ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

ナナの外人娼婦大摘発作戦に涙! バンコク物語

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タイ警察は2月27日、バンコクスクンビット通り、ナナ周辺で売春を行っていた17人の外国人の女を逮捕した。



逮捕されたのは、

ベトナム人9人、

タンザニア人7人、

ケニア人1人の

計 17人。


記者は現場検証に行った

不審に思ったのはナナ駅近くに大量の外国人娼婦はいる。アソーク  駅~ナナ駅間では今まで摘発は無かったのだ。


それに、もし、ビザ問題なら、テーメーカフェに逃げ込めば、逮捕はされない!

警察はそこまではしない。

もし、そうなると、ここにいる嬢100人、そして、予備軍(アルバイト、月末ピンチ嬢)はバンコクに1000人以上はいるのだ!

それより、立件が出来ないから、最初から警察はテーメーカフェは摘発しない。


振り出しに戻って、

場所の特定に動く。

聞き込み

歩き回る記者


そしたらナナプラザ前。

フーターズと例のナナの看板駐車場で摘発されたのだった。それも早い時間帯に。

ここはタイ娘の立ち位置で、きっと、外人だからと、

垂れ込みされて、、。あーあ



最大グループはベトナム娘9人

どこに行っても捕まるベトナム娘。マレーシアで、カンボジアで、そして、

中国では騙されて連れて行かれる。

挙げ句の果てに結婚斡旋で嫁ぎ先韓国で、虐められて自殺。台湾では殺されて、

日本で実習生として働いたら、ダメ日本人に賃金を騙される。


おっさんはかわいそう過ぎて、

何とか助ける手立てはないものか、

考えていた。


日本では税金で路上に立たなくても生きていけるが、

東南アジアの全ての国にはセイフティネットがない。

これを学校でちゃんと教えないから、日本人の常識でしか、アジアを見れない傲慢な女を生むことになってしまった。

日本のニュース編集局や出版でもコンテンツチームに在籍するアルバイト女子たちは、自分が特殊だとは、決して、気づかない。

その問題を提起する本の出版を邪魔しようとするほど傲慢になるとは!



気づいた人は出版社、雑誌社やニュースに関係する媒体で働いている女性たちに、アジア最前線の現実を教えてほしい。

大和撫子なので気立てがいいので、分かってもらえるはず。ただ、


常識だと思い込んでいるものの正体を日本の学校では習わないだけです。


タンザニアはアフリカのエチオピアの南の貧しい国。牛5頭で娘さんは買えます。

そんな日本の物価の20分の1の国からタイに来るのは、それこそ、大冒険なわけです。

生涯に一度の青春を賭けた、

人生の勝負に賭けたわけです。


ベトナムのような近隣だったら、強制送還されても再起できます。


ですが、アフリカからはもう2度と無理でしょう。

ラオスの奥地では水牛5-20頭で娘さんは売られます。



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その夜、おっさんはタイは世界の中では優等生過ぎることに気づいたわけです。


わたしがこのブログにあげたこれまでの写真を見ただけで、タイは豊かな国だとわかっていただけたと思います。

しかし、この国の富の90%は、超富裕層6%が握っています。


これって、どれだけ労働者として働き続けても、毎月末ピンチになるバンコクっ子の敵になるわけです。温厚な彼らもそれには憤っています。


それで、野党第一党が解党させられたのに民主主義の危機を感じたわけです。

形は穏便ですが政治集会は頻繁に行われています。


政治集会すら出来ない。働き口すらない。そんな世界が世界にはいっぱいあります。

貧しい国のことを、とやかく言う傲慢さの前にすべき事があるのに気づいてもいいのではないでしょうか?


売春はそれしか選択肢がないから

やっているだけで、それも、短期間だけ、

年取れば、それすら出来ない貧困が待ち受ける。


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気が塞いで、下を向きそうに









バーやレストランなどが並ぶナナの路上で外国人観光客に声をかけ、1500バーツ(約5200円)で売春を行っていた





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