ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

国連でAI殺人ロボット会議に世界の100人集結 スカイリム最終マイナス2

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間1月23日18:31頃、アラスカ湾を震源とするM7.9の地震が発生した。

【発生事象】(USGS)
震源地:アラスカ湾(北緯56.0度 西経149.0度)
近隣都市からの方角・距離:
アラスカ州・チャイニアックの南東 262.1 km
アラスカ州・アンカレッジの南 578.1 km
アラスカ州・イーグルリバーの南 588.3 km
アラスカ州・ニック=フェアビューの南 609.6 km
アラスカ州・ジュノーの西南西 919.1 km

発生日時(日本時間):1月23日18:31頃
震源の深さ:25km
地震の規模:M7.9
津波津波警報センター(PTWC)は津波情報を発表し、警戒を呼び掛け。
 0.3m以下:グアム、ハワイ、日本、ジョンストン島、メキシコ、ミッドウェー諸島北マリアナ諸島、北西ハワイ諸島、ロシア、ウェーク島(23日19:20時点)
※日本への津波の影響はありません。

 

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スカイリム 最終章 

注)学術編の最終章でストーリー編ではありません。

 

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、低価格の宇宙旅行を実現するためブルーオリジン社を立ち上げました。米国の経済人は宇宙の夢を語り、お金もつぎ込む。

 

 

 アシモフのロボット3原則どころではない
AI殺人ロボット開発の脅威
世界の100人が国連を舞台に集結

これですべての産業革命の条件がでそろった。輸送手段はガソリンエンジンからEV電気自動車、トラックへ。エネルギーは石油など化石燃料から、宇宙で直接、太陽電気をエネルギーに変換し、送電ロスをなくしたレーザー送電で地球へ届ける。

最後の要は、通信手段の転換。インターネット、紙、テレビの媒体から人口知能AIが関わり、検索エンジンや情報処理したユーザーのニーズを双方向へ伝え、統合することになりそうだ。

考えれば大変、怖ろしいことが想起される。多くの重要な局面でAIが処理した情報をもとにひとが右往左往する姿が予見される。
犯罪者も犯罪予備軍もうかうかしていられない。電子端末に触れようものなら、そこから脚がついてしまう。政府要人のスケジュールを調べていたイスラム教徒がある朝、FBIに逮捕される。彼が学生時代に書いた論文から過激派とのつながりなどを手がかりに、犯行の可能性をAIが警告をだした。
こういう話ならいいが、もっとも怖ろしいのは、殺人ロボットの開発。
対人地雷や偵察機からのミサイル発射どころではない精度を備えた軍事兵器の開発は各国が凌ぎを削る。

 

 

AI開発企業が国連へ

2017年11月。AIが判断して操作する兵器について初の国連公式専門家会議がスイスで開かれた。
「ほうっておけばAI開発競争はわずか1ドルでひとを殺せる世界をもたらす」と、インターネットを介したサービスを提供する企業の創設者たちが世界会議を呼びかけた。
中心メンバーのひとりは、エストニア出身のジャン・タリン。インターネットを介した無料電話サービスをはじめたスカイプの共同創業者である。タリンは8月に、「AI軍拡競争の禁止」などAIを非人道的な利用を食い止める23原則を国連に提起し、殺人ロボット開発を阻止するよう、その書簡を公開した。
アイザック・アシモフの「ロボット原則」を創ったころより、はるかに危機的な条件がそろってしまったのに気づいたのだ。


これに呼応したのは米グーグル、アクセンチュア、それに日本のソニー。会議を主導するのはIBMで「AIの倫理」を研究していたフランチェスカ・ロッシ。
「われわれはAIの警察になるわけではない。みなで最善の道を探すことだ」という。この会議にはAIの開発関係者だけではなく、人権団体なども加わっている。
それから誕生する、そして、すでに生まれている人口知能に「人格」をどうもとめようというのか、強制力はあるのか? 多くの、実に多くの問題を孕んでいる。
ロシアのプーチン大統領は「AI開発の競争で勝ったものが、世界の支配者になるだろう」と予見する。事実、そうなりそうだ。
中国の習近平氏は2030年までにAI関連産業の市場規模を10兆元(170兆円)に成長させる経済計画を発表した。これほど力を入れるのにはわけがある。中国の2049年、建国(共産党)100周年までに世界の覇権を握るという壮大なプロジェクトは、一帯一路などあらゆる計画とリンクして、文字通り、軍事力でも世界を支配するために、他を圧倒する力を備える考えだ。
AIをプログラムできる人間が、世界を動かす。それに気づいたのは、AI開発に携わる起業家たち。


自動車メーカーからエネルギー・デザイン会社へ変貌するテスラのイーロン・マスクCEO、それにアップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアックら100人が、「AIの殺人ロボット開発」を食い止めるための共同会議の賛同し、数年内に進路を決める予定だ。

 

しかし、開発競争はすでにはじまっている。すでに企業として形になった者だけが集まっても、世界には次々と才能が生まれている。コンピューターや通信システムを破壊するウィルスを創るのと同じように、大学の片隅で始められるのだ。

野放図なAI開発が世界が消えてなくなる-に気づいていた創業者たちの国連を巻き込んでの、ロボット原則づくりは、果たしてどれほどの拘束力をもつのか?

 

前にこれと同じ風景を見たことがある。原子爆弾の開発を「ナチスドイツが開発にめどをつけそうだから、アメリカは急がなければならない」とルーズベルト大統領に書簡を書いたアルバート・アインシュタイン
オッペンハイマーを中心に世界でもっとも有能な科学者が集結したアメリカ、●での原爆実験。大国が自国のためにどのようにでも、向きを変えるのはわかりきっている。

開発しても温存して、そのときまで姿を現さないのが、今度の恐ろしいほどの正に「恐怖の精度をもっと大量殺人兵器AI」の登場になりそうだ。

 

地面にしゃがみこみ、やせ細った身体で手をあげた子ども。わずか6才である。
「ちゃんと食べてる? なにかしてほしいことは?」という問いかけに

 

「生きていたいの」。


ロボット原則の前に、われわれは、子どもすら救えないに、国連はまったく無力だ。そこに集まって、話し合うだけ話し合えばいい。

 

 

編集より

 「ウルトレイア-6万5000年前」映画原作より、学術編を出版しました。このあとストリー編、イラスト集を発行予定です。映画関係者の皆さま、このブログは「映画」のコミュニティーに分類されています。

もし「スカイリム」この映画原作が生かされれば、大勢のアジアの貧しいこどもたち、そしてアジアの未来のおかあさんが教育を受けることができます。ご支援ください。


あとがき
ゾンビ映画は、毎年、世界で50本以上、制作され、もう、これ以上、ゾンビを宣伝する必要はないでしょう?
「ひとは死んで、もっと怖くなるのは、もう、みんな知ってます」。
その50本のうち、たった1本の予算をスカイリムにまわしていただければ、世界が変われるかもしれないのです。
女子教育支援システムは、こどもが1年間、学校に通うのに、制服や本、ノート、ペンなどを含めた学費2万5000円で、ひとりが支援できます。
また、ガール・スキル・ディベロップメント・プログラム(職業訓練)では、実際は1年間で仕事ができるようになり、3年つづければ先生として、先頭に立つようになれます。10万円で1年間、4人のこどもが学校へ通えます。1000万円で400人、1億円で4000人。

こぼれてしまった「いのち」。それをすくえるか?
できると強く信じれば、必ずできます。

世界最強の商人を書いた、オグ・マンディーノ(イタリア系アメリカ人の作家)は、自身の経験を活かしたビジネス啓発書を書いて成功した作家です。
その彼の本の「第1章」。もっとも大切な心構えが書き込まれています。
舞台はアラビアのペルシャ(現在のイラン)。
古い木箱のなかにおさめられた羊皮紙に、
「成功するという決意が充分に固いならば、失敗することはない!」
と記されていました。

そして、マンディーノは実際に保険のトップ・セールスマンになり、マネージャーにかけあがり、やがてはビジネス啓発書の出版社を起こし、成功し、多くのビジネスマンに読みつがれています。

 

アメリカの西海岸のシリコンバレーのビジネスマンは、まだ、若いころ、彼の羊皮紙を見つけたのです。
「コンピューター産業は、これから年率40%以上の成長が見込める」
この黄金律を信じた彼は、文字どうり支配者へと歩んでゆきました。
世界最強の商人とは、戦士、学校の先生、政治家への道にも通じる、成功者の心構えが書いてあったからこそ、世界中のひとに受け入れられたのです。
マンディーノは、最後に書いています。その羊皮紙の最後に。
儲けた利益の半分は貧しいひとに分け与えなさい


この羊皮紙の秘密は、それを受け継いだひとの「遺志により、公開してもいい」と。
わたしは、ドイツのゲッチンゲンで世界の通信社の起こりを書いた「天才数学者ガウスと時間の商人たち」で、時間の秘密を解き明かそうと試みました。
未来を予測できるひと。見通せるひとのソバにいたひと。それぞれのタイプのひとを描きました。それが、ガウスでロイターで、アバスなのです。
その後の産業革命のことは皆さんもよくご存知だと思います。そして、機関車の車輪、自動車の車輪。自動織機の歯車、それぞれの車輪リムの下でもがく庶民の苦しさと生きる葛藤を描いたドイツの作家へルマン・ヘッセの小説「車輪の下」が思いだされます。
ひとびとがドイツから療養にイタリアに行くだけで大変だった時代から、世界中へ移動できるようになった現代では、話の地理的なスケールは大きくなりましたが、庶民の哀しさ、貧しいひとの苦しみは変わっていません。
この本、スカイリムはそんな思いを伝えたかったのです。
そして、その世界を変えたいと強く信じるひとが、カネを儲けたいと思うひとの1万分の一も現れたら、ほんとうに世界が変わることを-。


ありがとうございました。

次回はもっとも重要なメッセージを書きます。

アラスカでの地震は、われわれは起こる前に情報をつかんでいたことをご理解いただけたと思います。被災された方々に心よりのお悔やみと、1日も早い復旧をお祈りします。
evan
 

 

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