ほんとうのことを話したい、、
ヤンゴンにさまざまな人種が集まってきた。イギリスは伝統的なカレッジの進出を決めた。3,000万米ドル(約33億円)以上を投じて最大800人の生徒が学べる施設を整備。最終的に生徒数を1,400人に増やす。当初は外国人の生徒が多いと見込みだが、将来はミャンマー人の比率を4割に引き上げる考え。だが、本当は日本こそ学校が建設してあげないといけない。日本のJICAに何としても予算をとってほしい。
日本は大手企業が進出したことには触れたが、同時にジャパンマネーをもった恥かしい文化も広まってしまった。確かに1晩で月給分を稼げることを知ったミャンマー娘は後には戻れない。
問題は未成年がこうした世界へ入り込んでいること。それを救うことは容易ではない。次の問題は働き口はあるにはあるが、信じられないほどの競争率で、学歴のない彼女たちは、また、舞い戻ってくるのだ。
だが、この国のひとは日本人を信じている。日本人とは礼儀正しいだけではない。大英帝国を敵にまわして、恐ろしいほどの強さをもちながら、思いやりもあった軍人の話も残っている。
マンダレー街道を敗走しながら日本に帰国できたのは30万人のうち10万人に満たない。鳥取121部隊に所属した三森政治さんがその記録を残した。彼の長兄、次兄も戦死した。彼らが苦渋の戦闘のなかを生きて帰り、お祖父ちゃんやひいお祖父ちゃんになったから、今の日本がある。
日本が戦火を切った第2次世界大戦、第1次世界大戦の前の世界で本当は何が起こっていたのか?
これを調べているひとは多い。
そしてわかったことは欧米列強という白人至上世界が後進国(アフリア、アジア)のほとんど、まったくすべての国を植民地化していたこと。アジアの例外はタイだけである。
しかし、そのタイとてバンコク郊外の「米軍の保養地パタヤ」はまるで植民地のように占有されている。見てないひとは「タイへ移住しよう2017」をみてください。
インド、ネパール、ビルマ(現ミャンマー)、スリランカはイギリスの圧制下で、農場奴隷生活を何代にも渡り、まるで世襲のように隷属されていた。次は日本が植民地にされる番だった。ベトナムはどうなった?
事実、韓国はその後、朝鮮戦争に突入し、米ソに引き裂かれて戦った。太平洋戦争開戦の口火を切った日本が全責任を負っただけで、真実は白人の植民地政策にアジアで初めて、真っ向から戦いを挑み、欧米列強の植民地政策にクサビを打ち込んだ。
日本は広島、長崎に原爆を投下され降伏、敗戦時に国土を4つに分割され、大阪と東京はベルリンのように首都分割し、まるでエルサレムのように統治される計画が迫っていた。
その後、白人優先思想は植民地支配を少しづつ見直し、平等主義へ舵を切ったのは、この対日本との戦争による。
それがアジアのすべての有色人種を白人支配の暗澹たる闇から抜け出すきっかけをつくったのだ。
決して戦争を肯定するのではなく、アメリカによって日本の歴史から天皇制、学校教育、歴史まですべてを歪め、洗脳する思想教育が行われたことを日本人は忘れ去ろうとしている。
それを教えてくれたのが、アジアのひとたち。日本を悪し様にいう中国と韓国を除く、すべてのアジアの国は日本のことを嫌っていない。いや、むしろ親しみをもって、尊敬してくれる。
その真実は東ヨーロッパのポーランド、ウクライナ、トルコ、エストニア、ラトビア、リトアニアなどバルト3国へとまるで燎原の炎のように広がっている。炎はアフリカのナイジェリアやケニアまで飛び火。
あの毛沢東ですら日本の戦争でわれわれは独立ができたと語っていたのだ。台湾のひとはずっと親日国であり続けてくれる。日本は史実を見直されなければならない。われわれは日本人の誇りを取り戻そう。
アメリカの実質権力者300人委員会(フリーメイソンなど秘密結社が参画)の資料によると、日本に最初の一発を撃たせるにはどうすればいいか、という戦争へ引きずり込む作戦が残されている。パールハーバーの攻撃日もわかっていた。わかっていながらハワイ艦隊へ伝えなかったのは、アメリカ国民を戦争へ煽動するためだったのだ。それまでアメリカ国民の80%が戦争を反対していた。
われわれは今、アジアの規範になれる経済情勢にある。
わたしがこのアジアシリーズで、ロンリープラネットや歩き方では行けない世界へ、と書いているのはアジアの国々を見ることで日本とは何かをはっきりと認識することができる旅へ誘うつもりでした。タイ、ベトナム編に次ぎ、このミャンマー編でやっと、少しだけそれが果たせそうです。
18才よりずっと年少の子供をみつけたら、迷わずSAVE THE CHILDRENと言う魔法の呪文を思いだしてください。ネットで調べればバンコク、ホーチミンなどの世界を代表するNGOにつながります。
アジアの先進国、中国、韓国のひとで彼らを救おうとするひとはいません。日本人ができなくていったい誰ができるのでしょう。われわれ日本人が最期の砦です。
そして、最後にこの本を買ってくださったひとに。この本の売り上げはすべて、アジアの貧しい子どもたちの給食支援活動や先にみたミャンマーの小学校など子どもの学習支援に使われます。機会がありましたら、このアジアの移住シリーズのほかの「彼女たちの国境 北朝鮮アセンディング」や数学シリーズも読んでいただければ嬉しいです。ありがとうございました。
目的
経済専門のジャーナリストです。アジアの貧しい子供たちを救済するNGO JAPAN CYBER LIBRARY を主宰。
夢は国連より年間予算が大きく影響力をもつNGO PLAN のアジア版になることです。
PLAN はスペイン戦争後の1937年にスペインの戦災孤児を救済するために設立された組織。インドシナは戦争から立ち上がろうとしていますが、未だに子供たちは児童労働にかりだされています。
日本サイバー図書館の著作の売り上げはすべてこの救済活動に充てます。
具体的にはガールズ・スキル・デベロップメント・プログラム(職業訓練プログラム)、学校の建物を建設するのではなく、先生を育てるのが目的です。
ウェッブ、ビデオ、製品制作、プロモーション、ホテルのフロントなど観光産業、そして、語学などのスキルを地元で広げる現地の先生を育ててゆく計画です。
ぜひ、ご支援ください。あなたの力がわれわれを後押ししてくれます。
われわれはPLAN ではありません。日本のEU、アジアの若いジャーナリスト集団です。
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