ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

リーマン予想  証明  帰納法による戦術 

この本は素数の謎を解くことを主眼に置いて、取材を進めていますが、リーマン予想の証明法がその過程で浮かび上がってきました。いわば証明戦術です。その突破口を見つけることができました。それは下巻に入れるつもりです。

フェルマーの最終定理をアンドリュー・ワイズが証明できたのは日本人の数学者コンビが考え出した「谷山-志村予想」が突破口でした。しかし、若くして自殺してしまった谷山氏、残された志村氏のことを考えると、なんとか日本人の数学者に栄光をつかんでほしいと思っています。フェルマーのあの数式がモジュール(トポロジーのあの穴のあいたドーナツや8の字)であると見抜いた、卓越したひらめきがありながら、残念です。

リーマン予想の証明法ですが、帰納法です。前に記していますが、関数は簡単につくれ、中空に惑星を浮かべる関数をこのサイトに貼り付けています。どんな関数でも簡単につくれるのがプログラマーです。しかし、それは目的があって作成したもので、リーマンはなぜ、あの関数を作ったのか、どこにも書き残していません。幸いその地図のような図面が遺稿にあったのでヒントにはなりました。つまり、自分で解きたかったので出していないわけです。情報をすべて。

それで、わたしが考えた戦術の根幹になる図とリーマンの数式が、同じものであることを書かなければこの証明は完成しません。ギャップが残っています。リーマンが鏡に映して見た臨界線は、現実の世界ではこうだというのを見つけたようです。

もうひとつ。素数は名称と値の2つの構成要素から成り立っています。また、原子核の間隔の数式とはそもそも関係なく、そこまで広げてしまうのは飛躍しすぎです。

なぜ、アラン・コンヌ博士がガロアを尊敬しているとインタビューで語っているのかと思ったら、ガロアの「群」を証明に使うつもりだということがわかりました。わたしも使います。

ではまた更新します。日本の数学者を心から応援しています。

        evan