ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

タイに移住しよう 怒涛の2018年版  バンコク、ソイカーボーイ、テーメーカフェ、パタヤ、プーケット、チェンマイ、メーサイ

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タイに移住しよう(怒涛の2018年版)
バンコクパタヤチェンマイ、ウドンタニー、チェンライ、メーサイ編
コヨーテダンサーVS日本男子戦記
 

Lonely Planet では行けない世界へようこそ!


バンコク
  援助喫茶テーメー、ソイカーボーイ、ナナプラザ 彼女たちの仕事ぶり
  格安賃貸マンション、アパートも収録 月1万円物件もある
パタヤ
  ソイ6の置屋詳報 2階はどうなってる?
チェンマイ
  安宿 1泊6$、月80$、 凄い2LDKでも月200$
 MP サユリ・コンプレックスが人気
◇ドークカムタイの魔法の竜
 村から150人の娘が日本に渡った伝説を追って
  姉妹惑星チューン、さらにラオス雲南省への道

◇ミスタイ vs キャビンアテンダントの操対決
 シンデレラの精一杯の夢&1億2000万円の天国行きフライト

付録1 人気急上昇のヴィエンチャンヤンゴン

 

最大の愚かなテーマ 

果たして原住民との「愛」はあるのか?


 スタッフに女性デザイナーが加わったことで、表紙はさわやかになったが、編集はあいかわらずのバカぞろい。きっと勘違いして手にとられたひともいると思うが、このガイドブックは深く掘り下げた内容になっているので、許していただきたい。m(><)m 

2017年版をブラッシュアップし、タイで生きる日本人の姿、それもパナマ文書に登場するような超富豪の実像を描きこんでいます。7億円を超える資産をひとり娘に残そうとするメルセデスベンツの男。彼の個人資産を狙うバンカーから刺客を送り込まれます。また、メーサイの近くにあった日本へ150人も娘を送り込んだ竜の末裔たちを訪ねる旅。日本で身体を売って稼いだ娘たちはゴールデンドラゴンと呼ばれ、神社の銘版に彼女たちの名前が刻まれていた。大金を村にもたらした娘たちを竜になぞらえて帰還を祝う不思議な風習。さらに隣にチューンという里。やがてラオスに分け入り、なんと、彼女たちの本当の里は少数民族、実に40もあるマイノリティーからも生まれていたのだった。前回を超える「怒涛のー」という形容は、この本がただのガイドブックではないことを意味しています。
ただ、競馬レースにたとえると、号砲と同時に反対方向へ全力疾走したバカ馬ですが、それでもガイドブックとしては、誰も見たことがない内容に仕上がっています。

 

それでは「メコン川、うつぶせで漂流の旅」へようこそ!


第1幕 タイに住んでみると、
 
うつぶせではなくエビゾリするコヨーテダンサーのティアさん どこ行ったの? 中国人のカネもちに嫁いでしまったのか。

バンコクの賃貸マンション(コンドミニアム)、アパートは探せばいくらでも安い物件がある。月1万5000円程度の物件が山ほどある。
「ほんとうにそんなに安いの?」
編集スタッフは、またしても額を寄せて、パソコンの画面に釘付けになった。
そして、もっともな関心はといえば、
タイ娘はほんとうに恋愛してくれるのか?
カネ目当てか、それとも日本男児の男っぷりに惚れるのか?

「そんなのぶつかってみなけりゃ、わかりませんよ!」

「なら、行ってみようじゃないの!」
わたしはあきれ果てて言った。
「おまえな、先月、タイから帰ってきたばかりだろう!」
こうして始まった本号の編集会議。確かにバンコクには安い物件があまたある。最初はゲストハウスに1-2週間泊まり、地理と確認。そして、物件をあたり、決断したい。なぜなら、安い物件はタイ人もそれも1部屋に3-4人が住んでいたりして、連夜パーティのように騒がしいところも。そこいらを見極めてから決めたいところ。
デポジット3カ月払う前に、下調べしないと、、、」
「なに? おまえ、本当に住むつもり?」
「それにですね。ゴーゴーバーのおねいさんと、探す物件のレンジがかぶるので、彼女たちも入居してるらしいんです」
「えっ。あの、コヨーテダンサー?」
男たちは目をしばたたかせ、鼻の下をのばした。

「穴場をみつけましたよ。ラムカムヘーン地区のコンドミニアム。安いし便利。それについでにラムカムヘーン大学に入れば、女子大生と仲良くなれます」
「おまえなー、そんな大学卒業しても誰も相手にしてくれないぞ」
タイ語は覚えれるし、大学は食堂がやすい。部活は女子といっしょで、これって天国でしょう!」
「ゴーゴーバーのダンサーもいますからね」。
「しかも、国立で無試験で入れますよ」
バカたちはやる気がみなぎらせた。

「誰が行くか殴り合いで決めよう!」

 コヨーテダンサーとは、実はゴーゴーバーにいる踊り子だけではない。もっと純粋なダンサーとして、自動車ショーやカー用品などモーターショーで踊る子たち。日ごろはショップ店員だったり、ショーダンサーなど様々。何しろ、イベント期間しかダンサーの仕事はない。
 モーターショーではピックアップトラックの荷台を舞台に見立て踊るのだが、すぐ身近に観客(男だらけ)が迫ってくる。手抜きはできない。ダンサー1人に20人が集まっている場合もある。決して割りのいい仕事ではない。もっと美人でスタイルがよければモデルの仕事もある。しかし、モデルは一握りのひとたちが独占しており、ずば抜けた美貌が求められる。
 そうではなく、リズムに身をよだねて身体をくねらせるダンサーに特別な才能はない。身近なアイドル、庶民の女神、チップをはずめば携帯の番号さえ交換してくれる。バンコクスクンビット地区、パタヤチェンマイなどダンサーとゴーゴーバーを追って、タイ中を駆け巡った。

そして伝説の村、ドークカムタイの魔法の竜の謎を追って国境の街メーサイへ向かったのだ。さらに、ミャンマーに分け入り、ラオスをぬけて雲南、シーサンパンナへとつながった。そこには悲しい40もの少数民族の末裔たちの話があった。
メコン川チベットに源流があり、途中、ラオスミャンマー、タイの3つの国境を接するポイントがある。ウ河は透明だが本流に流れ込むと深い緑の濁流になる。タイを知るには、この本のストーリーのようにいくつかのエピソードが流れ込み、なぜ、ミャンマーラオスが取り残されたのかがわかる。ラオスの40の少数民族には言葉はあっても、文字がなかった。エイズ撲滅キャンペーンに村に入ったNGOたちは驚いた。

「ポスターを貼っても誰も見向きもしないんですよ」
(読めないから)
「それでビデオを流したら、やっと関心をもって集まってくれた」
(映像を見るのは初めてだった)
「コンドームのつけ方を教えるため、指を差し込んで実演しても、あまり効果がなかった」
(男たちは女性を抱くとき、指をコンドームにさしていたら、大丈夫だと勘違いしていた)

これがタイのエイズ禍がビエンチャンでも猛威をふるい、さらに中国の国境まではいあがった要因だった。

 

 

 

タイ 沈没ガイドブック
コヨーテとおおかみ


 バンコクスクンビット地区には日本人が多い。5つ星、4つ星ホテルが林立し、リニューアルされた中級ホテルはリーズナブルで治安もいい。40ドルから60ドルで静かな部屋がとれる。なぜ、ここの地区が人気かといえば、バンコク一の歓楽街ナナプラザにSoi Cowboy、伝説のカフェ・テーメーがあり、美しいタイ女性を連れ帰ることができるからだ。

 


 
フリーランサーが集まる カフェ テーメーはラムチェットホテルの半地下にある。表には入店が禁止されているレディーボーイが多いが、女性も混ざっている。


1、テーメー
  援助交際カファ・テルマエ戦記

テーメーとはフリーランサーの女のこが詰めかける、援助交際カフェ。正式名称はTHERMAE。なぜ、こんな名前なのかというと、語源はローマの浴場「テルメ」もしくは「テルマエ」に由来。嘘のような話だが「テルマエ戦記」という本が日本で出版されたこともある。そんなわけで、この章はテルマエ戦記となった。
バンコクに開通したスカイトレインTBSのASOK(アソーク)を下車し、ターミナル21の方向をめざす。さらに、ロビンソン百貨店の前を直進する。歩くこと5分。今度はS15、それに2017年初めにオープンしたHOOTERSの大きな看板をさらに、まっすぐ。すると右手に小さな社(やしろ)があるラムチェットホテルに到着。
この半地下にテーメーがある。最初に目に入るのはブッシュ・ガーデンの文字(左)、そして、ラムチェットホテルの文字。ホテルの右側斜め下に入るとテーメーに入れる。
ガーデンの入り口には、おんなのこがたむろしているが、彼女たちはレディーボーイがほとんど。入店が禁止されているので、テーメー外で客待ちをしているのだ。10人ぐらいはいつもいる。
なかにひときわ美しい日本人好みのOL風女性が生垣のコンクリートの淵に腰を下ろしてiPONEを操作している。ポケモンゴーでもしているのか?
つんとした鼻、大きく涼しそうな瞳、横顔が美しい。色白ですらりと伸びた脚は白く輝く、欧米のひとはこれを蜂蜜色と呼ぶが、照明の下で見ると一層魅力的だ。
だが、待て? なんでカフェの外にいるのか。レディーボーイはそれと一瞬でわかる個体から、よく観察すればわかる個体、そして、しゃべれば声でわかる個体、最後の一線を超えるまでわからない個体がいるので、注意してほしい。それでも、いいというひとだけお持ち帰りしよう。
さらにややこしいのは、本物の女で息ぬきにタバコを吸いに出てくる娘も混ざっている。

テーメー店内は壁際をぐるっと取り巻くようにおんなのこが並んでいる。その数はざっと50人から70人ぐらいだろうか。午後10時から店が閉まる午前2時まで、男女が出入りするがだいたい女が60-70%に対して男が30-40%ぐらい。
店内はファミレスほどの広さで、壁際にボックス席(4人掛け)、中側にはテーブル席が設けられている。中央のS字カウンターテーブルを一周すれば今夜のライナップがわかる。
店の業態はカフェバー。飲み物を提供するだけ。フリーランスの女性とお客が知り合う場所を提供しているだけだ。だから、店のウェーターはマッサージ師のようなブルーのシャツを着た老人である。これなら、当局に睨まれて追求されても、あくまでもカフェだと言いはれる。

それには深いわけがあるのだが、おいおい話そう。テーメーは今では日本人のためにできた店のような錯覚を覚える。女性も日本人が好きそうな格好をした細身の女性が多い。この熱帯の街ではひときわ美しく肌を見せる、ホワイトの短いショーツ。デニムの短パンからまっすぐに伸びた脚をきれいに見えるように片足を少しだけ引いて、手の甲を重ねて、微笑んでいる。まさに、ほほえみの国、タイランド
 

ブルーとホワイトの縞柄模様のワンピースは太ももをぎりぎりまで見せるタイトなデザインで洗練されている。こんな娘はすぐにテイクアウトされるので見つけたら交渉あるのみ。
だが、待てよ。彼女の前に行き声をかけた中年の日本人男性にたいして、顔を背ける。二度、三度と日本人は念力を送るが、無視されている。ばつが悪そうに歩き去った。しばらくして日本人の20-30代の男性が前を通り過ぎる。ほほえみが帰ってきた。その笑顔がいっそう彼女の魅力をひきたてる。
つまり、ここは自由恋愛の場、熱帯雨林のジャングル。弱肉強食、魅力がなければいくらカネを積まれても我慢できないものは我慢ならないのだろう。よく見ると、先ほどの中年男性と同じ年、ぴったりの女性も待機している。

このあたりを、知り合ったアーン(20才)にそこはかとなく聞いてみた。アーンとはこのお店で知り合った仲だが、彼女は流暢に英語を、それにたどたどしいが日本語も話せる。
「やはり、50才位までかな。それ以上はイヤ。やさしいひとならデートだけならいいけどベッドは少し考える」
「考えるって、考えてもどうにもならないでしょう、そんなもの、若かろうが、年が行っていようが同じでしょう?」と言うと、上からものを言われるのがきついというのだ。つまり、父親以上の年代のひとはどうしても、いっしょにいても楽しめないという。

では、かっこいい親父はいないのかといえばそうでもない。つまり、全体の雰囲気なんだそうだ。雰囲気、そんなムードをもった大人ならファラン(白人)にはいっぱいいるけど、日本人には少ない。先ほどの日本人の中年を見ていると彼の表情が硬くこわばって見えた。余裕がないのかしかめっつらをしていた。このあたりのことを言っているのではないだろか。
ファラン 主に西洋人をさす。語源はタイ語の「ファランセット」つまりフランスから来ている。タイの女性は最初は白人をみなフランス人だと思ったのかも知れない。

 

 

 

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スカイリム 少女の願い 生きていたいの

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