ドバイから革命にエールを送る妹 離脱した「兄を誇りに思う!」
ミャンマーの民主革命はもっともダイナミックな時を迎えていた。
少佐の脱走とメディアのインタビューで、劇的に動き出した「国民防衛軍」の設立。
そして、空軍基地から脱走に成功した 大尉たちの海外メディアへの接触。
要点
陸軍では「8割の兵士が離脱を考えている」
空軍では「75%の兵士が辞めたいと考えているが、出来ずにいる」。
この証言はいずれも真実で、時間を経過するごとに脱走者(離脱)は多くなるという傾斜。
それとも一期に動いてしまうのか、そこに問題が潜んでいた。
少佐が言った「統一政府の対応力による」とは一つはこのポイントをさしていた。
ドバイレポート
女優のように美しい妹
女のもとに、ミャンマー国軍情報部から、厳しい追求の手が忍びよる!
4月20日午後4時(ドバイ時間?)
彼女にミャンマー国軍情報部から、離脱が本当なのか、連絡はきたか?
そこから様々な説得工作が始まった。
ドバイにいたから彼女は助かった。
わたし(記者)は少佐がどこにいるかを知っているが、伏せる。
最初に少佐が僧侶になって出家すると演技していた理由が、ここで初めてわかったのだ。
だが、この話でもっとも、心を打たれたのは、兄妹の家族は生粋の軍人家族。そして、妹も軍が特権(武力による脅しで恐喝まがいのシノギを行なっている)を見過ごすことはできない。それに立ち向かった兄を誇りに思うという言葉だった。
家族への追及
相当厳しい追求が待っていた。
父親や兄弟は人質として、留置される。
そうしたケースは500例以上ある。ミャンマー人の編集長や記者機敏で逃れたが、治安部隊が家族を襲い、父親兄弟を人質とるので、出頭せざると得なくなる。
脱走する前に家族を先に逃す
そのための市民ボランティア組織を万人の単位で作る必要があった。
今、動いているミャンマーの民主化革命にキモ(重要点)は、市民に離脱した兵士が入り参戦する事。
そのためには、離脱した兵士と家族が一緒に住める、あるいは家族が安全に生きれる場所が必要になる。
バンコクレポート
バンコク外国人記者クラブ
最新のiPhoneが必要
バンコクのフォリンプレスセンターでは、今、ミャンマー国内の新聞社やデスク、記者に必要な機材、カメラ、パソコン、iPhone を送るため、現物(新品、新型中古)の記者が使えるモノを厳選してミャンマー国内へ寄付しています。
この記事は日本に届いているのは、多くのマスコミ関係者(ミャンマー国内)、そして、ミャンマーに関わる日本人の献身で書かれています。
ミャンマー国内のジャーナリストはすでに身動き出来ないため、周囲から応援が必要です