ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

バンコク冬物語 デモの真実を伝えた一枚の写真


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報道のあり様が変わった。


それを実感したのは、バンコクの中心部アソークでの反政府デモだった。


バンコクを訪れた人なら誰でもここがどこだか分かる。



男どもの心配を、一身に集めるソイカウボーイ



 安心して、バカラもクレージーハウスも元気にやってるから🤣



それにしてもお客が少ない。ここは観光名所みたいなもの。バンコクで働いてる人はほぼほぼ飽きて来なくなる。



 フランス人経営のバカラ、スージーウォン。それにシーロム地区パッポン2のバタヴィン、グラマー。


 日本や中国では決して見ることができないアラベスクな店作り、センスに磨きをかけたDJが異国情緒溢れる舞台を演出する。


踊り子も一級品。


「観光客が入国出来なくなって、雇える嬢を選別しなければならなくなった」という。

それで若くて美しい、踊りが上手い嬢がこれらフランス人経営の店に(今は)集まっている🤣


本気の踊りを見せてくれる。


それは人の心を揺さぶらずにはいない。





そうそう、報道のあり方の話。



タイ政府は、「デモのライブ中継」を禁止したのだ❗️





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 バンコクでもyoutuberがライブ中継しているのを見かける。


Iphone11が出た頃から、優れた広角レンズが搭載され、映像作りのスタイルが変わった❣️


そのiphone11proに搭載されたカメラレンズはF値が18より、まだ明るいのではないかと思わせるほど秀逸。


いいレンズとは映像のシャープさ、高コントラスト、明るさの3つを備える。


つまり、踊り子と同じ


人間が眼で見るより、明るい映像が撮影できてしまう。夜間撮影、暗い室内、夜景では圧倒的な映像が撮れてしまう。

世界に20mmでこれほど明るい、

しかもズームレンズは無かったはずなのに。


映画用のカメラレンズなら存在するが、ライブは出来ない。


これで個人がジンバルと最新のiPhone

を持つだけで、通信社や国営放送局、キーネットワーク局を相手に戦える様になってしまった。


それを実感したのが今回のバンコクのデモ取材だった。

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 某国営放送局がテレビを買ったら自動的に税金の様に放送料金を徴収しようと考えている。


誰がわざわざ、1000倍の予算を食うテレビ放送に加担するというだろう?






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 テレビ放送、報道の両方が小さく縮む世界がその先に広がっていた!






デモの真実を伝えた写真

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 命令が出されたのは報道機関は、Voice TV、Prachatai.com、The Reporters、The Standardと、学生団体のFree Youth。

タイ政府側は、報道内容が政治集会の主催者側に偏っており、民衆に過った情報を発出している疑いがあるとして、ライブ中継の禁止や、誤っている可能性があるとされている記事などの削除を命令した。

これは、非常事態宣言の誤解を招く内容の流布の禁止に基づくものという。