ベトナム　　幻の岬ドーソン　美しいだけではない

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美しいだけではない。彼女たちには男を狂わせる何かがある！

「プノンペン　愛と身請けの間」

「ベトナム　幻の岬」

２つは姉妹作。共通項はベトナム娘。

なぜ、それほど日本の男たちを夢中にさせたのか？

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ラオカイまで来たら、是非、寄りたい街はサパである。海辺の海岸ばかりを回っていると、ベトナムの美しいもう一方の文化を見過ごしてしまう。ここでは少数民族をめぐる旅に切り替えることになる。

ラオカイからは南西へわずか２９キロ。海抜１５８０ｍの山間部にある。１９１８年、フランス人の宣教師が訪れ、イエズス会の布教につとめたところ。フランス人の避暑地として多くの別荘が建てられたが、１９５４年のディエンビエンフーの戦いにフランス軍が破れ、フランス人は去った。

しかし、近年、フランスでバイクによるベトナムをめぐる旅が流行っているらしく、ベトナムで買った中古バイク（エンジンは小さいく古い）を駈って、山岳に住む少数民族の暮らしをめぐる旅を楽しんでいる。

日本人にはあまりいないが、これから流行るかも知れない。わたしが知り合ったフランス男はハノイでバイクを買い、故障することを前提に、街の近郊を３日ほど走りまわり、あらかじめ故障を洗い出してから、山道にはいる方法を勧めてくれた。

それに「海岸を攻めるならサーフボードをもって行ったらどうなんだ！」と余計なアドバイスまでしてくれた。

わたしが見たところ、ティンロンのビーチにはいい波が立っていた。１ｍはある。

尾根遺産をめぐる旅はこうした本来の旅のなかの一部に過ぎず、ホイアンなど訪れるべきところはたくさんあるのだ。

せっかくのベトナム縦走。かつて、１６世紀に日本人１０００人が住んでいた中部ベトナムにも是非、脚をのばしてほしい。

サパにはトレッキングの中古品を扱う店もあるので、歩きでも大丈夫。ラオカイでまだ余力がありその気になれば、サパはあなたの心に残るかも知れない。

ベトナム政府は山岳民族を奥深い山間部からサパ周辺などに降りて村をつくらせる少数民族の保護政策をすすめる。もっと、奥地に彼らの本当の故郷が残されており、そこを訪ねるのは冒険になりそう。

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また、ホイアンの日本人居住地区もまだ、解明されていない。日本人が架けた来遠橋の内側（東）に日本人街があったとされていたが、近年、遺物の出土から、橋の西側ではないか？という説が提起されている。これを調べるのも謎解きとして面白い。そして、何より、１５９３年ごろ、日本人がベトナム娘を愛し、結ばれ、一度は日本に帰りながら、この地で亡くなったという話が残されている。それも複数人。

彼らの足跡を調べるのも６００年前、ベトナムのホイアンが世界貿易の中心地であったことがわかり興味は尽きない。新しい旅の形態はそのひとの心の在りようによって映し出されるようだ。

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　ベトナム
第１部　　幻の岬　ドーソン
ニャギ、ホテル宿泊事情　　　　
第２部　国道１号線奇跡の置屋ヴォイ
たどりつくまでが大変、着いたら娘にひっぱられる

ＬＯＮＬＹ　ＰＬＡＮＥＴ＆歩き方では行けない世界へようこそ！

第３部　幻のビーチ１ビン市から近い　
xuan thanhスゥォンタァン海岸
第４部
幻のCUA　LOビーチ　
第５部
　　幻の海岸ナムディン
ナムディン（クワットラム）
普通の人なら悶絶する？
第６部
幻のビーチティンロン
クワットラムから地図上で40km
第７部
中国国境の街　河口ハーコウ
第８部　
ラオカイ
第９部
話せないと困るベトナム語会話、ドン・円レート
巻　末
　　　ベトナム全図　日本と驚くべき共通点が、、。
　　　人種は倭族、地形もそっくり。双子の国かも知れない
------------------------ VIETNAM ------------------------