ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

バンコク下町娘をヘッドロックしたら?

 

タイ人って明るくって、エネルギッシュで、いつも今を精一杯生きてる人種だと思われています。

でも、予想に反して、男たちは忍耐強い。それにとっても優しくて思いやりがあるのだ。わたしが暑い中ラチャダーで道に迷っていたら、親切に案内してくれた社会人のおじさん。カオサンではファランの老婆を生命を投げ出すようにして救ったのもタイ人男だった。

それだけではない。スーパーでもコンビニでも混雑して列ができていると、外人の私に前を譲ってくれるのだった。

男は優しくなれないと生きる資格がない、といいのを再認識したのはバンコクでした。

女性は天真爛漫。自分を中心に宇宙が回っています。

しかし、彼女たちの凄さは、

年下の妹、弟のために身を売って学資を稼ごうと頑張ります。理由は親が病気で働けない、母がパートを失業してたりで、長女に一家の命運がのし掛かる!


それがわかった時には、すばらしいお姉さんだなと感じ入りましたm(.,.)m

ですが、彼女の手首を見た時、スッパっと切り裂いた自殺傷が3本。よく生き延びれたなと思います。

凄い流血だったと思います。ずっと、生き抜いて欲しい、生きてて欲しい。

一本の傷はまだ開いてました。それで、わたし彼女の頭を抱いて、「喧嘩しても、多分するだろうけど、ずっと一緒だよ」

「カボチャ」(わかったよの意味、おっさんにはカボチャに聞こえるのだ)

「例え、離れていても、ココロはいつも君のそばにいる」

「カボチャ」(わかったってば、うーッ、ぐるじい)

おっさんのヘッドロックを逃れようとして、薄い髪の毛をむしって、ひっぱりまくるヌーイ。

「たとえ、しばらく会えなくて、抱かなくても、ずっと君のそばにいるから」

「カボチャ🎃ハゲ、離せよ! グルじい」

「死んでも、ずっと一緒だよ」

「わかったてば、このハゲオヤジ!」


こうして、無理やり言いくるめて、

チェンマイに取材旅行に行ったわたし。


やはり、携帯が繋がらなくなってしまったのだ。

それで、何度も電話しても、SNSを送っても跳ね返されるのだったm(><)m

生きって欲しい。そう願って歩いたチェンマイのナイトマーケット。

その時はやっていた曲が「ダンサーインザ・ダーク」というリフレインがある曲。

画像1

チェンマイのナイトマーケットの外れ、ここで例の曲が流れて来るのを聴き入っていたおっさん。

涙ぐむ。

どこまで歩いても、歩いても続く夜市。

綺麗な娘さんが、

おいでよと誘うホテルメリディアンの角

わたしは、ここで知り合いを増やせば、二度とヌーイに会えないと思って、健気にも、断わって宿に帰ったのだった。

画像2

実はその前の一週間、ほとんどハネムーンだったのに、

一週間で帰ってくると言っときながら、空港のイミグレーションで捕まり、観光ビザが取れなくて25日も音信不通でほってしまったのだ。それでわたしへの不信感が頂点に達していたヌーイ。

シャワーを浴びてる間に、わたしの携帯を見ていたのだった。

それを力わざで納得させる暴挙にでたわたし。

返り討ちにあう巻。


このストーリーは、クルンテープシリーズ3の収録話です。未完

訪れて下さったひとに、


グラッチェ!

あなたにも素敵な恋が訪れますように!

そうそう、携帯には指紋認証にロックは必須ですよ(笑)。

それから、サムスンの携帯とiPhone は海外からは通じなくなります。


 

 

 

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