ムンバイの話がなぜカンボジアにまで広がったのか?
リバーサイド近くに置屋BARがずらりと並んだ場所がある。ショートで20ドル、ロングで40ドルぐらい。タイにくらべれば安い。
この置屋BARはフリーの娼婦ではなく、管理されている店なのでペイバー代が発生する。5-10ドル程度。
プノンペンにはソイヤというコンプラレックスのようなプールバーがあり、その向かいにディスコのハート・オブ・ダークネスがある。ソイヤには地元のカンボジアンガールがいるが、彼女たちはフリーランサー。なんとなく美しくない娘が集まっている。プールバーとはビリヤード台が学校のプールのように形にみえるからそう呼ばれるようになったもので、日がな一日、彼女たちはここで客を探しているのだ。いい男が見つかればそれだけで1週間は食べて行ける。決して関係は長続きしない。ほとんどの男がビザランにやってきただけで、2-3日でタイへ帰ってしまう。まるで西部劇のバーのような感じ。荒くれの男がカネを握ってやってきて憂さ晴らしをしたら、いなくなる。
そのせいか、子どもの物乞いも1ドルを渡すと、少ないと怒り、「5ダラー!」と詰め寄るのだ。子どもの心も荒んでいる。
ちなみに黒猫マークのCATBARは最近、評判が堕ちている。
マッサージ置屋は夜のアンタック
プノンペンの中央付近にマッサージ置屋がある。ここはベトナム人、カンボジア人、ロシア人とか結構いろんな人種が揃っていた。総勢30人ぐらい。金魚ばちのなかの彼女たちは胸にバッジを付けており、それが国籍を現している。
『おまえら多国籍軍か!』と思わずつっこみたくなります。
金魚蜂から女性を選ぶ。部屋代は1時間5ドル、セックスは女の子と交渉次第。
つまり、マッサージをしてもらったあと、嬢からセックスをしようと話してくるので、それに応じるというわけ。相場は30ドルが目安。国籍によって異なるらしい。
彼女たちの夜の平和維持活動も大変である。なにしろ金魚ばちに入れられたうえに、選ばれなければいつまでも「崖のうえのポニョ」である。
選ばれたら選ばれたで、マッサージに汗して、さらに値切るおやじたちを説き伏せと本番にもつれ込む。
「早く国に帰りたい!」と思わず本音を漏らす。
国際平和維持活動のもっとも危険で重要な任務のひとつは地雷の撤去作業である。ダイアナ妃やアンジョリーナ・ジョリーも現場を視察し、その仕事の壮絶さに声を失った。
金魚ばちのマッサージ嬢は、やがてどうなるかって?
働きつづけて心がだんだん壊れてゆく。そして、みずから地雷嬢と化すのである。これはほんとうの話。何年もこのマッサージ置屋に働きつづけた結果、立派な地雷に成長した嬢の話しは現地で有名。
最初は愛想よくふるまい、客からカネをぼったくるだけぼったくりと不機嫌に無表情になる。そのあとはあらん限りの手をぬいた業で仕事を強制終了する。
1990年代の末、平和維持活動に送りこまれた他国籍軍のUNTACのために、街は異様に活気付き、最初にできたのはバーと置屋。
薄暗いプノンペンの街はずれ(といっても市街地)にピンクの怪しげ電球がともされたバラックが異様に浮かび上がる。そこに堂々とUNTACの大きなロゴが入った大型ジープがいつも横付けされていた。
『おまえら、早死にしたいのか?』
いつも訝りながらホテルの帰り道に寄ったものだが、いまも街で黒人兵を見ることが多い。ベトナムの参戦、フンセン派のクーデターなどでプノンペンの市街地はタンクのキャタピラでガタガタだった。市内に焼け焦げた死体が転がり、空港までの道や畑には黒こげの死体が何日もそのまま晒されていたのだった。
最初はタイ軍とカンボジア軍のチームが地雷を撤去。そのあとにUNTACが派遣された。仕事はもっぱら地雷撤去作業。当初地雷は100万個と見積もられていたが、実際には1000万個と訂正された。この途方もない数の地雷で農民や難民、少年、少女が脚を吹き飛ばされたのだ。直径15センチほどの円筒形をしており、200個ほど掘り出すと、4×2mの深さ1mの穴に点火してすべてを爆発させる。火柱と噴煙は地上30mに達する。
シェパードの地雷探知犬を使うこともある。火薬の匂いを嗅ぎ分けることができるからだ。しかし、ほとんどはUNTACの撤去斑が素手で掘り起こす。そして、何日もやっていると、必ず腕と眼を失う。
彼らが『今日も生きのびることができた』と実感し、夕方、ビールを煽るとき、どうしようもないほど生にしがみつかれる。それが彼らを連日、置屋へと向かわせていた。
ポル・ポト政権の全盛期、いたるところで殺戮が繰り広げられ、殺人と強制労働、そして、独裁者ポル・ポトへの絶対的忠誠が求められ、あらゆる世間的な価値がひっくり返った。タイ国境には地雷が仕掛けられ、軍人だけでなく、そこを毎日、行き来しなければ生きて行けない農民の家族を不具者にした。
13-15才の志願兵はわずか1カ月の訓練でタイ国境の森に配備され、爆殺されたり、脚を吹き飛ばされたのだ。
世界有数の地雷原。それがカンボジアとタイの国境にある。こうしたひとたちのために、ラオスのビエンチャンで日本のNGOが孤軍奮闘していた。車椅子の生産を行っている。正式名称は「特定非営利活動法人 難民と助ける会」。彼らは生産した車椅子をアジアの障害者のために贈る活動を続けている。
子どもの物乞いのバックにはマフィアがいて、あなたが恵んだおカネはマフィアに渡るというのはインドのムンバイの話。マフィアといっても子どものころから物乞いして大きくなった大人がやっている。それはあくまでも一部の国の一部の都市の話。それがウェッブライターのアクセス欲しさの記事から、ガイドブックへ。日本最大手の出版社の記事にまで信ぴょう性をもって書かれている。
考えてみてほしい。子供が集めれるおカネの1日の総額、月に集めれる総額。そんなはした金でどんな組織も存在できない。
NGO JAPAN CYBER LIBRARY(邦名 日本サイバー図書館)は、これら里親制度にかからない、路上の子どもたちの給食、学習支援を行う活動をはじめます。
彼らは働ける年齢になるまで、生き延びれば、仕事に就けます。しかし、問題はそれまで生き延びることができるかどうかー。多くのガイドブックには、物乞いのこどもたちにお金を与えないようにと説いています。だが、現実にはそれでお金を手にできないと彼らは飢えたまま、街をさ迷うだけ。
それを救うには給食支援、学習支援が必要です。
日本サイバー図書館は募金を募っています。方法は世界のジャーナリストたちが、書いてくれたドキュメンタリー(AMAZONで出版された日本サイバー図書館の本)を 買っていたければそれだけで、助かる命があるのです。
本1冊で1日、彼らは食べて生きて行けます。そして、われわれは現場で活動できます。
募金の対象となる本は20冊です。
NGO JAPAN CYBER LIBRARY についてはこちらを見てください。
http://sky.geocities.jp/japancyberlibrary/
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072HLP2Q4?ie=UTF8&redirect=true
上記記事はこの本の抜粋です。R18作品に分類されています。
その他の作品のホームページはこちら。
http://www.geocities.jp/reuterjapannews_1007/index.html
mystery of 素数 本の基幹ページ
http://reuterjapannews3.wix.com/coldcase
http://reuterjapannewssit.wix.com/gaus
http://snowdenfiles.jimdo.com/
http://japancyberlibrary.jimdo.com/
プラネタリウム アド
http://safarisystem.wix.com/coldcase
http://ebook-1.com/books/E000950218
イーブックのアドレス
http://reuterjapannews.hatenablog.com/
http://sky.geocities.jp/japancyberlibrary/
NGO 日本サイバー図書館
エヴァンのページ
http://editor.wix.com/html/editor/web/renderer/edit/f9980647-22f2-4fcf-8b6e-071073285519?metaSiteId=e2f95295-844d-4445-8d5b-16bdeb925a30&editorSessionId=B16C8C74-63DB-400B-9F26-4137195464B8
http://www.geocities.jp/nagoyawebacademy/
http://www.geocities.jp/nagoyawebacademy/index1
新聞チャンネル
タイに移住しよう
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072HLP2Q4?ie=UTF8&redirect=true