我々、人類の運命がこの後の2週間で決しそうだ。人口13億8000万人のインド亜大陸、パキスタン、バングラデシュ、アフガニスタンを含めると15億に達する。
もう一方は人口13億3000万人を抱えるアフリカ大陸。
合計30億は人類の半数を占める。
生死を分かつのは、医療体制の脆弱なこの2大陸にあっては、医者にかかれない人たちが半数以上、それよりもっと、極めて冷徹な事実。
ヨーロッパのリーダー国は次々となぎ倒された。英国、フランス、ドイツ。米国はニューヨーク州から14州に拡大、危機的状況に陥った。世界のバンデミックの中心になってしまった。出稼ぎ労働者は国境を越えてメキシコへウィルスの拡散を広める。
もはや、どこで感染のクサビを打ち込むかの選択肢しか残されていない。
鍵はタイとミャンマーの国境
このドアの鍵はインドの東にある。バングラデシュとミャンマーと、タイを繋ぐ国境ー。
ミャンマー人がタイから数千人規模で帰郷した。そして、25日時点で国境へ向かう長距離バスの運行を停止させたタイ政府。
これが、東南アジアの運命を左右することになりそうだ。もし、これをミャンマー自身で封じこめなければ東南アジア中に拡散する。
もはや、座して見ているほかない。
インドのモディ首相は3週間の自宅待機令を発動して国と人を守ろうと呼びかけた!
タイの国境
タイで働いていた出稼ぎ人に危機に陥りそうだ。
長距離バスサービスを提供する官営トランスポート社は3月25日、新型コロナ対策の一環として、ラオス・カンボジアへの長距離バスサービスをすべて停止するとともに、国内の長距離バスサービスの利用者に対しては体温検査などを実施すると発表した。
運転手、車掌、乗客全員にマスク着用が義務づけられ、また、乗車前の検温が37.5度以上の場合は乗車できない。また、バスターミナルとバスの車内では各人が2メートル以上の距離をとることになる。
これはニュースではなく、
人類 vs ウィルスの原稿です。
みなさん、ご支援ありがとうございます。
余裕がなくなってきました。
しかし、戒厳令下バンコクの恋人たちを書けたのは、間違いなく、ここを訪れて応援してくださった人たちのおかげです。
重ねてお礼申し上げます。
心からありがとう!
それでは、みなさんのご無事を遠くから祈ります。
シエンティアーモッツ!