reuterjapannews’s diary

宇宙のなかに住む住人は、どうすればその形がわかるのだろう,という世紀の難問ポアンカレ予想から出発した壮大なドキュメンタリー。決して外から形を眺めることができないがそれに挑む天才数学者たちが繰り広げる死闘を執念で追います。また、記者自身にもそれに挑戦させるとんでもない企画。数学や理論物理学がこれほどまでに凄まじいものかと、、。その煌きと感動を身をもってお伝えします(><);ギリシャ問題、中国バブル崩壊、性奴隷マーケット問題などニュースの裏側を伝えます。短期勝負なのでいづれブログではなくなります。Web MO

南北朝鮮対話の背後  中朝国境から見える景色  

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 厳冬期の北朝鮮では毎年、凍死や劣悪な暖房事情による一酸化炭素中毒死が後を絶たない。そればかりか、兵士による略奪事件を誘発している。自殺もその中にある。

酷寒対策のため、平壌などの一部の大都市を除き、北朝鮮のほとんどの家では、石炭や薪で火を起こし、その煙を床下に通して床を暖めるオンドルを使っている。しかし、これによる一酸化炭素中毒が多発している。

 昨年末に道内の大館(テグァン)郡の民家で、20代の女性保安員(警察官)3人が一酸化炭素中毒で死亡しているのが発見された。多くの人が「若いのに気の毒に」と死を悼んでいるが、「スパイに殺された」「恨みを買って毒ガスを流された」などといった噂が流れ、村は戦々恐々とした雰囲気に包まれたという。

また、新義州(シニジュ)では先月29日の1日だけで、一酸化炭素中毒により10人が死亡。前後の時期には1日平均で7~8人の死者が発生している。 

 厳冬期は、朝鮮人民軍の兵士にとっても最も辛い。毎年12月から翌年3月末まで、まともに食事をすることもできないまま厳しい冬季訓練を行う。空腹に耐えかねた兵士が北朝鮮国内だけでなく、中国側に越境して略奪を働くケースも多い。

北朝鮮を襲う酷寒は、金正恩体制を足下から揺るがす不安要素である。

 

人々は、寒さに加え、大増産運動「200日戦闘」の度重なる動員で、クタクタになった体を癒やすため、サウナを楽しむ。国の機関が運営するサウナもあるが、人気があるのはトンジュ(金主、新興富裕層)が経営する民間のサウナだ。

北のなかでも格差社会が広がっている。

 

 

中朝国境では人身売買が横行

中朝国境の町、恵山

恵山(ヘサン)市では昨年1年間で、46世帯の188人が、家族丸ごと姿をくらました。その多くが脱北し、韓国に向かったものと思われる。一方、家族を残してひとりで姿を消した人は141人に達しており、その多くが人身売買の被害者と思われる。人身売買は、恵山市よりも周辺の農村で猛威をふるっている。

昨年1年の間に道内で行方不明になった人は1711人に達する。そのうち1200人が女性で、大半が人身売買の被害者だと言われている。人口が70万人の両江道で、1200人は非常に大きい。

 

 

中朝国境地帯での人身売買の横行は、以前から指摘されてきたことだ。

人身売買が横行する理由について情報筋は、密輸業者の存在を指摘する。

彼らは北朝鮮国内の品物を中国に密輸することで儲けを得ていたが、売り物が枯渇したため、女性を密輸するようになったというのだ。

こうした人身売買の被害者の多くは既婚女性で、恵山周辺の農家では父親と子供だけがいる家が半分に達しているとも言われる。

脱北美女のパク・ヨンミさんも恵山市の出身で現在は人権活動家として知られている。

 

密輸業者たちは「元手がかからないいい商売」「むしろ彼女らの家族を助けてやっている」と罪の意識を全く感じていないという。体制から人権を尊重されたことのない北朝鮮の人々は、人権の概念すら知らないと言われ、そのことが人身売買の拡大につながっている側面もあるようだ。

 

 

 

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破壊的な南北格差

南北朝鮮の経済格差が破壊的なほど進行してる。

 それは個人の所得にも表れている。北の1人当たりの国民総所得(GNI)は139万韓国ウォン(約13万5千円)で、南の3094万ウォン(約304万円)の4%に過ぎない。朝鮮半島が南北に分かれて70年が経つが、経済発展の競争では完全に南側に軍配があがる。

人口については北は2477万、南は5101万と2倍以上の開きがある。

北の人口統計を見ると、数十万人から一説には100万人以上とも言われる餓死者を出した1990年代後半の「苦難の行軍」期も人口が増えており、実際の数はもっと少ないとの見方が支配的。

 最新の国連制裁である安保理決議2321号で輸出上限が設けられた石炭生産においては、北の2749万トンに比べ、南は176万トンと大きな開きがあることが分かる。ただ、化学繊維の生産においては北はわずが2.3万トンであり、134万トンの南に大きく差を開けられている。

 さらに自動車の生産では北の3.5万台に対し、南は455万台と100倍以上の差がある。韓国は付加価値の高い生産で大幅に北朝鮮を上回っている。当然、貿易総額も北は62.5億ドル(約7300億円)で、南の9632億ドル(約110兆円)の150分の1だ。輸出に限ったら200分の1にまで差が広がる。経済規模は比べ物にならない。

 

 今回の統計によると、北朝鮮の国民は毎月11万5000韓国ウォン(約1万1000円)で生活していることになる。この数字は現実と合致しているのだろうか?

 

 あくまで平均であるという点だ。北朝鮮の経済構造は歪で、貧困層の女性が売春で家族を養うなどの現象は過去より増えていると言われる。

 

 

 

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)

彼女たちの国境 飢餓性奴隷自由 原題 北朝鮮アセンディング (Japan Cyber Library)