビザが切れるための一時出国先として、短期間だけいる旅行者と米軍関係者が目立つ。米兵たちだ。

ここに走るバスは日本の開発援助で購入したバスが庶民の脚として走る。そうバスに書いてあるのだ。

だが、カンボジアは親中国派で、南シナ海問題で中国の主張を否定した仲裁判決を、ASEAN外相会議で共同声明に盛り込むことに反対した。あくまでも当事国で解決するよう求めるべきだという。

 

さらに追い討ちをかけられ、逆に「当事国以外の関与を認めない」という共同声明が出される。

だが、この問題は日本だけではなく、ベトナム、フィリピンにも同じ中国の海洋での覇権問題が起こっている。つまり、一国対複数国の問題を、逆に切り崩されたわけだ。

日本の外務省は総花的にどこへでも首を突っ込むが、それを理由にどこからも感謝されていないことに、国民は気づかなければならない。医療施設と学校だけでもう十分ではないか。日本は巨額の負債を抱え、子どもや孫がその借金を払わなければならなくしてまで、体面をつくろっている。

いずれ、本当に840兆円もの借金に苦しむ日本経済を世界が知って笑われる。

もう、日本は第4コーナーを周っている。国民はそれに気づきはじめ「われわれは金持ちなどではない」と旅先でも言っている。当事国ではないのに、遠くはアフリカまで援助する。

アフリカを援助して、「マグロの票」を獲得することが、外務省の本当の仕事なのだろうか? マグロを口にしない日本人も大勢いる。

外務省が開発援助が功を奏した例としてマスコミに宣伝したとき、外人記者クラブのメンバーは「?」と思った。 

注)マグロの禁猟をめぐり国際協定を決めるとき、アフリカが日本案を支援してくれた経緯がある。

 

 

日本政府の債務残高

数字の謎を追って

日本政府が発行した国債(負債残高)は840兆円に達した。総務省が発表している負債残高は280兆円。その差は、日本国民がもっていた政府が公表していない財産おおよそ650兆円が消えているのだ。

650兆円のうち、特殊法人独立行政法人への貸付金160兆円、同出資金58兆円を使っていた。計118億円は消えそう。

国債   -840兆円

政府発表 -280兆円 

      560兆円の差

 

 

国民資産650兆円のうち、すでに-840兆円を使いきり、われわれの資産はゼロ。あとは国民の年金おおよそ1400兆円の10%を運用して、その金利(過去3年間で+30兆円程度の運用実績)で穴埋めする。

ここからわかるのは農協の預金、企業年金の積立金すべてを国が管理下に治めて、その運用益をだそうという、政府の水面下での不可思議な行動の説明がつく。

これが”第4コーナーを周った”という理由だ。われわれ国民は世界に向けて、われわれはもはや「金持ちではなく大変な借金を背負ったことを知らせるべきであろう」。

なぜ、IMFが「10年後には韓国に抜かれる」ほどの国に凋落(ちょうらく)すると、日本に警鐘を鳴らしたかを証明している。

 

 

 

 

[名古屋発]ローカルニュース 

名古屋市役所 恥ずかしい仕事

マイナンバー悪用? 差し押さえは生活困窮者ばかり

 

世界の流れを理解しない地方行政の動きほど不気味なものはない。ひとつの例で、名古屋市のケース。

同市の市税徴収課が国民のマイナンバー制度でネットにすべて個人情報がつなげようとしている。それをたぐって、市税の徹底徴収に取り組む。市民の銀行口座の差し押さえだ。

しかし、実情は到底、税など払えない生活困窮者の年金を差し押さえ、苦情が巻き起こっている。なぜ、差し押さえられた人が市を訴えようとするのか? 

理由は自分たち市役所員の給料を値上げ(2017年から値上げが決定)、さらに市議会の議員報酬を選挙で800万円に決めておきながら、市民が知らないうちにあっという間に1400万円に戻す案を可決し、市民を唖然とさせた。

これは名古屋市だけではなく、同じような動きがいくつか報告されている。つまり、公務員は自分たちの領域を守ることしかしないと国民は感じている。さらにあくどいのは、市が秋に年金者需給者に3万円か3000円をばら撒くという手紙を送りつけ、これが論争の火種になっている。

何をもって税を徴収し、年金者を路上に追い出すようなことをしておきながら、その一方で、「恵んでやるという思い上がり」か、「選挙対策」なのか、訝る声があがる。

「誰も3000円などいらない。税金を返せ」。

 

 

これをジョン・ナッシュ博士の※ゲーム理論でいうと、市民は「バカにされた」と思う引き金になった。

 

注)ジョン・ナッシュゲーム理論では、あまりに小額の金銭のオファーは「バカにされた。相手を罰してやろう」という仕返しが想定される。つまり、はねつけ、処罰したいと相手は感じる。※ナッシュ博士がした実験ではないが、実際に行ったゲームでそのような反応が集団実験に現われたという意味。

 

東証上場企業の会社員(40代)は「この地方都市名古屋の行政の偏重は、どうも市議会議員が市民を代表していない」と指摘する。

要約すると、「ボランティア精神のあるひとではなく、名誉職とか政治屋(生活の手段にしている人)」が地方行政にいつまでも居座っていると批判する。

それが市の発展をさまたげる原因だというが、東京から転勤して来たひとだから言い方は辛らつだ。しかし、あながち外れているわけではない。

 

 

 

nagoya ギネスブックに登録 

死亡事故14年日本最多記録を更新中

 

名古屋市のイメージを一言で表すと「中途はんぱ」と言われる。原因は地下街をつくりながら、駅前の「名駅地区」と「栄地区」が空白のまま放置1・5キロがつながっていない不便さ。地上のテナントビルがガラガラなのに地下街そもそも必要だったのか疑問に思われている。

オランダなどが取り入れた『自転車移動』。名古屋市はこれを奨励したため、自転車利用者は歩道は自転車走行レーンだと信じ始め、歩行者をおしのけて我がもの顔で、前後左右から襲来する、とんでもない交通状況をつくってしまった。20年前の上海をイメージする。

 

もっともひどいのは繁華街の広小路に面した栄地区。ここは中国からの観光客、それに岐阜や三重からの観光客、地元のひと、通勤者、買い物客でごったがえしている。そこを、自転車が前後左右から縦横無尽に走り抜ける。ひとをスラロームの棒のようにしてぬけて行く。

「あぶないったら、ありゃしないわ」こどもと手をつないだ40代のおかあさんは叫んだ。前と後ろから自転車が向かってきて、挟まれる。逃げ場がないのだ。

もっとも悲惨なのは経営再建中のデパート「丸栄」の前、この広小路に面した丸栄の前にバス停(透明な建造物)がある。その横は放置自転車の列。

もっとも人通りが多いのに歩道の幅は2メートルもない。女性は当然のように2-3人並列で話しながら歩いている。わずかな隙間をねらって、自転車が後ろから追い越し、2人は思わず叫び声をあげる。

「おりなさいよ」と叫ぶが自転車は走り去る。

自転車は決して降りて、押して歩こうとは考えないのが名古屋。実はわたしもこの取材中に脚を自転車に轢かれた。自転車は20代の若い男で、なにやら口ごもって勢い良く加速して逃げた。

 

 

 

だが、この問題はわずか10万円程度の出費でかたずく。人通りが過密する地区にポールを打ち込めば、それですむ。自転車通行禁止ゾーン。簡単な解決策があるにも関らず放置する市議会議は機能していないからとしか考えられない。

 

名古屋市が観光名所にしようとしている納屋橋。ここを一本奥に入ると「竪三蔵通り」。朝日新聞、ヒルトンホテル、クラウンホテル、名古屋ミュージカル劇場がある。この歩道によく、車が歩道を通行止めにするように車が停車される。ナンバーみると「おわりあさひ」。名古屋ナンバーもある。

さらに、困ったことに横断歩道の真ん中に車が停車されて、歩行者の横断を妨げる。東京の渋谷なら歩行者にボンネットや屋根を叩かれ、すぐどかされる。関東圏では歩行者らが注意するので、許されない。

名古屋のひとは「車社会」で、運転手は「自分は偉い」と考えているからなのだろうか? しかし、彼らは決して性格が悪いからではなく、「名古屋ルールだから」がそうさせているようだ。

よく、このあたりで人身事故が目撃されるが、つばめタクシーは2度おこしている。そのつばめタクシーは教育を徹底しているせいか運転手は乗客を大切にし、なんと、乗客を降ろす時、車を横断歩道に半分以上かけて止める。

それでは歩行者が横断歩道を渡れないではないか? 

こどもはタクシーが死角になって危険にさらされる。ワンボックスではおとなでも視界をさえぎられる。

愛知県は日本全国都道府県で前人未到のはずかし記録を更新中だ。日本1の交通事故死亡者最多記録を14年間も死守しているタイトルホルダーである。

NGOジャーナリストたちは、なにも手をうたず、放置している県と市をギネスブックに登録するつもりだ。

実は、愛知県警には優秀なひとが集っている。わたしは採用試験を現場取材しているのでわかるが、どの民間企業よりもやる気と気力がみなぎった若ものが集る。

県警は少ない人数でも彼らが一生懸命働く姿を市民、県民は毎日みている。つまり、関係省庁の知恵が集らないから、14年のとんでもない記録を更新している。おまけに空き巣泥棒9年間、日本1である。

連携を呼びかけるべき県と市が関係各所に呼びかけていない。中心になるべきは県と名古屋市だ。

「市民の基本的な生活の安全を守ろうとしない公務員や議員が、なぜ自分だけ給料をあげるのだろう」。

市民は疑いはじめている。街にでてリサーチしなければならない市会議員は、夜の錦糸町で「名古屋城天守閣について市民の意見をリサーチした」とその駐車場利用料を経費に紛れ込ませ朝日新聞にすっぱぬかれた。

これほどやる気のない市議会なら総入れ替えするしかない。大学生の調査チームの方がまだ真剣にやっている。好意的にみても、市議会議員と県会議員の年代のひとは、学生たちが学んでいる市場リサーチ(ヒヤリング)を徹底的にやる手法を学んでいない世代だ。大学生、それに大学関係者はこの名古屋のあり様を間のあたりにして、大学がやるべきことが見えているはずだ。

閑散として中国人が不動産を漁りに来ている繊維街(栄2丁目の北方面)に大学のサテライトキャンパスを戻して、生きた学びと実践ができる場が市政に必要になっている。教授たちと学生、市民でこの街を救おうではないか-。

金正男氏暗殺事件 謎の女性工作員の正体 2人はインドネシア国籍

 

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金正男氏暗殺事件

謎の女性工作員の正体 2人はインドネシア国籍

 

 金正男氏暗殺事件の2人目となるインドネシア旅券を所持するシティ・アイシャー容疑者(25才)が逮捕された。マレーシア警察当局が16日明らかにした。さきに逮捕されてたドアン・ティ・フォン容疑者(28才)はベトナム国籍で、2人は北朝鮮のスパイ組織が外国でスカウトした工作員とみられる。

 クアラルンプール国際空港に13日現われた金正男氏はマカオへ出国する第2ターミナル3階LCL出発ロビーで、航空チケット自販機付近で襲われた。正面から25才のアイシャー容疑者が話しかけ、その隙に背後からフォン容疑者が首を絞めるような形で布で頭を覆い、スプレーを噴霧した。

 金正男氏はデニムにブルーのポロシャツと庶民的な中国人を装っていた。生前、暗殺者が狙っていることは自覚しており、マカオの友人に「自分はいつまで生きれるかわからない」と漏らしていた。女性の暗殺者には警戒を解いていたようで、抵抗することもなく押さえ込まれた。この模様は空港内の監視カメラに犯行の一部始終が記録されていた。

 正男氏は金正恩氏と同様、北朝鮮で神格化されている革命の父金日成主席の孫。金日成氏の血をひく血縁が粛清されたのは北でははじめて。

 韓国聰合ニュースによると、政治に関心がない正男氏暗殺は、「裏金の返還」を求めていた正恩委員長の指示に従わず、金銭をめぐって対立していたためとする憶測もある。

 12年に一度、正男氏の暗殺未遂事件があり、その後は北京とマカオを行き来する生活を送っていた。中国が金正恩体制が崩壊したあと、立て直す意味から保険で正男氏を保護していたとされる。金銭的には潤沢な生活を送っていたとされ、シンガポールなど各地を定期的に訪れており、正妻と別れた前妻がそれぞれ北京とマカオに住んでおり、それぞれ子どもがいた。

 工作員ベトナム国籍のフォン容疑者はベトナム北部のナムディン生まれと記載されたパスポートを所持していた。ここは脱北者が中国を越境するときに通過する地帯で、地理に明るいフォン容疑者を北がスカウトしたものとみられる。

 ここからカンボジアに逃れ、プノンペンから空路ソウルに入る脱北ルートをすでに北側は押えており、今後、このルートを利用しようとする脱北者とNGO関係者に危険が迫っていることをうかがわせる。

 正男氏の暗殺の成功からすでに脱北し韓国籍を取得した北の元政府要人と、米国に逃れた人権活動家たちの身にも危険が迫っている。

 

 

 

 

北朝鮮アセンディング-彼女たちの国境より抜粋

 

中国で性奴隷にされる脱北女性

Surviving Human Trafficking in China

パク・ジヒョンさん(人権活動家、人身売買被害者)

 

野放しの闇ビジネス

 私のいた村には脱北妻が5人いたが、道で擦れ違っても声を掛け合うことはなかった。近所の人たちの目が怖いからだ。「所有者」の男たちは、私たちが共謀して逃げるのを警戒していた。逃亡を防ぐために、私たちには冬でもまともな靴は与えられなかった。

 

 私は中国人男性の奴隷として6年間過ごした後、2004年に中国当局に見つかり、他の数人の脱北女性と共に国境地帯の図們の収容所に送られた。最初の1週間は毎日5~7人の男の看守が部屋に入ってきて、私たちを全裸にさせ、肛門や膣に現金を隠していないか調べた。生理中の女性を調べるときには、看守の脚に血が流れたが、彼らはお構いなしだった。看守はトイレにまで付いてきた。

(出典 連座制強制収容所送り、北朝鮮「収容所人名辞典」が暴く地獄)

 

 北朝鮮に送還され、半年ほど収監されて強制労働に駆り出された。脚に壊疽(えそ)が起き、死期が近いと診断されて、収容所から放り出された。家もなければ、頼れる身内もいない。私は路上で物乞いをした。あるとき通り掛かりの医師が哀れに思ってこっそり脚を治療してくれた。

 

 私の物語はそれで終わりではない。息子を捜すために別のブローカーの手引きで再び中国に向かった。07年に北京で出会った韓国系アメリカ人の牧師の助けで、私たち親子はイギリスに渡って難民認定を受けた。私は生まれて初めて自由を知った。

 

 人身売買は国際法で禁止されており、中国でも違法だ。だが、闇のビジネスは野放し状態。

 祖国の悲惨な生活から逃れようとして人身売買の餌食になり、性奴隷にされる女性たち。世界がその実態に目を向けなければ、彼女たちは抵抗するすべもない。

 

 

 

ついに性奴隷市場が出現

 中国の三合に来たパク・チョンファさん(26才・仮名)は、黒竜江省五常にブローカーを介し売られた。半監禁状態で過ごした。まさに売られた先が男ばかりの家。

62才の父親と32歳の長男など、男性5人だけのこの家には、自分が唯一の女性だった。憂慮したことがまさに現実となった。父親と息子4人が、『毎晩、順番を決めて体を求めてきた』。体調が悪い時や生理の時も、例外ではない。周囲に民家はなく、誰とも接触できなかった。そんな「けだもののような生活」が8ヵ月ほど流れた。

 

チョンファさんは、自分に同情した2番目の息子を誘って、隣町に外出に出た際、逃げ出し、奴隷生活から辛うじて逃れることができた。敦化を経て、延吉のある救護機関を訪れたチョンファさんは、「いっそ北朝鮮に帰りたい」と泣いた。

事情を知った救護機関の関係者は、「彼女に旅費を与えたが、北朝鮮に帰れたかどうかわからない」という。

 

 

延吉で会った他の脱北女性キム・へジョンさん(仮名)は、「昼には牛のように畑に出て働き、夜には男性のなぐさみものにならなければならなかった」と訴えた。2000年6月、北朝鮮を脱出し、汪清に売られた女性は、「同じ村に来た脱北女性に会って話をしたら、男たちから集団暴行を受けた」と話した。脱北女性たちは、周辺の監視はもとより、言葉が通じないうえ、いつ中国公安当局に逮捕されるか心配で逃げ出すこともできない、と話す。また、子どもができれば、子どものために逃げることができないという。

 

河北省秦皇島市には、約1O世帯に脱北女性が「集団売買」されて来たが、人里離れているうえ、監視が厳重で、反監禁状態で暮らしていると、ある脱北女性が打ち明けた。

 

「最近、延吉周辺の農村では2O代女性基準で2OOO〜3OOO元(約3万-4万円)で最も低く、河北省からの注文は、2万元(日本円で約25万円)と最も高い」という。

河北省の場合、鉱山開発などで金が回るうえ、独身男性が多く、脱北女性たちの人気が高いという。また、年齢などの「条件」によって、価格が変わる。市場も、東北3省一帯から内陸に拡散している。

 

 地域と年齢で「値段」決まる脱北女性売買市場。売られた脱北女性ヒョンジョンさん(仮名)の手に入った金は2OOO元(約3万円)。ブローカーには8OOO元(約12万円)が入った。また、他の脱北女性K氏は、比較的「売買初期」に売られ、1OOO元(約1万5000円)だけ受け取った。延吉のあるブローカーは、『脱北女性を買える』という情報が中国全域に広がり、地域別に異なる価格がついているという。

 

 

北朝鮮の咸境北道 会寧(フェリョン)の苗木会社に勤めていた35才の女性は、2OO1年7月初め、見知らぬ男から声をかけられた。男性は小さな声で、「生活が苦しくないか。中国に行けば、金が稼げる」と言われ誘惑にかられた。

 

1997年、両親が予防接種の副作用や栄養失調などで一度に死亡した後、4歳の妹と何とかその日を暮らしていたところだった。会社では仕事だけさせて月給を与えず、妹も体が丈夫でなく、寝ていることが多かった。二日に一日は食事ができない状態で生活しなければならなかった。

 

「どこに行っても、今以上の生活はできる」と考え、彼女は1週間後の夜、胸までつかる豆満江(トゥマンガン)を渡って、他の脱北女性2人と中国に渡った。龍井のある民家に泊まった2人は、2日後、それぞれ農村に売られた。

 

延吉で記者と会った女性は、「ブローカーにだまされ、田舎の年を取った男のもとに売られ、妹と連絡もできないまま、何の希望もなく暮らしている。息をしているから生きているのであって、本当に生きているのではない」と話した。不法滞在の身分である彼女は、周囲をきょろきょろ見回していた。

 

 

 

北朝鮮には”女性”はいません。性と労働力搾取の対象があるだけです』

 脱北女性団体のニューコリア女性連合(イ・ソヨン代表)が国際女性デー前日(2016年3月7日)、ソウルプレスセンターで記者会見を開き、北朝鮮における女性への人権侵害実態を告発した。北朝鮮で列車乗務員・軍看護師・協同農場労働者などをしていた脱北女性たちは「北朝鮮内の女性たちは劣悪な労働環境や暗に行われるセクハラ(性的嫌がらせ)、性的暴行に対しても『人権侵害』という認識さえないまま暮らしている」と述べた。

北朝鮮で列車乗務員をしていたというキム・ウンミさんは「列車には兵士用車両があった。夜になると電気がつかなくなるのを狙った兵士たちが、女性乗務員や不正乗車などで摘発された女性を対象に性的暴行することがよくあった。こうしたことがあまりにも横行したため、女性列車乗務員は結婚相手として避けるべきだという言葉まであった」と語った。

北朝鮮軍看護師として6年間勤務し、2014年に脱北したというチェ・スヒャンさんは、北朝鮮軍内の女性兵士たちの服務実態や、上官による性的暴行について証言した。チェさんは「金正恩キム・ジョンウン)政権になってから北朝鮮軍全兵士120万人のうち女性兵士の割合は30-40%にまで増えたが、年に軍服を1着しか与えないため、一度洗濯してしまうときちんとした服が着られず、寒さに震えた。ある女性分隊長は夜遅くに事業報告名目で上官に呼び出され、頻繁に性的暴行を受けた。後に望まない妊娠をしたが、このことが知れて不名誉除隊となり、ショックのあまり自殺した」と語った。

鉄道放送員を務め、1999年に脱北したというチョン・ヒョンジョンさんは「北朝鮮が中国の飲食店などに女性労働者を多数派遣しているせいで、『平壌市内には女性がいなくなった』という話まで飛び交った。管理者たちはこうして派遣された女性たちを1部屋に3人ずつ寝起きさせ、互いに監視させ合ったので、外出なんて考えも及ばなかった」という。

 

 

 

いったい首都平壌はどんな状況なのだろう? この史上空前絶後の大飢饉にみまわれたあと、平壌のごく一部と南北が対峙する板門店をめぐるツアーが催行されるようになった。外貨獲得のために観光ビジネスに乗り出した金正日(金体制の2代目、正恩氏の父親)みずからがデザインしたホテルに宿泊し、党の宣伝と開かれた近代的な首都の一部をアピールするツアーである。

このころは分断された南北朝鮮半島に雪解けのムードが漂った。

日本からのツアーは朝鮮総連系の旅行代理店・朝鮮国際旅行社が企画した新潟空港ウラジオストックを経由して空路で平壌に入る6日間の旅だ。当然、マスコミ関係者は入れないが、何人かはこのツアーに潜り込んだ。

新潟からはウラジオストック空港へプロペラ機、そこからは高麗航空に乗り換える。ツアー参加費は25万円だがこれ以外の方法で平壌入りはできない。北朝鮮が進める経済開放政策にそって企業が北に進出する商談など以外ではまず入れない。

この時期、外国人のための宿泊施設として、高麗ホテル、羊角島(ヤンガド)ホテルが使われている。ホテルの宿泊客は中国人ビジネスマンとツアー客だけという極めて宿泊客が少ない稼働状況だ。しかし、中国とのビジネスには積極的で、羊角島ホテルの地下にあるカジノは中国から誘致した企業が運営している。だから、従業員も朝鮮語が話せる中国人だった。

ほとんど、こうした施設は利用されていない。だがツアーの内容は決して悪くはない。ホテル施設は古さが目立つがサービスが行き届いており、空調やテレビ、それに内装もシックで落ち着いたものだ。ソウルに一流ホテルとは比べるのは酷だが、デザインがひと昔前のものだ。

街を歩くひとはそれほど多くない。むしろ閑散としてる。ハングルの看板の百貨店やホテル、あとはスローガンだけで、企業やブランドの看板がある。この不思議な無機質な都市をどう表現するか悩むところだが、写真で伝えるのが一番だろう。このな世界は極東アジアのここにしか存在しない。いくら想像してもわからない。

 

街のひとたちは外国人に話しかけたりはしない。また、めずらしそうに見つめたりもしない。先を急ぐように歩いている。ここに住めるのは政治と軍事関係者のエリート家族だけ。

つまり、この平壌数キロの圏内に住むひとたちだけが、あの未曾有の飢饉を苦しむことなく生き抜いたわけだ。

 

公開されているのは地下鉄の1区間だけが乗車できる。復興駅から栄光駅の短い区間だが、地下100メートルに潜るエスカレーターと高い天井をもった駅が観光のみどころになっている。モザイク画で金日成の伝説を描いたものらしい。天井のシャンデリアが不思議なムードをかもしだしている。これはモスクワの駅でみたシャンデリアではないだろうか? モスクワには4駅あり、どこだったろう。

千里場線 栄光-凱旋駅

 

電車の車両は古くこれといった特色はない。この栄光駅を上にあがるとその近くに高麗ホテルが聳え立っている。

板門店JSAについては映像がでまわっているのでここでは触れないが、北朝鮮が見てほしい”よそ行きの世界”と”現実の北”は、労働者層と支配管理者層の2つの層が完全に 真っ二つに分離した異質な世界だった。

 

 

これほどの経済格差があり、生きることが困難な状況にありながら、なぜ、座したまま餓死せざるを得なかったのだろう?

それは徹底した監視社会と情報隔絶が生んだ悲劇である。北朝鮮が異常だと気づくのが遅すぎたのだ。ピョンヤンの現実は詳しく後述するが、下の写真でわかるように衛星写真では北朝鮮は真っ暗闇である。そして、ピョンヤンだけが点として浮かび上がっている。

 

 

先遣隊は20代の彼女たち

北からの脱出ルートはいくつも存在するが、現在でそのルートのいくつかは、利用されているので詳細は書かない。警備が厳重になればそれだけ難民に危険が及ぶ。

成功するには必ず押えておかなければならないポイントがある。

 

偽造パスポートによる出国のケース

国連難民高等弁務官事務所がある大きな都市まで行く

②同所で難民申請する

③申請が受理されたらそれをもって韓国大使館へ行く

④それをもって韓国大使館で受け入れ証明をもらう

⑤国際赤十字へ行き旅券を作る

⑥ロシア、モンゴル、カンボジア、あるいはその地の国の出国許可をもらう

 

ざっと、以上の手続きを必要とする。

 

 

 

 

金正男氏暗殺される 北朝鮮金正恩氏の暗殺指令がでていた

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クアラルンプール国際空港で殺害された金正男氏(上)、暗殺指令をだしていた北朝鮮労働党委員長の金正恩氏(下)

 

金正男氏が暗殺される

 

 北朝鮮の金日総書記の長男で、現朝鮮労働党委員長金正恩委員長の異母兄にあたる金正男(45才)が6日、マレーシアのクアラルンプール空港で殺害されたことが明らかになった。金正恩委員長が暗殺指令をだしていたことから、北朝鮮秘密工作員に殺害されたものとみられる。

 複数の目撃者証言によると、工作員は2人とも女性で、空港の出発ロビーで近づいてきた2人に布で頭を覆われ、正男氏は体調不良に陥り、病院に搬送された後、死亡が確認された。目撃証言によると、「頭を覆った布には毒物が沁みこませてあった」というものと、「針で複数回、刺された」という2つの殺害方法が浮上している。どちらも目撃証言なので、殺害を完全に実行するために両方だっとみられる。工作員の女は現場からタクシーで逃走した。

 

 『北朝鮮アセンディング-彼女たちの国境』で書いたように、金正恩氏は軍を指揮し常に動いてないと気が済まないという脅迫観念にとらわれており、日本の安部首相と米国のトランプ大統領との会談時にミサイルを発射、自らが世界の注目を浴びた。

ミサイル発射計画と同時に、北朝鮮の後継者レースで最有力だった長男の正男氏の殺害の機が熟したことから、暗殺を実行、北から韓国を通じて殺害をリークしたとみられる。

 

金正男氏は自身、暗殺される危険は感じていたようだが、マレーシアからマカオへ行く便に搭乗する途中で、工作員に捕まった。

中国はこれまで北朝鮮と中国のパイプ役だった張成沢氏(処刑された)を通じて中国国内やマカオで正男氏を保護してきた。暴走をやめない正恩委員長の後継者に、「正男氏を北朝鮮のリーダーに据える」という選択肢を、正恩氏が読み取り、阻止することが狙いだったようだ。

  金正恩政権が発足した直後の2012年から「場所、手段を選ばず、正男氏を殺害せよ」との指令が出されていた。消息筋によると、中国に滞在する工作員に毒針が配布されたことも確認されたという。

 金正男氏は1971年5月、金正日(ジョンイル)総書記の長男として、映画女優成恵琳(ソン・ヘリム)氏との間に生まれた。金総書記の後継者として有力視されたが、2001年には、別人名義の旅券で日本に入国しようとし、成田空港で家族らと拘束され、強制退去措置となった。

 後継者レースから脱落したが、金委員長の実母、高英姫(コ・ヨンヒ)氏を支持する勢力との暗闘が背景にあった。その後は、主に中国や東南アジアでビジネスに従事していた。金総書記の妹の金敬姫(ギョンヒ)氏とその夫の張成沢チャン・ソンテク)氏が金正男氏を擁護してきたが、張氏が13年末に処刑され、後ろ盾を失った。

 

今回の国際世論が糾弾するなか、公然とミサイル発射し、北の後継者問題で正恩氏はみずからの殺害計画「キルスイッチ」を押すことになった。

北朝鮮は昨年秋からの米の収穫ができず、農村部で餓死者がでている。ひとつの都市で300人の餓死者がでていることから、数千人に及ぶ可能性がある。米国は人道支援の立場から救済を申し入れている。

 

 

 

北朝鮮アセンディングより

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  仮想敵国ゲームの真実

 世界の目は、地中海を越えてイタリアの南端、スペイン、そして、ギリシャに詰めかける中東・北アフリカの難民に向いている。特に北アフリカリビアから小型船で定員を100倍も上回る難民を積みこみ、地中海沿岸で船を沈め、逃げ帰る難民ブローカーの極めて残忍な脱出ビジネスに、世界は目を釘付けになった。だが、これと同じほど凄惨な事件は、アジアでずっと続いているのだ。中朝国境の吉林省の現場から。

 

 中国、ロシア、北朝鮮の入り組んだ国境を舞台に脱出劇は繰り返されいた。延辺朝鮮族自治州、3国の国境にあるこのちいさな州には約190万人の朝鮮族が暮らしている。

ここに北朝鮮からの難民が越境して逃れてきたのは1990年代の中ごろからだ。実は1996-1998年、北朝鮮は未曾有の大飢饉におちいり、国中の人が食べ物を求めて、国内の闇市場をさまよう事態におちいっていた。

「ひとがばたばたと死んでいった。市場に辿りついたら力尽き、そのまま死ぬひともいた。そして、何よりも配給だけを頼りに生きていたひとたちが、家のなかで全員餓死していた」。その数は200万人とも300万人とも言われる。その後の調査では推定350万人にのぼった。

北朝鮮の当時の事情を振り返り、今は韓国で生活している脱北者は、その怒りの矛先を金体制に向ける。

 

 

 

 

ここは中国、辺境の東北農村地帯。

北朝鮮から凍える河を越えて脱出する北朝鮮のひとたちが潜むのは、190万人の朝鮮族が住む「延辺朝鮮族自治州」。首都平壌(ぴょんやん)の人口は200万人とされるから、かなりの人数である。だが、彼らは中国籍でも朝鮮語が通じ、違いは”方言”程度なのだ。

この朝鮮族自治州に入るには、豆満河を渡ればそこは中華人民共和国だ。朝鮮族の小さな農家の集落がいくつも点在する。冬はマイナス30度(真夏は40°その差70°)にもなる山あいの農家。食べることにはこと欠かないが、中国の平均的な家庭に比べ、収入は低く、どの農家も後継ぎの長男に嫁になろうという中国人女性はいない。そのため、農家は20、30、40才の独身男と両親の3人で農業を営んでいるという状況だ。

そこに現われたのが、冬の凍れる川を越えて逃げてきた、北の女性である。このルートを使って脱北に成功するには、ある共通した戦術がある。

最初に若い女性を送り込む。そして、定着できたら家族の何人かを呼び寄せ、そこからさらに別の隠れ家へ移し、北京にある韓国領事館やUNHCR国連難民高等弁務官事務所)にかけ込む。

さらにチベットの国境を越えるルートも存在する。だが、現実はそう簡単ではない。韓国大使館では実際には追い返される。週に数家族が古い情報をもとに韓国大使館にかけこむが、大使館側も軍のハイランキング者など情報価値のある人間しか認定しない。多くの家族が門前払いされている。

 

北の女性は美人が多いと言われる。切れ長の目、キメ細かな肌。日本人に比べ歯並びがきれいだ。農家にとつぐ嫁日照りに悩む、男たちはほとんどが一目ぼれで結婚を決意したという。

なんと言っても、逃げてきたのは北朝鮮の軍事施設、造船所や軍人家族の女たち。配給だけに頼ってついに餓死者がでるほどの困窮した状態から、脱北を決意したひとたちである。ことに、結婚していても夫に先立たれ(実は北朝鮮では夫が事故死や投獄が多い)、配給が無くなり、一家が苦境におちいったケース。そのなかに未婚の娘も大勢いる。

北の女性がなぜ、越境した中国の農村で迎えられたかはさらに深刻なわけがあった。1979年に中国政府が導入した”一人っ子政策”が進み、女子が男子に比べ3000万人も少ないという歪んだ人口構成が生まれた。農家の子どもは後継ぎの男ひとりしかいなかったのだ。

 

20代、30才前半までなら、嫁入りがかなったのである。だが、聞く話によると、タチの悪いブローカーにつかまると、強姦されたあげく、漢民族相手の娼婦として売り飛ばされる。わずか身体を1日ぶんの食料にも満たない値で売られるひともいた。

この人身売買は地元の中国でも問題になり、中国人のモラルあるひとたちは彼女たちを助けようとした。なぜなら、ブローカーの言うことを聞かなければ、中国当局に密告され強制送還されるので、どんなに酷い仕打ちを受けても聞かざるを得ない弱い立場にある。

 

北朝鮮で生まれ育った世代は、識字率は100%といっていいほど初等教育は受ける。しかし、高等教育にいたっては1985年以降から悪化している国内経済の影響から受けられないひとが多い。さらに世界の情報からまったく”隔絶された異質な空間”に生きてきたのだ。

それがどれほどすさまじいものか、最初は脱北者からの話を聞いてもそのまま信じれる状況ではなかった。まず、韓国について。

「まちは貧しくコッチョビ(浮浪者)があふれている。それに比べわが国はなんと恵まれていることか」というのは、北が教え込んだ宣伝文句だったとは-。韓国にやってきた北のひとたちは、中国よりさらに進んでいた韓国の首都ソウルと経済力、IT技術に驚愕し、自分の国がどれほどの嘘をついていたかを知ることになった。

それは隠し通せないほどの貧富の差だった。脱北者はまず、ハナ院という韓国での生活に適応できるよう、教育施設に入ることになる。しかし、それは地下鉄の乗り方とか、韓国の習慣、パソコンなど職業訓練など、いわゆる生きて行くために必要な知識を得るためにすぎない。そして、韓国定住資金として、約350万円の現金が支給される。いわば、文字通り地獄から天国へ行くほどの開きがあったのだ。

1996年ごろから脱北者たちは増えはじめ、年々増え続けている。平均すると年500人程度。これはあくまでも脱出に成功したひとの数でおそらくその2倍のひとが北朝鮮に送り返されている。初犯の場合、労働鍛錬隊コパックに入れられ、昼間は労働に駆りだされる。ここには中国から収監された者のほか、職場放棄した者が思想再教育を受ける場のようだ。期間は1カ月。

しかし、もっと重い刑(主に男性)は牢獄に2カ月間収監され、その間に与えられる食事はトオモロコシ30粒が入ったオモ湯だけ。これが日に3回。当然、栄養失調になり、やがては深刻な飢餓状態におちいる。そして、体力が衰えた者から次々に死んでゆく。生存率は50%という。

中朝の密輸業者から、北のひとたちは「犬でも白めしをたらふく食っている」という話を聞き、それが本当ならわれわれよりはるかに豊かなのだと眉唾ながら思ったそうだ。

1996年からの大飢饉により、軍人たちも家に帰るよう指示される。国家財政もひっぱくし、軍に配給さえなくなった。当然、工場従業員も解雇され、特権者層を除いて、生活する手段を失ってしまう。

最初は家財道具を食料に換えたり、着物や装飾品や骨董品などを闇位置で売り、とうもろこしなど食料を手に入れていた。それも1年が限度である。そのころはまだ鉄道、バスは走っていたがやがてはバスさえも走らなくなった。ひとびとは数人で車を用立て、何人かで闇市場へ、食料を求めて旅するようになる。

 

咸鏡北道(ハムギョンブクト)での警察内部の情報によると、「保安員(警官)は本来、国から充分な配給をもらえることになっている。国の規定では、コメ7割に雑穀3割を混ぜた配給がもらえるはずだが、規定どおりにもらえた試しがない」と語る。

配給は、半年分を一度に受け取るが、コメではなくトウモロコシの粉だ。それも、運搬過程で横流しされ、手元に届く時には、3分の2に減少。さらに、半年分を受け取ったところで、長く保管できない。

そこで、保安員(警察官)は違法とわかっていても、もらった配給のほとんどを市場に横流しする。しかし、市内の他の保安員も同時に受け取り、同時に横流しするため、安値で買い叩かれる。そして、収入も食糧もない保安員の家族は、たちまち飢えに苦しむ羽目になる。実は咸鏡北道には3000人を超す最大規模の収容所が2つも確認されている。

この収容人数は尋常ではない。

 

 

 

どこで食料が出回っているか闇市場の情報を仕入れると、一家の主が親戚や知人から売れるものを集め、雑穀を背負って帰ってくるのを家族は待っているのだった。しかし、買出しのひとも行き倒れたり、収監されるようになった。

理由は軍人たちも飢え始めており、雑穀袋を背負った一家の主から力ずくで、食料を奪う。なかに軍人と争ってそのまま収監されるひとが出始める。食料を手に入れる手立てを失ったひとたちはこのまま餓死するよりは、もっと北へ逃れた方が生きのびるチャンスがあると考えるようになった。

 

 

 

灰色のモノローグ

私(女)が脱北を決意したのは98年。軍隊にいた弟が基地から逃亡した。弟が帰ってきたら逮捕しようと軍警察が家に張り込んでいた。病気で衰弱した父は私を呼んで耳打ちした。「弟を見つけて一緒に逃げろ」

 

 寝たきりでただ死を待つ父を残し、私は家を出た。父がどこに埋葬されたか今も知らない。

 

 弟と合流した私は、中国との国境を流れる豆満江を渡った。ブローカーは弟を助けるにはカネが要ると言い、私は中国人男性に5000元(約8万円)で売られることになった。その後弟とは一度も会っていない。

 

 他の脱北妻と同様、私の結婚生活も惨めなものだった。脱北妻は奴隷のように働かされ、性欲のはけ口にされる。けがをした妻や夫に飽きられた妻は別の男に「転売」されることもある。

 

 当局の目を恐れる脱北妻は、どんなにひどい目に遭っても助けを求められない。売春を強要されるリスクは常に付いて回る。妊娠すれば中絶しろと言われ、私のように中絶を拒否した場合、地元の病院での出産は望めない。生まれた子供は無国籍者となり、教育も医療も受けられない。

 

 

 

 

中国で性奴隷にされる脱北女性

Surviving Human Trafficking in China

2016年8月26日

パク・ジヒョンさん(人権活動家、人身売買被害者)

 

野放しの闇ビジネス

 私のいた村には脱北妻が5人いたが、道で擦れ違っても声を掛け合うことはなかった。近所の人たちの目が怖いからだ。「所有者」の男たちは、私たちが共謀して逃げるのを警戒していた。逃亡を防ぐために、私たちには冬でもまともな靴は与えられなかった。

 

 私は中国人男性の奴隷として6年間過ごした後、2004年に中国当局に見つかり、他の数人の脱北女性と共に国境地帯の図們の収容所に送られた。最初の1週間は毎日5~7人の男の看守が部屋に入ってきて、私たちを全裸にさせ、肛門や膣に現金を隠していないか調べた。生理中の女性を調べるときには、看守の脚に血が流れたが、彼らはお構いなしだった。看守はトイレにまで付いてきた。

(出典 連座制強制収容所送り、北朝鮮「収容所人名辞典」が暴く地獄)

 

 北朝鮮に送還され、半年ほど収監されて強制労働に駆り出された。脚に壊疽(えそ)が起き、死期が近いと診断されて、収容所から放り出された。家もなければ、頼れる身内もいない。私は路上で物乞いをした。あるとき通り掛かりの医師が哀れに思ってこっそり脚を治療してくれた。

 

 私の物語はそれで終わりではない。息子を捜すために別のブローカーの手引きで再び中国に向かった。07年に北京で出会った韓国系アメリカ人の牧師の助けで、私たち親子はイギリスに渡って難民認定を受けた。私は生まれて初めて自由を知った。

 

 人身売買は国際法で禁止されており、中国でも違法だ。だが、闇のビジネスは野放し状態。

 祖国の悲惨な生活から逃れようとして人身売買の餌食になり、性奴隷にされる女性たち。世界がその実態に目を向けなければ、彼女たちは抵抗するすべもない。

 

 

 

彼女が旅した極限の1万km

麗しのピョンヤン物語

北朝鮮アセンディング

   ジョン・ナッシュ博士のTheory of Gameで紐解く

仮想敵国ゲームの真実

男たちは世の女性から失われた「しとやかな女性」のイメージを北朝鮮の美女軍団に重ね合わせた。韓流ドラマの「チュッケッタ!(死にそう)」「ミチョ!(気が変になりそう!)」とオーバーに泣き叫ぶ韓国女性と違い、すぐ「死んだり」「気が変になったり」しない北朝鮮の美女軍団に「理想の朝鮮女性」を追い求めたのかもしれない。額に汗を滲ませながら、一糸乱れぬ歌と踊りを披露する美女軍団の真摯な姿と太陽のような微笑み、、。健気であるだけにあまりにも切な過ぎる、すべての階層の北の女たちに迫った運命を追った。

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第Ⅰ部 麗しのピョンヤン物語 

   1 結界がはられた異質な世界

   2 性奴隷マーケットの値段 女たちの命を賭けた脱出

      3 国際列車で北京 モンゴル モスクワの旅

      4 うるわしの首都ピョンヤンが縮んでいる

      5 北朝鮮アセンディングの舞台裏 

    6 広西チワン族自治省からベトナムプノンペン

      7 サザエでわかった女性挺身隊の脱北阻止と外貨稼ぎ

 

第Ⅱ部 北アフリカから地中海を渡る

    太陽を背にして

 

第Ⅲ部 ナッシュ博士のゲーム理論

    時間経過とともに不利になる

        北朝鮮イスラム国に武器輸出

     

第Ⅳ部 悪魔の辞典

    成分がいい、悪い! 

    拡張される刑務所 壮大なるスケール

    暗殺映画「interview」の真相

 

 

 

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

 

 

 

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

次元を旅した男  次元の探検家 理論物理学者ジョエルと仲間の冒険

 

 

 

素数ノ謎 解明への大航海: 宇宙の暗号 (NGO japan cyber library)

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