reuterjapannews’s diary

宇宙のなかに住む住人は、どうすればその形がわかるのだろう,という世紀の難問ポアンカレ予想から出発した壮大なドキュメンタリー。決して外から形を眺めることができないがそれに挑む天才数学者たちが繰り広げる死闘を執念で追います。また、記者自身にもそれに挑戦させるとんでもない企画。数学や理論物理学がこれほどまでに凄まじいものかと、、。その煌きと感動を身をもってお伝えします(><);ギリシャ問題、中国バブル崩壊、性奴隷マーケット問題などニュースの裏側を伝えます。短期勝負なのでいづれブログではなくなります。Web MO

人類絶滅境界線上のARIA  ビン首の謎 第2幕

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人類がたった150人しか脱出できなかった謎

われわれホモサピエンスがアフリカを離れたのはおおよそ6500万年前。それまで、脱出に成功したグループはいたが、その子孫たちは現存しない。現在のわれわれ人類の遺伝子を調べたところ、行き着いた回答は、アフリカから脱出に成功したのは、ただひとつのグループに行き着いたのだ。その数150人あまり。

 

誰がどうやって、どのルートをたどったのかは正確にはわからない。しかし、われわれ人類はすべて彼らの子孫なのだ。

当時、アフリカを脱出するルートは2つ存在した。ひとつはナイルに沿って北のエジプトをめざす。もうひとつはアラビア半島へ渡る最短ルート。

 

成功したのは、アラビア半島へ渡った150人のグループ。ただ、1度だけ。それ以外のグループは子孫を残せなかった。つまり、失敗した。

だが、それよりずっと昔に成功したホモサピエンスの仲間がいた。ネアンデルタール人やであるハイデルベルゲンシスらだ。彼らはアラビア半島には渡らず、エジプトから北ヨーロッパをめざした。彼らの人骨の出土地からわかった。

 

ではなぜ、われわれホモサピエンスは、アフリカを脱出しなければならなかったのか?

今となっては推論でしかないが、逃げなければ生き残れない脅威が迫っていた。

 

 

OUT of AFRICA

ルートを探る。

 

この話を進めると、どんなルートをたどったのかがわかる。それは想像を絶する苦難の道だった。

 

エチオピアの湖がある土地からアラビア半島へ行く道はない。砂漠を越えるのだ。砂漠といっても砂ではなく不毛の雨が降らない水のない世界。

距離にして650キロ。いくら水を担いでいっても、足りない。

ラクダのような生き物の力を借りなければ、水と食べ物は運べなかったはず。一日最大で50キロ歩ければ相当早い方だろう。普通なら20日はかかる。

 

人間だけで歩けるだろうか? 

 

 

 

実は今でもこのアフリカ脱出は続いている。その現実を知るとみな驚く。エチオピアソマリアから単独、あるいは家族、グループで内戦や襲撃を逃れ、そして仕事を求めて、今も人々はこのルートを歩いていた。

 

そして、その多くは途中で行き倒れている。水が完全に切れたのか、溶岩流が固まった岩のうえで横たわる死体。男と女の死体。

それも2,3人ではない。10体はある。まだ、男女の区別がつき、20-30才代だろう。手や脚の肉は捥がれているが形をとどめている。

そして、墓のようなものもたくさんある。

 

そこは海まであと少し、紅海が見える6キロ手前で、ゴールを前に死んだ人々が横たわっていた。

 

この横断ルートは、エチオピアからジプチまでの650キロ。貧しいアフリカからの難民は、毎年10万人がこのルートをたどってアラビア半島へ渡ろうとする。

だが、ジブチに無事たどりつけたとしても、そこには仕事はない。さらに彼らは船に乗って紅海を遡り、オマーンをめざすのだ。

6500万年前と現在の難民が見る景色はどれほど変わったのだろうか?

そう考えずにはいられない。

エチオピアでは、農場で働いても年に2000円ほどしか賃金がもらえない。

 

 

 

  ビン首はなぜ

現在、一般的に信じられているのは、アフリカで10万年ー6500万年前の人口は1万人に過ぎなかったという。

この人口衰退の人口抑制の状態を学術用語で「ビン首」と呼ぶ。ある外的圧力で、ホモサピエンスは増えることができなかった。

恐らく10万年前ごろは成人10万人程度(正確ではない)ではなかったかとみられている。

 

何が原因だったのか?

その現場をわたしは見に行ったのでレポートを提出したら、学会から受け取り拒否のハンコを押されて送り返されてきた。

 

そのころのアフリカは、いわば地球に住む人類のすべてだった。気候変動が激しく、大陸は乾燥し、サハラ砂漠はアフリカ大陸を2分するほど広大な面積を獲得するに至った。当然、カラハリ砂漠も同じだ。これにより、人類は地中海へ進むことができなくなった。だが、現在の地形から考えるとナイル砂漠をたどって北上するのが一番、成功する確率が高いと考えがちだが、そのルートをとれなかった理由があるようだ。

 

 

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 このビン首の正体は、厳しい時代が1度や2度ではなかったことを教えてくれる。激しい気候変動にがっちりつかまれて人類は絶滅の境界線上を彷徨っていた。それもかなり危うい足取りで。

ひとつ間違えれば集団自滅である。

 

地球はそのこと、気候変動が激しく、惑星の自動温度調整機能を失っていた。

それに加え7万年前(正確ではない)にスマトラ島のトバ火山が、過去最大の爆発を起こした。その威力はセントへレンズ火山の4000倍といわれる。1000キロ立方メートルの粉塵を大気中に発散し、地球は冬になった。夏の気温を12度も押し下げるほどの変動だ。

 

問題はこれにより、熱帯雨林は縮小し、砂漠は大陸を2分するほど拡大した。イリノイ大学のスタンリー・アンブローズ教授は指摘する。

 

「火山噴火物が地球全体を覆ったとき、人類はわずかに水が涌くところで、絶滅に瀕しながら、永い間うずくまっていた」のだと。

 

それがホモサピエンスのDNAが描く「ビン首」が教えてくれたシナリオである。

 

そして、もうひとつ。

これはスマトラ島の火山噴火だけではとうてい説明しきれないほどの地球環境の変動があったことを伝えている。わたしは巨大隕石の海上衝突が原因だと結論づけたのだ。それが理由では論文は送り返されたのだ。orz...

 

 

 

 

 

 

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