ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

ラオス 連載5 バンビエンが韓国人街に 急激な開発の波にのまれるラオスの人々

 

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 首都ビエンチャン世界遺産の街、ルアンパバーンを陸路で移動する人が多く、その両方の街の途中にあるのがバンビエン。かつて欧米人の溜まり場だった。理由は葉っぱでキメるひとが流れてくる。

 

 今は韓国人の姿が目立っていた。韓国テレビドラマのロケ地で紹介され、人気が出始めた。韓国LCCのジンエアーがソウルとビエンチャンを結ぶ。街の至る所で目にするハングル文字。コンビニのK−MART。

 

バンビエンは山と川を見て過ごす以外にもやることはある。アクティブなスポーツとして、カヤックや、大きな浮き輪でナムソン川を下る、チュービング。

レンタルバイクは13時間、約半日借りて40,000キープと安い。
バギーでブルーラグーン3に行くのが流行っている。

韓国人のバンビエンブームはいつまで続くか分からないが、街はホテルの建築ラッシュ。

 

 

 

 

急速な開発に揺れるラオスの人々

 

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ビエンチャンの空港ターミナルが昨日9日、新装して供用を開始した。
国際線ターミナルは従来の約2倍の2万5000平方メートルに
拡張。古くなった国際線ターミナルは解体し、新たに7000平方メートルの2階建てターミナルを新設。
総事業費97億円のうち、約90億円を日本が円借款している。
ラオス政府は5年後の2023年には150万人の国際線旅客数を目指している。
急激な観光投資と電力施設の影響がこの国の人々を苦しめることになりそうだ。

 

 

 

 

開発の波にのまれるラオスの人々

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 かつての日本と同じわらぶき屋根だけが見える。

決壊した工事中のダムは韓国企業が施工していたものだが、その工法は最古のダム工法だった、、。