4月3日夜にバンコク・スワンナプーム空港で発生した混乱。海外からタイに到着した100人以上の人々が、この日にスタートした新ルールである政府施設に隔離しての14日間の検疫を拒否し、各々の自宅へと向かった。
バングラディシュから帰国したタイ人中年男性が長距離列車内で、感染死したばかり。医師の診断書では陰性証明を持っていた。帰国者は最も危険な存在になっていた。
しかし当局は改めて空港を去った158人全員に隔離検疫をさせるべく、全員の氏名、年齢、パスポート番号などの情報を公開し、捜索を開始しました。全員は本日中に、当局に連絡をしなければなりません。
隔離を拒否したのは、日本からのTG641 / NH847 / JL31(103人)、シンガポールからのSQ976(44人)、カタールからのGR832(11人)の乗客です。
以下の記事には、乗客の氏名や年齢、パスポート番号等が公開されています。なお既に6人は隔離検疫を受けることが確認されています。
เปิดรายชื่อผู้โดยสารแหกด่านสนามบิน
事件の顛末
タイに到着した全ての人に、サタヒプにある指定の施設で14日間の検疫を義務付ける新ルールを施行。しかし当日にスワンナプーム空港に到着した人々は、その新しいルールを知らず、100人以上が「聞いてないよ!」と警察官ら当局者に詰めかけた。
その後抗議を行った人々は、自宅での自己検疫を許可されたとのこと。
なお、タイ民間航空局は、4月4日から6日までのタイ行きのフライトを一時停止しました。