ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

バンコクマハナコンの歪んだ世界 変化しないと生き残れない❗️

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 消えたソイカウボーイの灯火



タイ政府はコロナ禍で生活困窮者を対象に3500バーツを給付


 タイ政府は3500バーツを2月と3月の2カ月間至急する方針で19日の閣議で調整をすすめている。

対象は非正規雇用者、自営業者、タクシードライバーなどで、公務員や正規雇用者などは対象から除外する。


大学生なども富裕層や中流層を除き、生活が困窮しており、学費はすでに払えなくなっており、除籍になる学生が続出する。

年間の学費がチュラロンコーン大学で40万円、バンコック大学で27万円ほど。

とても継続して払える金額ではない。


いかに大学を卒業するのが困難かが伺える。加えてアルバイト先が休業したり、廃業したケースもあり、生活困窮度は極めている。


3500バーツはバンコク郊外のタイ人向けアパートの家賃の75%程度に相当する。


バンコク都内ではレストランなどは時間規制はあるが、オープンしている。


しかし、エンターテイメント施設などナイトスポットの従業員は完全失業状態。

さらに継続して休業中の中規模ホテル、小規模ホテルなど観光産業で生きてきた人々の苦難は続く。

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変わらなければ生きて行けない。

変化に対応出来ないと生き残れない。

そんな中、ソイカウボーイのクレージーハウスはゴーゴーバーが規制対象となったため、ムーガタ屋のレストランとして営業を始めた。

イサーン地方に郷土料理で豚のジンギスカン風の人気鍋。ダンサーたちが生活出来ないため、雇用を守ろうと頑張る。

夜間、すっかり、消えたソイの灯り。


ホテルやマッサージ店もすでに相当数が廃業に追い込まれており、

いかに知恵を出して生き抜くかがカギと言えそうだ。だが、打開策などそう簡単に見つかるもではない。

クラウドファンディングなど、出来そうな策はある。


タイ政府はあらゆる種類のビザを解禁した。ただし、14日間の検疫期間は必須。


バンコク都内など、

タイの都市部の感染に歯止めがかかった。

それまで、希望をつなげるしかない。






 タイでは金価格が高騰し高値維持している。1バーツ(金単位をバーツという)20000→26000で推移。

まだ、値上がりすると読んでいる投資家も多く、上昇を続ける。


問題の多くは富裕層にはダメージは無く、商売のチャンスになっており、生活困窮者層には凄いダメージを与えているコロナ禍。




クルンテープは軋んでいる

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キングパワー・マハナコ

 キングパワー(免税店グループ)が運営する超高層タワービル。ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・セレクトショップや飲食店などが入居する。ガラス張りのスカイウォークや314mのルーフトップバーからバンコクの景色を一望できる

斬新過ぎるデザインはタイ1番の高さを誇ったが、アイコン・サイアムに追い抜かれた。

タイの格差社会を象徴する様なネーミングとデザイン。





ニュース記事はこのブログに、シリーズ長編はnoteに連載しています。両方ともドキュメンタリーです。

原題 Bangkok winter’s tale https://note.com/reuter/n/ne05ea008bb24





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東南アジアの頂点に立った。


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