ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

さよならク・ハラさん

 f:id:reuterjapannews:20191125170340j:plain

クルンテープで見つけた人間の最も幸せな姿。この像は道端に放り出されようにあったのだ。チェンマイの遺産

 

 

 

 

Black pink のリサさんの記事を追いかけたのは、ク・ハラさんのファンだったから。

その彼女が24日、亡くなった。日本公演を最期に力尽きた。インスタグラムで14万人を超えるファンを抱える人気者だったにもかかわらず。

韓国の芸能界は生きにくい。そこから離れて生きることは出来なかった。SNSは顔が見えない闇があるだけで、誹謗中傷が吹き荒れる。

現実とバーチャルの世界がこれほど境界がない時代になったのかと絶望する。

そういう記者もSNSで別れた。

最期の芸能活動が日本公演だった。

 彼女は日本のファンにお別れが言いたかったのだろう。

歌手になる、ダンサーになる、芸能界入りしたい。20歳はじめの彼女の頑張りがなければKARAは爆発しなかった。ずっと低迷していたところに最後に加わったのが彼女だった。最後のピース。それほどのエネルギーが全身から出ていた。

惜しい人が旅立った。

 

 24日、ソウルの自宅で死亡した姿で発見され、警察官によるとメモが残されていたという。最期にインスタグラムにあげられていた彼女の「おやすみ」の言葉はファンや彼女を応援していた家族、友人らすべての仲間たちへのお別れだった。

 

この作品(写真修行に出かけていた)は連作です。もう一つを彼女とファンの人たちに。