ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

ラオス 連載4 人知を超えた謎 驚愕の建築様式の一致

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ラオス南部アッタプー県で起きた建設中の水力発電所ダムの決壊で、国営通信は8日、死者が34人に達し、97人が行方不明となっていると報じた。

 政府は原因究明のための委員会を設置した。

 ダムは7月23日に決壊。大量の水が流出し、13の村が被害を受けた。国連によると、6000人が避難生活を続けており、被災者は飲料水や食料、精神面の支援を必要としている。水位は下がっているものの、依然として孤立し、ヘリコプターを使わないと近づけない避難所もある。

 「東南アジアのバッテリー」を目指すラオスは、水力発電を中心とした電力開発を積極的に推進し、タイやベトナムなど周辺国に電力を供給してきた。国営通信などによれば、政府は水力発電所建設の安全基準を見直し、すべてのダムを検査する方針を決定。新規の水力発電所計画への投資を当面見送る。

ラオス政府は、事故について「人災」との見方を強めており、韓国側への風当たりはさらに強まりそうだ。

 

 

 

 

ラオスはアジアのバッテリーではない

ラオスは美しきアジアの生命」

 

もうひとつの人災

ラオス指導部が短期間で経済力を強化しようと躍起になっている。その意向を汲んで、中国が鉄道建設、インフラ整備などの援助を行なった。それが中国人の大量流入となった。


正式手続者は100万人、不正入国者100万人の合計200万人の中国人が国内で生活しているとみられる。国内至るところに中国人街が出現した。
ラオス国民は650万人足らずしかいない。ラオス政府は「あまり中国依存にのめり込んではいけない」という警戒心を抱くようになった。内陸部にあるこの国は、国境を5カ国に囲まれている。国家の舵取りには、絶妙なバランスが必要なのだ。
ルアンパバーンではフランス人が異常に多い。
 ルアンパバーンの街並みの裏側を歩くと、フランス人が長期滞在できる住宅設備が充実している。食事付きで1日当たり日本円で2,000円とか。1カ月滞在しても6万円以下で可能。

 

 

 

アジアの美しき生命
人知を超える謎

わたしはルアパバーンで不思議なものを目撃した。
 

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それは水龍が神社の階段を這う建築様式。
これはベトナムのフエでも見つけていた。
カンティン帝陵の水龍
 

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それはなんと、太平洋を隔てたメキシコのマヤ遺跡の祭壇でも目撃できる。

なぜだろう?


 

 

 

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この神殿は、羽毛が生えたヘビの形をした「ククルカン(マヤ語でK’ukはケツァールという鳥、Kanはヘビ)」という神を祀っている。

春分/秋分の日没時にだけ階段側面の手すり部分に波打った文様が現れ、下部に置かれたヘビの頭部の彫刻と繋がります。この現象を“ククルカンの降臨”と呼び、マヤ天文学の叡智を一目見ようと大勢の観光客が押し寄せる。

 

アメリカ大陸に到達したのはコロンブス以前に中国、永楽帝の提督、鄭和が大艦隊を率いてアメリカから中南米に到達していたのは最近になって知られている。


しかし、この建築様式が示唆するものは、それ以前にもアジアの民がメキシコに到達していた可能性が浮かび上がる、、。

 

この謎はまだ、誰にも紹介されてない。

 

 

 8月13日追記

 北米最古の広範囲な文化は、アジアから「新世界」にたどり着いた人々に由来することが、約1万3000年前に埋葬された幼児の骨から抽出したDNAの分析で分かった。 この集団はクロービス人と呼ばれ、特徴的な石器が北米とメキシコの広い範囲で出土している。研究結果によれば、現在のアメリカ先住民の多くがクロービス人の直接の子孫だと示唆されるという。

 

 クロービス石器を作っていた人々の起源と遺伝的継承は、科学者の間で論争の的となってきた。多くの考古学者がクロービス人はアジア人に由来すると考えられている。

 

 

 

巨石人頭像の謎

 祭祀建造物のように、マヤ文明はオルメカ文明から影響を受けた美術・建築様式などが見られるのも事実。しかし、オルメカ文明の大きな特徴の1つに「巨石人頭像」(画像41)と呼ばれる巨大な顔の石像があるのだが、これはマヤ文明には見られない。

もしオルメカ文明の人々が移住してきてマヤ文明を作り上げたのだとしたら、非常に大きな特徴なのでそっくりそのまま引き継がれるのではないかと推測されるが、マヤ文明は、オルメカ文明の影響を色濃く採り入れたものもあれば、採り入れたがアレンジを加えているものもあるし、採り入れていないものもある。さらには、神殿ピラミッドのように独自のものもあるというわけだ。

 

また、翡翠や黒曜石など、メソアメリカ文明の地域内ではグアテマラ高地でしか産出されない鉱物が出土していることから、オルメカ文明以外の地域との交流もあったことが予想された(画像40)。より複雑な社会変化の過程が示唆される。

 

つまり、マヤの人々はマヤ低地のほかの地域、近隣のメキシコ湾岸低地南部、メキシコのチアパス高地やグアテマラ高地などの住人たちとの地域間ネットワークに参加しており、遠隔地から重要な物資を搬入したり自分たちの地域から輸出したりするだけでなく、観念体系や美術・建築様式などの知識を交換して、マヤ文明を築き上げていったと考えられる。

 

画像40。オルメカ文明の特徴の1つである巨石人頭像

 

 

オルメカ文明の巨石人頭像。

これに見覚えはないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

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