名古屋の栄一丁目地区、通称「伏見」が様変わりしている。早朝の広小路(名古屋の目抜き通り)、堀川の袂に『読売新聞社』の新社屋ビルが竣工間近だ。その隣はユニーのショッピングモール。その隣にあった劇団四季の『新名古屋ミュージカル劇場』は名駅南へ移転し代わって、14階建てのダイワホテルが建設中。
伏見の変りぶりは凄い。それは歴史ある『御園座』が経営不振から劇場建物を再開発し、上に住宅が入る新しい建物を建設中。このため御園通りの路面店が苦戦を強いられている。なかでも団体客が入れる数少ない寿司店『東鮨本店』が伏見店を閉めることになった。
御園通りは、昭和のレトロな感覚が味わえる名古屋では渋くて粋な商店街。あと少し踏ん張ればお客は戻ってくる-。東鮨本店の前は、名古屋では珍しい映画の名作を上映するミリオン座がある。泣ける映画が多く上映され熟年層から若い女性まで人気がある。
伏見は実は名古屋の地図にそんな名称はない。わずかに駅名としてその名残りをとどめるのみ。由来は山城国の商人「伏見」がこの地に移り住み、豪商として栄えたから地名に残った。山城国とは恐らく岐阜のことであろう。名古屋の観光名所『大須商店街』も岐阜から移転したものだ。つまり、岐阜が名古屋の由来である。なぜなら、過去地図をみると、ここは『那古野』という名称で、ほとんどひとが住んでいなかったところだ。
食料は大阪、京都からさら米原を越えて岐阜へ。さらに南へ下り那古野へ。つまり、魚や肉も輸送の日数が延びるため、それだけ塩を多くぶちこまなければならない。
これが名古屋で1600年から400年も受け継がれ、塩辛い名古屋の味覚が伝承された由来だと思うのだ。これはわたしひとりの考えだが、みなさんはどう思われるだろう?
名古屋今昔絵巻を楽しんでください。
写真は読売新社屋の対岸にある風俗雑居ビル。今はイルカになってしまったが、少し前までは『くじら』だったのだ。このころはまだ、名古屋に勢いがあった。がんばれ名古屋。
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