ミャンマー 情報省職員 公務員 警察隊員も不服従100人以上が 軍政府にノーを突きつける
少女の死が国民を動かす!
ミャンマーでは4週間にわたって続く大規模な抗議デモに対して警察などが発砲を繰り返し、国連ではこれまでの死者は50人以上に上るとしているうえ、5日も第2の都市マンダレーで20代の男性が撃たれて死亡したと地元メディアが伝えている。
警察隊に不服従運動100人以上が
一方で、軍が主導する政権を機能停止に追い込もうと、警察官の間でも職務を放棄する「不服従運動」が広がり始め、これまでに100人以上が参加している。
このうち、首都ネピドーの警察署に所属するチット・コー・コーさんはデモ隊への暴力に加担したくなかったとしたうえで、「平和的にデモをする人たちへの暴力や発砲の指示を軍がやめることは決してない」と話す。
また、同じ警察署に所属するネイ・リン・アウンさんは「軍の兵士たちは警察の制服を着て警察の名をかたって残忍な行為に及んでいる」と訴えった。
一方、インドの地方政府の当局者によると、今月3日と4日の2日間で少なくとも30人のミャンマー人が国境を越えて入国し、保護を求めたという。
いずれも警察官やその家族だと説明していて、インドのメディアは軍の命令に従わなかったことへの報復を恐れ逃亡したと伝えている。
軍は不服従運動の広がりに神経をとがらせ、運動を呼びかけている人物の特定や拘束を進めているが、こうした締めつけの中でも抵抗が続く。
マンダレーでは大学と病院が軍に摂取
マンダレー地域のバガン住民からのビデオは、日曜日の朝に抗議者に対して、兵士と警察が武力による制圧を行っており、犠牲者がさらに増え続けていた。
一連の取り締まりにもかかわらず、日曜日に数万人のマンダレー住民が政権に反対するために集まっていた。目撃者によると、90人以上が拘留され、数人が負傷した。
しかし、これまでの市民からの話によると、拘束者の数割りは死体となって発見されるという。
情報筋によると、兵士たちは日曜日の朝に2つの公立病院と5つの大学に配備された。
各都市の主要な大規模な病院、そして大学が制圧され、抗議デモの拠点と負傷者の看護がそのまま収監へと塗り替えられている。
公務員は政権のために働くことを拒否し始めた。きっかけは軍の市民への殺戮で、少女たちの死を契機に運動がさらに大きくなっていた。
つまり、政府の一部の機能は停止しかけている。
2月初旬に大規模な抗議行動が始まって以来、50人以上が殺害され、約1,757人が拘留された。
しかし、未確認な情報では死者はとっくに100人を超えているという。
中国の存在がミャンマー国民を死に
2月初旬に大規模な抗議行動が始まって以来、 50人が死亡し、1,400人以上が依然として拘留されています。 取り締まりを幅広い国際的非難を促したにもかかわらず、金曜日の国連安全保障理事会でのミャンマーに関する非公開会合は、暴力への対応に同意しなかった。
公務員、情報省職員も働く事を拒否
中国の国連大使である張潤氏は、国際社会は「ミャンマーの主権を尊重することを前提に」行動すべきだと述べた。 軍によって殺された少なくとも28人の抗議者 115情報省職員が軍事政権下で働くことを拒否した。
ミャンマーの少数民族ロヒンギャの殺戮を指揮した軍事政権トップの存在に、ミャンマー国民はノーを突きつけている。自国民の殺戮を躊躇なく命令する軍事政権を国際社会はいつまで見ているのだろうか?
写真はマンダレー