reuterjapannews’s diary

宇宙のなかに住む住人は、どうすればその形がわかるのだろう,という世紀の難問ポアンカレ予想から出発した壮大なドキュメンタリー。決して外から形を眺めることができないがそれに挑む天才数学者たちが繰り広げる死闘を執念で追います。また、記者自身にもそれに挑戦させるとんでもない企画。数学や理論物理学がこれほどまでに凄まじいものかと、、。その煌きと感動を身をもってお伝えします(><);ギリシャ問題、中国バブル崩壊、性奴隷マーケット問題などニュースの裏側を伝えます。短期勝負なのでいづれブログではなくなります。Web MO

カオサンで心が震えた夜

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わたしが毎日、顔をだすカオサンのカフェバー・ラッキービアー。お尻はおかまチックなギャルソン。右はバンコクポスト紙。この広告にパテックフィリップが、、。わたしは20日後に腕に巻くことに成功した(笑い)

 

上段の写真、突如、カオサンに現れた警察隊。客は驚いた。いったい何が?

 

 

 

カオサンで心が震えた夜

  タイ人の勇気と優しさ

 

 楽しいばかりの毎日から、少しづつ現実的な部分が見えてきた。

まず、ホテル。わたしはドミトリーの3階に部屋をとった。バルクルームという隔壁で3方が覆われ、廊下に面した方だけアコーディオン・カーテンと木枠の窓。バルク部屋は3室に大きな共同部屋は4ベッド。

隣のバルク部屋には若い韓国人の男。

ところが、ぺちゃくちゃうるさい、韓国人のデブおんながやってきた。

これはトラウマというかタタリである。

 

早くもホテルを移りたいと思ったがまとめて払ってしまったので、もうしばらくだから我慢することにしたのだ。

 

例によって朝の散策は、カオサン通りの2つあるマクドナルドのアソークより(バンコク市街地寄り)。マクドの向かいの店に入った。

なぜ、ここに来たかといえば、カオサンはホテルにしかトイレはない。ホテルまで帰らなくても、マクドの複合ビルは地階にトイレを設備している。使用料は10バーツ。

 

旅人が世界中からこの街をめざしてやってくる。

シングルの男、ダブルの男、家族連れ、おんな2人組み、たまに1人でバックパックを背負ってくるおんな。

 

このなかで目立つのは家族連れ。そう、バックパッカーの聖地というより、すでに世界的な観光地になったカオサンは3才児の子どもずれでもやってくるのだ。こどもも暑い中、懸命に両親にくっついて歩きまわる。

 

そして、めざわりなカップル。白人カップルの男はまず、間違いなくハンサム。髪を刈り上げて、少しだけ日に焼けた横顔はムービースターのように地元おんなも見とれている。

ちびだったりすると、救いがあるが、ハンマーを振り回すヒーローのような体格で、それを上回るハンサムだったりすると、無敵である。

 

そんなのと比べられると、日韓中台に香港、マレーシアの男は太刀打ちできない。

悲しいかな、それが現実だ。orz,,,,,

 

 

それで、とっておきの美しい話をしよう。

 

例によって深夜にカメラ撮影していたのだ。橋のたもとから道路が照明で浮かび上がる瞬間を狙っていた。

本当にカメラ修行をしているのがわかってもらえると思う。でも、腕はお粗末なまま。

 

それで何度もシャッターを切っては削除を繰り返していたとき。

 

ファランのお婆さんがあの危険な道路(片側3車線、向かい側1車線)を渡りきったところで、小銭を車道にばら撒いたのが見えた。

懸命に拾うお婆さん。それを歩道に引き上げようとするお爺さん。やって来る車はライトを照射しているので、その姿が遠くからでもはっきり見える。

危ない。

車が2人を襲う。そのとき、タイ人の男が車道に走り出し、お婆さんの小銭をさっと拾い上げた。もう車はそこだ。

あっと息をのんだ!

彼は二人をひきつれて歩道に逃げ帰ってきた。

 

一歩、間違えれば死んでいたかもしれない。

ファインダー越しに一部始終を見ていた。

このタイ人の勇敢さに、こころが震えたのだった。

 

自分のことのように何度も深呼吸をして心を落ち着かせた。

わたしはこの街に何をしに来たのか、わかりかけてきた。

 

それは日本や中国が欧米が失いはじめた何かを探す旅だった。

 

 

ジャーナリストで物書きで写真家。稼いできたのはジャーナリストとしての自分だった。写真はいまいち。文章も作家としてはお粗末すぎる。これを見ているあなた。笑うんじゃない!

 

 

あのでっかいモップのような犬がいつもとは反対側の歩道を歩いている?

元気そうだ。

死んでいるんじゃないかと思った自分が笑える。

尻尾をふりふり、ひたひたと歩道からソイへと小走りに去るワンコ。

彼も夜がふけると我が家に返るのだ。

 

 

 

カオサンは昔、白米のマーケットがあったところだ。おおよそ200年前に米国海軍がタイの海軍に贈った鐘が西端に残っている。

その場所でいつもマンゴの切り売りカップ50バーツを買ってほうばっているのだ。

これで栄養不足は補えるし、おいしい。すずしい。

 

「あいつ、あいつ。マンゴ食べてる」

「マンゴ食べてる」以下同文、繰り返し3回。

大学生らしい女が日本人だとはわからず、無作法にもわたしを指してマンゴを食べてるを連呼。

「食って悪いか!」

「日本人?」

「うるさい」

すっかり現地人化していたわたしはベトナム人によく間違えられる。

 

最初は見かけなかった日本人もゴールデンウィークにさしかかると、途端に増えてきた。なにもウェディングドレスとタキシード(簡単なやつ)を着たカップルがこの通りを夕暮れのサンセットのバイオレットに染まりながら練り歩く。韓国人カップル。

 ここを歩かなくてよくない!

 

きっと、そういったサービスがあるんだ。

 

 

 

7日目

 

今朝、カオサンに向かう道路は交通規制が敷かれ、屋台という屋台は追い出されて道路は見通せるほど綺麗に整理されている。カオサンにさしかかると、やはり、物売りが消えていた。一本道である。

それで、わたしは道幅を測ることにした。

このアホ、何をしてるのか?

という視線をはねのけて歩幅で21歩。

やはり、公称20mの道幅は13.5m。15mにも満たなかった。

建物から建物までの最長の幅。

とういことは公称300mももう少し短いかもしれない。

 

今日の調査は抜け道ではなく、値段、どんなものが入っているか。

すでに抜け道は30本以上はあることは確認した。それ以上は個人や商店の敷地に入ることになるので、申し訳ないと思い断念。

 

しかし、その抜け道にはやはり、安宿やテイラー、それにバッグ、小物に店が入っていた。そこで見つけたノースフェイスの店。

ホーチミンやサパの店とは違い、それほど品揃えがないが、バックパッカーが好んで使う大型から中古型まで取り揃えている。

路面に面したbag,bag,bag と看板を出している店は奥行きが深い。気をつけて一軒一軒見ていれば見つかる。

しかし、もう一軒は抜け道の中にあり、わかりにくい。

ノースフェイスの大型コンテナが1600バーツの言い値だ。悪くない。

 

そして、別の抜け道ではギター専門店を見つけた。しっかりした商品を揃えており、旅行者用の小型ギターが何本もあった。

お土産用ではない、しっかりした音色がでるアコースティックである。

値段は約7550バーツ。

ヤマハの12000円のものより1回り大きく、しっかりした材料を使った本格派。これなら、わざわざ重いバッグパックにギターまで抱えてカオサンに来る必要はない。

毎日やってくる新参者のなかにはギター好きな者がいて、律儀にケースを抱えている。やはりニーズがあるから商売としてなりたっているのだ。

 

ひとつ驚いたのは「ロッコ 0m」の標識を残して改装工事を行っている一等地の6階建てビル。大きな物件だが、工事に入っているのが少人数の内装業者だということ。これほど集客力がある一等地に物件を眠らせているにはもったないと思うのは日本人だからなのか?

 

そして向かい側にあるマクドナルドが入っているビルも路面のテナントは抜けていた。

そして、カオサンの東端の2階建ての黄色い商店街。向かい合わせて100店ほど同じ規模の店がある。多いのは銀細工の店。ここもかなりの店がシャッターを閉じたまま。3分の1はしまったままで、詳しく調べれば半数近いかも知れない。

 

カオサンにやってきて、警官隊が隊列をつくってこの通りに入ってくる様を観光客はびっくりして眺めている。何かあるのだろうと思って、いつもいるラッキー・ビアのかわいいウェートレスに聞くと、iPhoneの翻訳を使ってこの1本向こうの大通りで、タイ王国の威信を賭けた記念パレードが行われることがわかった。

朝から警官隊、軍隊、救急医療隊、テレビクルーに黄色のポロシャツを着たボランティア(参加者でもある)がすごい数に膨れ上がっていた。

 

夕方から本格的になるというの聞き込んで、タイ人のように一日中、動き回るのはムリなので、ホテルに帰って寝ることにした。

 

 満を持して向かえた夕刻6時。マクドナルドで時間を調整しようとしたら、日本人や韓国人が急に増えているのに気づいた。日本は10連休に入るのでわかるが、なぜか韓国人も詰めかけているのだ。

そして、はじまった韓国メロドラマ

 

 

 

韓国おんなは女優を気取りすぎて笑いもの

 

場所はマクドナルド店内、カップルのおんながおとこに向かって涙声を震わせて大声で不満をぶちまけてる。

例の韓流ドラマのお決まりのシーン。そっくりというより、あまり、わざとらしく聞こえるので、詰めかけているタイ人は、顔を見合わせて、笑ってはいけないと思っているのか、なぜか、照れ笑いしている。

わたしと目があうと、見てはいけない、笑ってはいけないと、その目は語っていた。

このマクドは黄色のポロシャツのボランティア隊や警察隊の休憩所になっているのだ(笑い)。

 新婚旅行が別れにならないといいけど、とみんなして心配している。

韓国人のやさしそうな顔の男性は、彼女を落ち着かせようとなだめるのだが、一度、沸点に達した不満と怒りと激情の嵐はおさまらない。

 

兵隊たちがさっと食べて席をたつのを見て、わたしにも任務があるのを思い出した(笑い)。 このために送り込まれた特派員。根性だけは現役。しかし、たばこが吸いたい。

 

 

 

ナレーション

実は韓国人の友達は何人もいるので、彼ら(ビジネスマン、ウーマン)は有能で友達思いで好きなのだ。

だが、カオサンで出会った韓国女性だけは韓流ブームを悪い意味で曲解して、バカを演じている。タイでは韓流ドラマをテレビで流している。

ドミトリーでも、恋愛しにきた韓国女性に嫌気がして、わたしはフロント女性(タイ人)にここのオーナーは韓国人なのか? と詰め寄ったほど。

懸命にわたしの言葉を理解しようと頑張るタイの女性フロントは、最後にiphoneの翻訳機をだして。やっとオーナーの意味を理解。そして、わたしが日本人であることを知らなかったのだ。なぜなら、彼女の勤務日とは違う日にチェックインしたからだった。

なぜか、女優のまねばかりする韓国女性。ドミトリーレストルーム(シャワー、トイレ、洗面)に誰かが行くと、きまって後をついてくる。

メロドラマのようなシーンを演じるつもり満々なので、閉口する。

 

ここのサイアム・カラーズホステルの女性フロント。彼女の名前は「ナー」(初めて聞く名前なのでカタカナにならない)は韓国人や中国人の集団を懸命に説得し、ドミトリーの秩序を保っている。わたしは彼女のやさしい声に救われて、ここで元気に過ごせたのだった。

 

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わたしはこのワンコのようにサイアムカラーズホステルで彼女の声を聞きながら、眠り続けた。昼寝が大好きなのだ。

これが例の道を塞ぐワンコ。なんか、ナショナルジオグラフィックの動物編みたいでしょう。「ここにいてはいけない動物たち」。載せてくれないかな?