ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

世界の富豪8人と下層36億人の資産が同額 社会を分断

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ゲイツ氏が動きはじめた

マイクロソフトの共同創始者ビル・ゲイツさんは世界に向けて、貧しいひとびとを救済しようと訴えはじめた。日本では新聞社のインタビューで東南アジアでの医療に日本の助成を期待すると述べた。そして、アメリカでは富豪にはもっと課税すべきだとトランプ大統領の政策に注文をだしている。

 

貧困撲滅に取り組む国際NGOオックスファムによると、世界人口のうち所得の低い半分に相当する36億人の資産額と、世界で最も裕福な富豪8人の資産額が同じだという

格差が「社会を分断する脅威」となるレベルにまで拡大していると警鐘を鳴らした。

 この報告書は、スイス・ダボス世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が開催されるのを前に発表されたものだ。

それによると、世界人口のうち所得の低い半数の人々の資産額の合計と同額の富が、米誌フォーブスの世界長者番付上位の米国人6人、スペイン人1人、メキシコ人1人の計8人に集中しているという。

 

 この8人の中には、米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏、交流サイト(SNS)最大手フェイスブックの共同創業者マーク・ザッカーバーグ氏、インターネット通販最大手アマゾン・ドットコム創業者のジェフ・ベゾス氏が含まれている。

 オックスファムが1年前に発表した報告書では、世界人口の半分と同額の資産が集中していると指摘された富豪の人数は62人だった。オックスファムによると今回は、インドや中国などにおける富の再分配のデータを刷新し、算出し直したという。

 オックスファムは、世界で所得格差が拡大していることと、既存政治への幻滅が広がっていることには関連性があると指摘している。

 報告書では、「ブレグジット(英国のEU離脱)から米大統領選でのドナルド・トランプ氏の当選まで、人種差別の増加と既存政治への幻滅の拡大が憂慮すべき事態となっている。

裕福な国々で現状を容認しない人々が増えつつあることを示す兆候がある」と説明。「裕福な個人と企業」に対する課税額を引き上げ、国家間の法人税引き下げ競争を終わらせる国際合意を形成するよう呼び掛けるとともに、企業のロビー活動やビジネス・政治における「縁故主義」を非難している。

ギリシャから逃げたパナマ文書の資産家たちは今、何を思っているのだろう?

若者たちが苦しんでいる現状やさらにアフリカ、中東から難民が押し寄せる現状は知っているはず。

 

 

 

日本では家族の所帯で年収1000万円までは、幸福度は増すが、それ以上になると幸福度よりも心配事などストレスが増えるといわれる。飽食には限界があるが、物欲、金銭欲には限りがない。ビル・ゲイツ氏は富豪ながら身をもって範を示し、社会を変革しようとしている。

 

 

 

 

94歳で死去した大富豪 ロレアル

フランスの化粧品大手ロレアル創業者の娘で、女性では世界一の富豪とされるリリアン・ベタンクール氏が昨年9月、パリの自宅で死去した。

 

ベタンクール氏はパリで生まれ、15歳の時に見習いとして父親の会社に加わり、1957年に父親の死去に伴い遺産を相続した。

米経済誌フォーブスは昨年、ベタンクール氏の推定資産を395億ドル(約4兆4400億円)とし、女性の富豪ランキングで世界一。男性を含めても上位20位以内にランクインするという。

ベタンクール氏はロレアルの大株主の1人だった。同社の株式23%超を保有するネスレの広報担当者は21日、遺族に哀悼の意を表した。

フランスのルメール財務相は21日、ベタンクール氏がロレアルに安定をもたらしたと称え、同社が今後もフランス市場と緊密な関係を維持していくことを願うとする声明を発表した。

金銭を最後まで抱えて死ぬことはいったい何の意味があるのだろう?

それはもともと皆に配られるためのお金ではなかったのだろうか。

 

 

 

 

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