死を覚悟してデモへ
血液型、遺体のドナーのサイン
生命を賭けて戦っていた
女子学生たち
21年3月3日(水)
マンダレー 死者2人の内の1人、19歳の女子。
首をミャンマー国軍兵士に撃ち抜かれ殺害された。
ミャンマー生まれの華僑で、中国名は(邓家希)。
腕に自分の血液型と連絡先を書き、死を覚悟で抗議デモに加わっていた。
射殺されたマチャルシンさんは血液型「B+」と書いたカードと、「普通の体に戻れないほどの状態であれば救命しないでください。
(臓器などの)体は必要な人に寄付します。感謝と共に」と書いたカードを首から下げていた。
調べると、
3月3日、第2の都市マンダレーで、彼女は19才のテコンドー教師。
マチャルシンさんが頭部を撃ち抜かれ死亡し、ヤンゴンでは国際空港近くの地区で10人が射殺されていた。
3日夜、マチャルシンさんが生前に撮影した、切ない恋を歌ったミュージックビデオがフェイスブックに投稿されていた。
一人娘だった。
少女たちはデモの先頭に立つ理由
首都ネピドーの医師によると、9日のデモで治安部隊の銃撃を受けて頭部を負傷し、重体となっていた女性ミャ・トゥエ・トゥエ・カインさん(20)が19日、死亡した。
クーデター後のデモで死者は初めて。銃弾はヘルメットを貫通。
医師によると実弾が使用されており、治安部隊への国民の反発は一段と強まるとみられる。
4日、さらに銃撃を受けて39人が死亡。犠牲者が増え続ける。
写真(最上段)
彼女は天を仰いでいた。
国連は何人市民が死ねば動くのか?
彼女たちは後戻りしない
追悼
彼女はテコンドーの師範でシンガーでもあった。
その歌が世界に配信されたは、悲しいかな彼女の死後だった。
タイトル 「No Reason」
https://www.youtube.com/watch?v=9tB3XPoWCBo