reuterjapannews’s diary

宇宙のなかに住む住人は、どうすればその形がわかるのだろう,という世紀の難問ポアンカレ予想から出発した壮大なドキュメンタリー。決して外から形を眺めることができないがそれに挑む天才数学者たちが繰り広げる死闘を執念で追います。また、記者自身にもそれに挑戦させるとんでもない企画。数学や理論物理学がこれほどまでに凄まじいものかと、、。その煌きと感動を身をもってお伝えします(><);ギリシャ問題、中国バブル崩壊、性奴隷マーケット問題などニュースの裏側を伝えます。短期勝負なのでいづれブログではなくなります。Web MO

6万5000年前 第3回 エチオピアは今も干ばつ 1000万人が飢えに苦しむ

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イラストは第2幕ストリー編に予定される3万年前の地中海沿岸です。

 

6万5000年前。
そのころのアフリカは、いわば地球に住む人類のすべてだった。気候変動が激しく、大陸は乾燥し、サハラ砂漠はアフリカ大陸を2分するほど広大な面積を獲得するに至った。当然、カラハリ砂漠も同じだ。これにより、人類は地中海へ進むことができなくなった。だが、現在の地形から考えるとナイル河をたどって北上するのが一番、成功する確率が高い。しかし、そのルートをとれなかった理由はいったい何だったのだろうか。

 

 

 


 
このビン首の正体は、厳しい時代が1度や2度ではなかったことを教えてくれる。激しい気候変動にがっちりつかまれて人類は絶滅の境界線上を彷徨っていた。それもかなり危うい足取りで。
ひとつ間違えれば集団自滅、「種の絶滅」である。

 


地球はそのこと、気候変動が激しく、惑星の自動温度調整機能を完全に失っていた。恐らく樹木は燃え尽き、あったとしても緑や葉のない裸の樹だ。燃え尽きたジャングルは生きものの数を年々、削っていた。もはや熱帯雨林は荒地の砂漠。

それに加え7万5000年前(正確ではない)にスマトラ島のトバ火山が、過去最大の爆発を起こした。その威力はセントへレンズ火山の4000倍といわれる。1000キロ立方メートルの粉塵を大気中に発散し、地球は冬になった。夏の気温を●12度も押し下げるほどの変動だ。

エチオピアケニアがある東アフリカには大地溝帯が走る。大地が引き裂かれた跡。そこは豊かな水源が涌き、動植物が溢れる棲みやすい土地だった。
 その原初の姿は、もっと地溝帯の深くに入り込んだらわかる。硫黄を噴出するマグマが地下を流れる地獄のような土地が広がっている。これを観測できる専門の旅行社があり、それに申し込むと、最深部まで車で連れて行ってくれる。
とてもアフリカとは思えない異様な世界が広がっていた。これで沈静化しているとガイドは言うが、長くとどまることはできない。臭気とガスで眼が痛くなり、頭がクラクラする。
こんな世界がもっと激しい姿をさらして東アフリカを縦走していたのではないだろうか?

実は今でもこれらの影響で水として利用できない。つまり、草木は枯れ、熱帯雨林は縮小し、生き物はわずかな飲める水を求めてこの地溝帯を右往左往していた、というのがわたしの推測だ。

注)エチオピアでは2015年から、30年来の大干ばつにより、飲み水が手に入らなくなっただけではなく、作物の栽培も出来なくなっていた。また家畜も死んでしまい1,000万人が飢えに苦しむ状況が続いる。FHエチオピアの協力のもとオロミヤ州で、3万人余の方々にトラックを使って水を供給する準備を始めていた。

 

 

スマトラのトバ火山の噴火は過去10万年で最大規模といわれ、それ以降、これほどの火山噴火を人類は経験していない。大きな地殻変動を伴ったはずで、それがこの地溝帯でも起こっていたのではないだろうか。

問題はこれにより、熱帯雨林は縮小し、砂漠は大陸を2分するほど拡大した。イリノイ大学のスタンリー・アンブローズ教授は指摘する。

「火山噴火物が地球全体を覆ったとき、人類はわずかに水が涌くところで、絶滅に瀕しながら、永い間うずくまるように生きていた」。

それがホモサピエンスのDNAが描く「ビン首」が教えてくれたシナリオである。

そして、もうひとつ。
これはスマトラ島の火山噴火だけではとうてい説明しきれないほどの地球環境の変動があったことを伝えている。わたしは3年前、スマトラの火山噴火を引き起こしたのは、巨大隕石の海上衝突が原因ではないかと疑っている。それが理由では論文は送り返されたorz...

 


-----------------------contents---------------------------
第1部
1章 海岸の街、ジブチまで650キロ
   今でも人が死んでいる

2章 トバ・カタストロフ理論だけでは説明できない
3章 ビン首の真犯人探し?
4章  スマトラ島大噴火は30年周期だった
   次は2034年から危険水域に

第2部 ナイル河を下ってみないか?
5章 バベルマンデブ海峡「悲しみの門」の深さ

第3部 ダーウィンの仕事を急がせた
        ネアンデルターレンシス 
6章 氷河期を予測した天才数学者ミランコビッチ
7章 数式が導き出した7万4000年前の世界
8章 ウルトレイア 決死の旅立ち


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アフリカ脱出の本当の理由?

 出アフリカはなぜ?
 天変地異説や気候変動説、スマトラ島の火山大爆発説など様々あるが、幾つかの説が連鎖した気候変動が大きな要因ではないだろうか?

 


 事実、近年の研究からは、

 湖のコアと盆地からの地震の記録が示しているのは、13万5000~9万年前のアフリカ熱帯地域は、すさまじい旱魃に襲われていた。
しかも、それは最終氷期極大期(3万5000~1万5000年前)以上の旱魃で自然環境と生態系に重大な影響を及ぼしていた。
 
 たとえば、現在マラウイ湖の水深は706mだが、当時は125mにまで低下し、塩分・アルカリの濃度が上昇した。
 こうした乾燥状態は9万5000年前ごろから緩和し始め、マラウイ湖の水深は、6万年前頃には現在の水準近くにまで回復した。大きな気候変動は、初期現生人類の人口減少とその後の急速な人口回復、さらには出アフリカにも関わりがある。


 出アフリカには気候が大きく関係していた、とする研究が報道されている。

イスラエル南部のネゲヴ砂漠の洞窟の錘乳石・石筍・二次生成物を調べたところ、異常に降水量の多かった時代が14万年前頃に始まることがわかり(11万年前頃まで続き、13万年前頃から12万5千年前頃までがもっとも降水量が多かった)。これは現生人類第一派の中東への最初の進出時期と重なるが、その理由にはなりえない。


多雨期にはサハラ砂漠シナイ半島の砂漠が縮小し、それらの地域を経由して現生人類が出アフリカを果たしたと推測される。

編集注)6万5000年前のアフリカ脱出前に第一派が進出しているが、彼らの血筋はわれわれホモサピエンスには受け継がれなかった。

 

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第1章
海岸の街ジブチまで650キロ
今でも人が死んでいる


 13.5~9万年前のアフリカ熱帯地域に大旱魃が起きていた。旱魃は太陽が強烈になり、気候が高温化したと考えがちだが、実際は別の理由による。先に結論を言うと、大氷河期に加え、10万年に一度の火山爆発が起こり、「核の冬」が重なったことが原因と信じられている。
 
 一方、14万年前頃から中東全体は多雨地域となり、11万年前頃まで続いた。つまり、乾燥→砂漠化によって原生人類にとって住みにくくなったアフリカからの決死行が出アフリカだったと結論付づけているのだ。

 


さて、これには疑問がある。アフリカ東部(エチオピア)とアラビアで、なぜ、これほど気候が違っていたのか?
アフリカに何かが起こっていたと考えるのが自然だ。

先に遺伝子の研究から、多くの学者がその脱出ルートを解明しようとした。有力なのは、人類はアラビア半島を最短距離で結ぶジブチ(紅海・アデン湾に面した海の町)にたどりつき、さらに海峡をわたり、現在のイエメンへと入ったというシナリオ。
この海峡の幅は19キロ。

その名は「バベルマンデブ海峡」。
海面の水位はおそらく海面に浮いた小島を渡れた可能性が指摘されている。この海峡は人類の出発点から650キロも先にあり、その情報は決してわかるはずはない。

ではなぜ、ナイル水系が北のカイロに向かって流れているのに、そのルートを捨てたのか? 
それが謎だ。水の重量は肩に食い込む。砂漠を移動する場合の1日の必要量は最低3リットル。3日分で9キロ。これが背負える限界だ。水なしでは6日が限界。手に入らなければ死。
山羊の首と四肢を切り落とした山羊革の水筒は今も使われている。水でいっぱいに満たした革水筒はまるで羊のような形で肩からぶら下げられ、水が滲み出す。また、少し田舎に行けば瓢箪を使っている部族もいる。

アフリカで実際に行われているサハラ砂漠マラソンというのがある。水10キロを背負って240キロを走る。特にエキスパートだけが走るというのではなく、経験2-3年のハイアマチュア(タイムはそれほど早くないが耐久力があるランナー)が参加する。このレースに参加した日本人小野裕史さんはサハラ砂漠ゴビ砂漠、それに南米チリのアタカマ砂漠、いずれも240キロを走破。彼にとっては際立って厳しいコースではなかったという。
狩猟採集民の脱アフリカグループも一日に42キロは移動するのはそれほど苦しくなかったかも知れない。
だが、問題は650キロ、それに水がない砂漠が最後にずっと続く脱アフリカコースは人を寄せつけない魔物が棲んでいた。
今もこのルートを歩いて脱出する難民は死んでいる。


ナイル河をたどれば背負わなくていいわけだが、ナイルに水がなかったか、流れていても飲めなかったとしか考えられない。

 


ここで考えられるは、人間が全アフリカで2000人しか生きていなかった、ということは動物も壊滅的だった。さらに植物はもっと凄まじい危機的な状況に陥っていたはず。
人間はこのころ根菜類の採取と小型動物を捕食して生きていた。
生態系が崩れるほどの環境激変が伺える。サハラ砂漠がアフリカ大陸を二分して、東と南ルートを諦めさせたという学説が支持されている。地理に明るい現在のひとなら、地中海をめざす北ルートは、決してナイル河をまっすぐ下れないことは知っている。河は蛇行し、地図上の直線距離の3.14倍、つまりπ以上の距離を移動しなければならない。1000キロどころではない。3000キロはあるだろう。

 


実際、アラビア半島へ向かった人類は、喉の渇きとの闘いだったはず。

 

 

 

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