ReuterJapanNews’s Dialy

バンコク駐在記者。ヤンゴンからチン州ミンダットに転戦。国際NGOと連携して国軍の攻撃から逃れる難民を救おうと頑張っています。

BAIDUはなぜ道を踏み外したの? 政権ではなく人民を優先すべきでは

中国の検索エンジンサイト、BAIDU が必要以上に、日本のあらゆるシーンでパソコンにとどまり、困っている日本人が大勢いる。友人のビジネスマンの職場で使っているパソコンにある日、時刻の隣に「曇り」のマークが表示されるようになった。
BAIDO  百度である。たとえプログラムから削除しても、このマルウェアと同じのような働きをする。百度は完全に日本の信用を失っている。3月に日本での検索サービスをやめたはずなのにー。

百度は2000年1月、北京大学の李彦宏と徐勇が北京中関村でBaidu, Inc.を創立。その後、順調に伸びて、ナスダックに上場した。
2013年12月、日本語入力システムのBaidu IMEが、入力文字情報を利用者に無断で百度自社のサーバーに送信していることが発覚。百度日本法人はデータを自社サーバーに送信したが入力精度の向上だと説明するにとどまった。 

この「Baidu IME」は 中国百度の制作した日本語入力ソフト。ほかには「hao123」という悪名高いものも、この百度、かなり問題の企業。

文字入力をしたものが流出?
どんなソフトでどんな文字を入力しても、それらが全部流出されている……かもしれない。気持ち悪い。その文字にはもちろんのこと、 IDとかパスワード、クレジットカードのナンバーも含まれる。メールのアカウントを統一しましょう、と表示がでると警戒しなければならない。メールは見られるし、それを転送される。アカウント乗っ取りである。
2015年3月16日 - Baidu.jpが利用者の少なさを理由にサービスを終了。その事実が公表されたのは1ヶ月後の2015年4月18日であるが、その間まったく話題にならず、日本でのシェアの低さを物語った。
ただし、百度自体が日本を撤退する訳ではない。

また、訪日中国人旅行者の誘致に向けた広告の取り扱いや国内で利用できるSIMカードの提供など、インバウンド需要にまつわる各種サービスを展開しており、こちらに関しては継続していくらしい