ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

平昌オリンピック後 米朝開戦はあるのか?

 北朝鮮短信

9日から韓国で開幕する平昌冬季オリンピックパラリンピック後の米朝開戦の憶測が飛び交っている。

 

北朝鮮は、'17年9月15日に『火星12』を発射した後、3カ月後、さらに性能アップさせた『火星15』を発射した。技術を向上させる時間稼ぎをしていたに過ぎなかったが、アメリカはますます北朝鮮に対して疑心暗鬼になっている。

そして『あと3ヵ月程度で北朝鮮の大量殺戮兵器が完成する』と宣言。これは、そうなった時がレッドラインということになる。

 

2月9日に開幕する平昌冬季オリンピックパラリンピックは、3月18日に閉幕する。

この時期に再び、開戦の雲行きが怪しくなる。そもそも、両国の挑発は、

 米国と韓国が秘密裏に策定していた有事の際に実行する「斬首作戦」が北朝鮮のサイバー部隊にハッキングされ、激怒した金正恩総書記の挑発をいっそうエスカレートさせただけだ。

 

攻撃は最初に電磁パルス攻撃で、これも米朝とも同じ作戦を考えており、実は漏洩した作戦を金正恩総書記が言っているに過ぎない。

すでに逃亡ルートを羅先ーウラジオストクー と読んでいる米国側はそのあとのシナリオを描く前に、破壊された北朝鮮国内の女性と子供たち、帰還した軍人たちへの対応などを考える時期にきている。

時間を稼ぎたい金体制はどこまでマラソンコースを延ばすのか?

わかりやいうと、また、同じことの繰り返しで、その間に北朝鮮核兵器を完成させ、核大国の地位を築きたいというのが狙い。

そのために餓死者がでても開発は続ける。赤十字では20万人の飢餓を抱えながら、核開発を続ける北は、この冬、6万人のこどもたちが飢餓で死ぬかもしれないと警告をだしている。

加えて、世界的に冬は極めて厳しい400年ぶりの氷河期に差し掛かっている。

マウンダー極小期と呼ばれる。

世界の寒冷化はネットで簡単にヒットするので、省きます。