ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

クロントイの太陽 捨てる前に逢いに来て!

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ブックオフに古着やカバンを持って行くと「値段が付きません」と言われた人が怒っていた。

嵩ばるからBOOKOFF に処分してと言って帰るm(><)m

結局、ブックオフはただで仕入れることに成功する(笑)。

だった、系列の店頭に陳列するんだもの。それより、バンコクのクロントイに無償提供すると、助かる人が大勢いるのだ!

開店前から大行列。午前11時半のオープンと同時に客がなだれ込む。ここは、およそ10万人が暮らすタイ・バンコク最大のスラム「クロントイ・スラム」にあるリサイクルショップ「セカンド・チャンス・バンコクSCB)」。

SCBは、1日100キログラムほど寄付される古着を、激安でスラムの住民に売る。住民はそれを仕入れ、5倍の値段で路上などで販売し、生計を立てる。

1枚わずか70円

SCBが売る古着のシャツは1枚20バーツ(約70円)。あまりの安さゆえに、スラムの住民にとってSCBは“仕入れ先”となっている。そこで買った古着は、自分で使うのではなく、商品として売って稼ぐのだ。

スラム住民らが路上で売る値段は1枚90~100バーツ(320円~350円)。仕入れ値の5倍の値段がつくため、シャツ1枚当たりの利益は約70バーツ(250円)。5枚売れば、バンコクの1日の最低賃金325バーツ(約1162円)を上回る。

SCBゼネラルマネジャーのハチャヤトコプロークさん(41)は「お金をただあげても、スラムの人たちを無力にしてしまうだけ。

尊厳をもって一日一日を、彼ら自身で歩んでいってほしい。SCBはスラムの人たちが自らの力で生計を立て、暮らしていけるよう古着を格安で売っている」と説明する。

SCB には1日約100キログラムの衣類の山が寄付される。シャツだけでなく、ジーパンや靴もある。SCBの専用車は日曜と月曜を除く週5日間、バンコク市内を周って古着を回収する。

古着の回収は1日5回。1回につき10~20キログラムの衣類を運ぶ。古着があるから取りに来てほしいという依頼メールは、SCBホームページを通して1日10~20件届く。

リサイクルショップで売れ残った古着は、SCBが手がけるアップサイクル(元の商品よりも価値が上がるようにリサイクルすること)プロジェクトに使ったり、スラムの中でも特に貧しい人たちに無料で配ったりする。

売上げ36万円也

リサイクルショップが営業するのは日曜と月曜を除く週5日間。その賑わいは開店前から、店の前に行列ができるほど。開店と同時に客たちは店になだれ込み、無秩序に山積みされた衣類を手に取る。その光景はまるで日本のバーゲンセールのようだ。

店内に並ぶのは無数の古着シャツのほか、ジーパン、靴、バッグ、食器、おもちゃ、パソコン、冷蔵庫、エアコンなどいろいろ。衣類コーナーには女性が、おもちゃや電化製品のコーナーには男性が群がる。

リサイクルショップの1カ月の売り上げは、繁忙期で10万バーツ(約36万円)、閑散期で5万バーツ(約18万円)ほど。これがSCBの活動資金になる。


ブックオフに持っていくのをやめたわたし。衣類のヤマに困惑。
早く持って行きたいm(><)m







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