ぱっつん女子大生でもミス・タイランドになる?
彼女は美人大学生。英語もしゃべれる。切り替えしも早い。だが、哀しいかな身長が足りない。ミス・ユニバースレベルになると175センチは最低ほしい。
だが、メオは162センチ。
タイのおんなの娘の中では普通だ。あと10センチも足りない。
今日も牛乳を飲みまくっている。
ミスの栄冠に輝けば4500万バーツが手に入る。そしてタレント活動できるのだ。
もう今晩の相手を探さなくてもいい、、、
それで調べた。ググッていると、2016年ミス・ユニバース、タイ代表のチャリター・スワンサネーさん(21才)はマハー・サーラカーム大学理学部の3年生。身長169センチ。
これならメオはあと7センチ。もしかして、無理やり伸ばせばなれるかも知れないぞ!
暇さえあれば寝て成長しようとたくらむメオ。
「あと7センチ、7センチ」。
でも、どう見ても身体は成長しきってるのに、
それでは納得しない本人。
そうか、ぱっつんでもミスになれるんだ。
これがタイのいいところ。誰にでも必ず門戸を開いている。まるでタイ娘のよう。
来るもの拒まず。逃げるもの追わず!
やりたいことは何でもやる!!
それにしても何かミスの基準、緩くない?
それで調べたら、
1、ミス・タイランド
2、ミス・タイランド・ユニバース
3、ミス・タイランド・ワールド
の3つが別格のビッグタイトルで世界へ駒を進める文字どうりのタイ娘の代表として、世界で戦うビッグタイトル。プロレスならIWGPチャンピンベルト。
それにしても、面白い。タイでは年間80もの大型ミスコンが催されており、年中やってるようだ。
なかにはコンケンなんか田舎のくせにビキニ美女コンテストなんかやっているではないか。海もないのに(笑)
女子高生が混ざってたらどうするんだろう。心配だ。
こんなのを入れると365日、毎日、ミスコンなのだ。
奥が深いぞ、タイランド。
世界が一夜でひっくり変えった!
それにしてもビッグタイトルに輝くと、世界が一夜にしてひっくりかえる!
例えば、ミス・タイランド・ワールドに輝いたアニポンさんは賞金と副賞の総額が4200万バーツ。
ラスベガスで行われた世界大会で、なんとトゥク・トゥクで現れて会場を沸かせた。乗って現れたのではなく、車と合体して現れたのだ。
そう、ハリウッド映画の「トランスフォーマー・タイランド」となって光臨した。
そのインパクトは凄かった。
これはタイ政府観光局が考えたらしく、タイをイメージしてやったと白状しているが、
本人の身になってみろ!
一歩まちがえば会場の笑いものだ!
なんで人生で一番輝かしい晴れ舞台でトゥクトゥクなんかに変身しなければならないの!
変身なら、まだ、救われるが「合体」して登場。
怒ったのは当然だ。
しかし、アニポンさんは人間ができていた。にこやかに微笑み会場を見渡し、「タイにぜひ、観光に来てくださいね」と観光大使を務めたのだった。
そして、その見事なパフォーマンスに審査員たちは「ベスト・ナショナル・コスチューム賞」を贈り栄誉を讃えたのだった。
これでなにも貰えなかったら、きっと楽屋で泣いていただろう、アニポンさん。よかったね。
まだ、あるよ。
ミス・グランド・タイランド。初代女王に輝いたのはチュラロンコーン大学のヤーダーさん(21才)。政経学部の1年生。
賞金は100万バーツだったが、副賞が凄かった。ダイヤモンドのティアラ、トヨタのプリウス。
さらに一戸建ての家。
それにタイの人気テレビチャンネル7で女優としてのデビューが待っていたのだった。
タイのお父さんが一生かかってかなわない夢を一夜にして実現した。
ミスコンはチェンマイが熱い!
ぶらーっと、立ち寄ったチェンマイのショッピングセンター「カード・スワン・ケーオウ」は野郎どもで異常な興奮につつまれいた。
この日、チェンマイにある各大学のミス・ユニバーシティーたちが一同に集まり、チェンマイ県ナンバーワンの座を賭けて、美を競うのだ。
みな、パッツンパッツンと思いきや、ブラウスはぱっつんだが、スカートがいくぶん長いぞ!
それでも男たちの興奮はさめやらない。
まるで、なんとか48の追っかけのように、妙に野太い声援が飛び交う。
ぞくぞくと美人が舞台へと上がってくる。各大学のコスチュームは? 普段どうりの制服にも関わらず、妙にエロい。
2人づつ中央に歩み寄り、きめポーズ。
それだけで盛り上がってる、おにいさんたち。娯楽がないのか歓声が木霊する。よほど嬉しかったんですね。
さらに2月11日、MAYAショッピングセンター前でチェンマイ県7大学選抜オカマ大会が開かれた。
そんなもん、するんじゃない! ややこしいではないか。
タイのGDP(国内総生産)はゆるやかな右上がり、みんながお金をバンバン使うようになり、競うように外資が流入して不動産価格はうなぎ登り。
朝晩のラッシュ時、ビルの間を縫うように走るBTS(バンコク・スカイトレイン)の車内では、押し合いへし合いひしめきながらもみな無口で、目は、ぱっつんの、ぱっつんぱっつんに釘付け。はてさて、タイは、バンコクは、どこへ向かうのか……。
きまってる! ぱっつんは女子大生だからは大学だろ!
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